学部紹介

    教員紹介

    中村 則弘

    渾沌へ、生々流転する世界からの探求

    中村 則弘 (なかむら・のりひろ)
    1957年福井県生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科博士課程修了。社会学博士。愛媛大学法文学部教授を経て、2016年4月より長崎大学多文化社会学部教授。愛媛大学名誉教授、首都経済貿易大学客員教授、香港大学名誉附属研究員。
    著書・編著は『台頭する私営企業主と変動する中国社会』(ミネルヴァ書房)、『脱オリエンタリズムと日本における内発的発展』(東京経済情報出版)、『等身大のグローバリゼーション』(明石書店)、『グローバリゼーションに対抗するローカル』(明石書店)など多数。

    Q.ご自身の研究を紹介してください。
    グローバリズムのもとでの文明の調和と共存
    脱オリエンタリズムと民衆生活の復権ということに、一貫して関心を抱いています。それとの関係上、以前は中国・日本を中心とした東アジアの研究に軸をおいてきました。一定程度の成果を上げたいま、研究の志向はヨーロッパに傾斜しています。西洋文明を、社会科学のあり方を、東アジアの研究で得られた成果をもとに問い直したいという思いからです。あわせて、東南アジアや南アジア、アフリカにも関心が広がっています。
    世界の各地域を研究対象としたことは、アジア、アフリカ、ヨーロッパのつながりを捉え直すとともに、グローバリズムのもとでの「多文化共生」世界の理論化をはかりたいという考えがあってのことです。アジア非一神教世界とのかかわりで、根源的多元性の承認、空と渾沌の意味、偶然性・両義性・流動性について一定の知見を得ており、それを基盤とした研究の展開を構想しています。
    Q.どのような授業になりますか。
    「行動しながら考えること」や、ディスカッションやディベイトではなく「問答すること」の重要性に思い至っています。独特のアクティブラーニングを取り入れた授業にします。
    Q.メッセージをお願いします。
    「面に光りあり、目に火あり」(元朝秘史)というような、顔つきや目つきに光や火の宿る人物になってほしいです。また、いまの時代が蔑ろにしている「大愚」な生き方を貫徹できる人間に育ってほしいです。この両者をつなぐのは、「渾沌」の、「コンヴィヴィアル」の、多文化共生の世界だと考えています。とにかく、のびのびといきましょう。

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