学部紹介

    教員紹介

    滝澤 克彦

    宗教のダイナミズムを通して現代社会を探究する

    滝澤 克彦(たきざわ・かつひこ)
    兵庫県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。
    専門は宗教学、モンゴル研究。主な業績『ノマド化する宗教、浮遊する共同性―現代東北アジアにおける「救い」の位相』(編著、東北大学東北アジア研究センター、2011年)、『東日本大震災に伴う被災した民俗文化財調査』2011年度/2012年度報告集(共編、東北大学東北アジア研究センター、2012/2013年)など。
    2014年4月より長崎大学多文化社会学部。

    Q.ご自身の研究を紹介してください。
    現代モンゴル社会の宗教的ダイナミズム
    私の専門である「宗教学」とは、あまり耳馴染みのない学問かもしれませんが、特定の宗教の教義や歴史を学ぶものから、民間信仰などを対象とした民俗学に近い内容のものまで、実に広がりのある研究分野です。
    私の場合は、宗教を通して現代モンゴル社会の特質を明らかにしようとしてきました。モンゴルは、よく知られるように遊牧という独特の文化的背景をもっています。しかし、一方で、20世紀には社会主義による近代化とその崩壊による急激なグローバル化という激動の歴史を経験してきました。遊牧生活に取り込まれた仏教や近年におけるキリスト教の流行など、モンゴルの宗教的ダイナミズムにはモンゴルの過去と現在が刻み込まれているのです。
    Q.どのような授業になりますか。
    専門科目「宗教文化論」
    現代社会においては、世界全体の流動性が高まり異文化接触の機会が増していますが、「宗教」は、そのような現代世界を理解する上で、非常に重要かつ難しい問題です。「宗教文化論」の授業では、様々な地域や時代における宗教文化に対する見識を高めることによって、現代社会に対する理解を深めます。
    また、それを通して、国際社会で活躍するための基本的な教養を身につけるとともに、多様な価値観への対応力を養いたいと思います。

    【PHOTO】都市化やグローバル化が進んでも、モンゴル社会の背景には遊牧文化がある

    Q.メッセージをお願いします。
    現代世界において「宗教」が極めて重要な問題であることは、ニュースなどを見ていれば容易に理解できますが、日本国内にいる限りそのことを身をもって実感する機会は少ないのではないでしょうか。しかし、それは、裏返せば、国際的舞台で活動するためには、「宗教」の問題は避けては通れないものであることを表しています。
    日本から世界へ飛び出すための備えの一つとして、ぜひ「宗教」についての十分な見識と理解を深めて下さい。

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