留学プログラム

    在学生からのメッセージ(フィールドワーク実習)

    フィールドワークに実習に参加した在学生からのメッセージを紹介します。

    2018年度

    2018年度は台湾の高雄にて、フィールドワークを行いました。
    山下 茉莉花

    社会動態コース 4年
    山下 茉莉花

    愛知県・立昭和高等学校出身

    3年次の海外フィールドワーク実習では、台湾の高雄に約2週間滞在しました。 もともとゼミで民俗学を学んでいたこともあり、台湾における妖怪について、現地で聞き取り調査を行いたいと思ったことが参加した理由です。日本では空想のキャラクターとして扱われることも多い妖怪ですが、台湾の大学生やその家族に聞いてみると、多くの人が身近に存在するものと捉えていました。

    また同じ妖怪でも、人によってイメージする姿が異なったのも印象的な点です。さらに台湾では宗教が生活の一部になっていて、大学生でもお寺の作法を当たり前のように説明してくれました。 そうした宗教的な文化や歴史も、台湾での妖怪の捉え方に影響を与えていると考えられます。見知らぬ海外で自分の五感を駆使するフィールドワークは、とても貴重な経験になりました。

    卒業後は大学院でさらに民俗学の研究を深める予定なので、この経験を活かした、発展的な聞き取り調査を行いたいと思います。

    2017年度

    実施2年目となった2017年度は、タンザニアのザンジバル州立大学の学生と協力してフィールドワークを行いました。
    羽田 真紀代

    共生文化コース 3年
    羽田 真紀代

    長崎県・聖和女子学院高等学校出身

    「アフリカってとんなところだろう?自分も行ってみたい!」という小さなきっかけから、私は海外フィールドワーク実習の履修を決めました。現地では、木工房兼土産物販売店において「一点モノ」の作品を作り出す木工・木彫職人に着目し、調査を行いました。

    実際に仕事の様子を自分の目で見ることで、時には予想もしない発見があり、まさにフィールドワークの醍醐味を味わうことができました。調査以外にも、迷路のような街中を散策したり、現地の食べ物を味わったり、音楽に触れたり、近くの海でシュノーケリングをしたりして過こした毎日は何ものにも代えがたい時間でした。

    そのような生活を通して、私たちが「当たり前」だと思っている生活が、必ずしも「当たり前」ではないことに気付かされました。この経験は、自分にとって大きな財産です。

    梶原 拓樹

    社会動態コース 3年
    梶原 拓樹

    福岡県立北筑高等学校出身

    私は、海外フィールドワーク実習に参加し、タンザニアのザンジバルで土産物絵画として人気のあるマサイペインティングについて調査しました。
    マサイペインティングの画法や歴史について学ぶために、現地の画家と交流しながら、その中の一人のハシム氏に弟子入りしました。
    毎朝10時に作業場へ行き、ハシム氏の指導の下、約二時間かけて一枚の絵を仕上げる、そんな毎日でした。ハシム氏との会話は英語と覚えたばかりのスワヒリ語で行いました。

    現地の人々と密に関わり合い、そこで見聞きしたものから学びの糸口を発見していくフィールドワークは、冒険心をくすぐる最高のものでした。
    使用言語や文化的背景が異なる環境へ飛び込んでいくことに不安もありましたが、今は海外フィールドワーク実習に参加してよかったと心から思います。
    海外フィールドワーク実習、最高!!

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