学部・研究科からのお知らせ
多文化社会学部シンポジウム「アフリカのレジリエンス―現代社会の困難を克服する創造性とフィールドワーク主義」を開催します。
2019/11/05 トピックス
日時:2019年11月16日(土)13:00~18:00
場所:長崎大学 グローバル教育/学生支援棟3階G3-A
参加費:無料
問い合わせ先:波佐間逸博(長崎大学多文化社会学部)
Tel: 080-3376-4780 / Email:lobubuo@gmail.com
*****プログラム*****
趣旨説明:波佐間逸博(長崎大学)
特別講演: ・松田素二(京都大学) 「人類の未来とアフリカの潜在力――集合的創造
性の可能性」
研究発表: ・田原範子(四天王寺大学) ウガンダ・西ナイル地域・アルル人における死
と儀礼―リチュアル・シティズンシップの可能性
・梅屋潔(神戸大学/ケープタウン大学) 【代読発表】アパルトヘイトと
ゼノフォビアのレジリエンス―南アフリカのウーバー・ビジネスに見るエス
ニシティとシティズンシップ
・波佐間逸博(長崎大学) ひとと動物のあいだのシティズンシップ―東アフリ
カ・ナイル系カリモジョンクラスターの共振する他性
・榎本珠良(明治大学) 「レジリエンス」をめぐる批判論の検討 ・森口岳(東京
農業大学) 臣民か、市民か―東アフリカの社会開発をめぐるレジリエンスと
レジスタンス
総合討論
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本シンポジウムは、「アフリカン・シティズンシップの解明:ウガンダ社会の動態とシティズンシップの関連性」2016~2020年度科研基盤(B)、および「自然災害人的災害に対するレジリエンスの研究―日本とアフリカの民族誌から」2019~2020年度南アフリカ(NRF)・日本(JSPS)二国間交流事業との協働によって開催されるものです。
モバイルミュージアム・ギャラリートークの開催について~多文化社会学研究科「総合資料学」発表会~
2019/10/29 トピックス
大学院多文化社会研究科では、国立歴史民俗博物館との包括連携に基づき、「総合資料学」(※)を開講しています。本年9月、多文化社会学研究科の院生および多文化社会学部の学生が、千葉県佐倉市の同博物館で集中講義を受け、そこで、展示方法を学び、プレゼンテーションを行う、モバイルミュージアムの実習を行いました。
本学でも、その成果を発表いたしますので、歴史学・民俗学・博物館学などにご興味のある方は是非ご覧ください。
日時:2019年11月5日(火)18時~11月11日(月)19時まで
場所:長崎大学附属中央図書館1階ギャラリー
(長崎県長崎市文教町1番14号)
ギャラリートーク:11月5日(火)・6日(水)・11日(月)
いずれも18時~18時30分(約30分間予定)
※総合資料学とは
「総合資料学」とは、主に大学や歴史系博物館が持つ資料を多様な形で分析・研究するための学問です。多様な「モノ」史料を時代・地域・分野等によって分類し、分野を超えた視点から統合的に分析することで、高度な共同利用・共同研究へと結びつけます。日本の歴史資料の活用による、人文学・自然科学・情報学の分野を超えた新たな日本史像の構築、学問領域の創成を目指しています。資料の分析からそれらの展示までを総合的に学ぶ学問です。
詳しくは 国立歴史民俗博物館館HPもご覧ください。
(写真:昨年度のギャラリートークの様子)
台湾・中国文化大学との学術交流協定を締結しました。
2019/10/18 トピックス
本研究科では,令和元年10月3日、台北市にある中国文化大学にて同大学東アジア人文社会科学研究院との間に学術交流協定を締結しました。本協定は、両大学院における研究者及び学生の相互交流、学術資料の共有などを目的としたものであり、両大学院における人文社会科学分野における教育・研究活動の更なる活性化が期待されます。
また、調印式に続いて、翌4日から5日にかけて、同大学の大学院発足記念シンポジウムが開催され、多様で複数的な越境的研究が活発化してきている近年の動向を踏まえ、東アジアにおける学術交流の現状について情報を共有し、東アジア多元文化交流を広げ、東アジア学研究の新地平について議論することを目的とした学術会議を本学を含む12校持ち回りで毎年開催することが約束されました。
研究科間覚書調印式の様子 大学院発足記念シンポジウムの様子
『多文化社会研究』Vol.6への寄稿について
2019/10/15 トピックス
多文化社会学部教員 各位 『多文化社会研究』編集委員会 委員長 波佐間 逸博 『多文化社会研究』Vol.6への寄稿について 今年度、『多文化社会研究』Vol.6の発行を予定しています。 掲載希望者は、以下の期限までに『多文化社会研究』編集委員会へ原稿を提出 してください。 ・原著論文および研究ノートなど、査読有の原稿:10月31日(木)まで ・特集論文など、査読無の原稿:12月20日(金)まで 原稿の提出と問い合わせは下記宛にお願いします。 ・『多文化社会研究』編集委員会 email:hss_kiyou@ml.nagasaki-u.ac.jp
令和元年度保護者様向け就職ガイダンスの開催について
2019/09/17 トピックス
保護者の皆様へ
日頃、多文化社会学部にご支援、ご理解賜り厚く御礼申し上げます。
『保護者様向け 就職ガイダンス』を下記の通り実施いたします。
長崎大学多文化社会学部 就職委員会
(記)
1.会場・日時
◆沖縄会場 10/5 (土) 13:00-14:30
ネストホテル那覇 3F会議室 (ジェミニ)
◆大阪会場 10/20 (日) 13:00-14:30
新阪急ホテル 2F菫(すみれ)の間
◆福岡会場 11/16 (土) 13:00-14:30
JRJP博多ビル7F マイナビセミナールーム
◆長崎会場 11/24 (日) 13:00-14:30
長崎大学文教キャンパス
グローバル教育・学生支援棟3F (G-3A講義室)
2.実施内容
プログラム内容 | |
第1部 (13:00-14:30) | ご挨拶と学部紹介 |
4年生による就活体験談の発表 | |
本学及び学部による就職支援 | |
第2部 (14:40-16:00) | 個人面談 |
3.お問い合わせ・連絡先
事務窓口: 学務班 Tel 095-819-2030
令和元年度長崎大学オープンキャンパスを開催しました。
2019/07/31 トピックス
7月20日(土)、令和元年度長崎大学オープンキャンパスが開催され、多文化社会学部のイベントには、長崎県内外から約500名の高校生及びその保護者等が参加しました。
当日は、まず「学部概要説明」が行われ、多文化社会学部の教育理念、カリキュラム、留学等について説明があり、さらに在学生による学生生活の発表が行われました。「学部概要説明」後には、多文化社会学部の教員による「Demo Lesson(模擬講義)」として、「Let’s Learn About Canada!」(カトローニ ピノ 准教授(言語コミュニケーションコース))及び「Let’s Learn About the Netherlands!」(山下 龍 助教(オランダ特別コース))の2つの講義が開催され、参加した高校生は講師の話を熱心に聞き入っていました。
また、「なんでも相談室」では、多文化社会学部の教員や在学生が相談員として対応し、学生生活、入試、カリキュラム、留学、就職などについて多くの質問・相談が寄せられました。
在学生による「学生企画イベント」では、留学や海外インターンシップに関するプレゼンテーション、英語カフェ体験、在学生との懇談会など、多数の高校生が参加し、大いに盛り上がりました。
参加者からは、「在学生が活き活きしていて、学部のアットホームな雰囲気が伝わった」、「カリキュラムについて直接先生や在学生に聞けたので、多文化社会学部で学びたい気持ちがさらに深まった」等の感想を多数いただきました。
8月24日(土)には「移動オープンキャンパス(in福岡)」も開催されます。多数の参加者をお待ちしております。
(学部概要説明の様子)
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(学生生活の紹介の様子)
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(Demo Lesson 1: Let’s Learn About the Netherlands!)
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(Demo Lesson 2: Let’s Learn About Canada!)
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(なんでも相談室の様子)
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(学生企画イベントの様子) |
NHK長崎の番組に本学部の木村直樹教授が出演いたします。
2019/07/09 トピックス
NHK長崎の番組に本学部の木村直樹教授が出演いたします。
NHK総合
「もしも、長崎が日本の中心だったなら…日本人の「英会話」は長崎(ここ)から始まった!」
https://www.nhk.or.jp/nagasaki/program/osusume/
日時:7月12日(金)19:30~19:55(再放送7月13日(土)7:35~8:00)
2019年度版多文化社会学部,大学院多文化社会学研究科(修士課程)のパンフレットを公開しました。
2019/07/05 トピックス
2019年度 多文化社会学部高校生公開講座『多文化を学ぶ、多文化を生きる』
2019/06/04 トピックス
日 程:2019年8月1日(木)~2日(金)
対 象:高校生
受講料:3,000円(公開講座当日に受付にてお支払いをお願いします。)
会 場:長崎大学文教キャンパス(〒852-8521 長崎市文教町1-14)
定 員:長崎県外の高校生…15名
(お申込受付は先着順とし、原則として定員に達した場合、お申込受付終了とさせて
いただきます。申込の際は申込みフォームより送信して下さい。)
長崎県内の高校生…35名
(長崎県内の高校生は,所属する高校にお申込み下さい。)
申込期限:2019年6月26日(水)
高校生公開講座の概要
複数の文化的・言語的背景を持った人びとが、共に働き、生活するという状況は、21世紀になって初めて生じたものではなく、人類の歴史の最初期からありました。しかし、グローバル化が急速に展開することによって、人・カネ・モノ・情報の移動がこれまでにないほど大規模になったことで、複数の文化や言語が同じ社会の中で共生する状況は特に珍しいものではなくなりつつあります。長崎大学多文化社会学部は、このような多文化状況において、言語や文化を異にする他者を理解し、問題解決の道筋を提案・実践できる人材を養成します。
この講座では、3タイプの授業によって、多文化社会学部の学びの基礎を学習します。
講座名『多文化を学ぶ、多文化を生きる』
詳細は、ポスター(PDF版)をご確認ください。
【問い合わせ先】
長崎大学文教地区事務部学務課(多文化社会学部)
電 話:095-819-2030
メール:hss_gakumu●ml.nagasaki-u.ac.jp
※●を@に置き換えて送信してください。
多文化社会学部シンポジウム「平和教育のこれから:ハワイと長崎をつないで」
2019/05/21 トピックス
公開シンポジウム「平和教育のこれから:ハワイと長崎をつないで」
●日時:2019年5月28日(火)18:00~20:30
●会場:長崎大学文教キャンパス グローバル教育・学生支援棟4階 文教スカイホール
●概要
このシンポジウムでは、「ハワイと長崎との協働による平和教育実現の可能性」とそれを担う「若者の取り組みと挑戦」に焦点をあて、ハワイ・長崎それぞれの地域における平和教育の現状を紹介し、今後の展開を模索します。長崎大学多文化社会学部が主催するインターンシッププログラムの受入れ先の1つであるパールハーバーから講師をお招きしています。
前半は、日本における平和教育の中心的存在とも言える原爆資料館の取り組み、パールハーバーにおける新しい平和教育の立ち上げにむけた取り組み、そして開発が進むハワイが抱える課題と向き合った平和教育の取り組みを取り上げます。
後半は、長崎で核兵器廃絶や平和教育に取り組む若者たちの実践、更には平和・平和教育を考えるうえで、未だ戦禍の絶えない中東地区の現状について紹介します。更にパネルディスカッションでは、ハワイと長崎における実践事例をもとに、国境をこえて互いの知見を融合し、新たな平和教育の展望を目指して意見交換を行ないます。
●参加費:無料
●主なプログラム
8:00~18:05
趣旨説明・問題提起
白井章詞(長崎大学多文化社会学部・准教授)
18:05~18:25
講演「平和の表と裏─もしもトランプ大統領が原爆資料館を見学したら─」
青来有一(長崎大学核兵器廃絶センター客員教授・作家・元長崎原爆資料館長)
18:25~19:35
事例報告
〇ハワイの事例1
「パールハーバーにおけるプログレッシブ平和学習プログラム
~若者が平和創造イノベーターになるために~」
Frank Middleton(Education Coordinator at National Park Service)
鶴見剛(Hawaii Innovative Knowledge Institute [HIKI] 代表)
〇ハワイの事例2
「地域社会活性化のための平和構築」
Jose Barzola(ハワイ大学スパーク・マツナガ平和研究所研究員・
NPO法人Ceeds of Peaceディレクター)
〇日本(長崎)の事例1
「純心女子高校生の取り組み」
森ひばり(純心女子高等学校3年・生徒会長)
〇日本(長崎)の事例2
「多文化社会学部・学部生の取り組み」
永江早紀(長崎大学多文化社会学部4年)
19:35~19:55
研究報告「戦争と国家性 ― 中東は一体どうなっているか ―」
ギュルベヤズ・アブドゥルラッハマン(長崎大学多文化社会学部・准教授)
19:55~20:25
ディスカッション
司会:鶴見剛
20:25~20:30
閉会の挨拶
葉柳和則(長崎大学多文化社会学部・学部長)
詳細は、以下のポスター(PDF:1.22 MB)をご覧ください。
※長崎大学ホームページ―イベント情報―
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/event/event1135.html