大学院の紹介

    研究科長メッセージ 多文化社会学研究科長 首藤 明和


    研究科長メッセージ

    研究科長からのご挨拶

    長崎大学大学院多文化社会学研究科(修士課程)が平成30年4月に開学しました。本研究科では、多文化社会学部の課題を発展的に継承し、学内では言語教育研究センターや核兵器廃絶研究センター、学外では国立歴史民俗博物館や公益財団法人東洋文庫などと連携し、人文社会系が本来有する超域的かつ俯瞰的な専門知の徹底的な追求を通じて、新たな学問としての「多文化社会学」を創生します。この「多文化社会学」の修得を通じて、自らの専門性を持つだけでなく、既存の専門領域を大胆に――存在論的、認識論的、方法論的に――越境します。そして、無限の可能性を秘めた地平のなかで、人と知を繋ぎ、社会が抱える問題を発見・説明・予測し、解決の道筋を拓いていきます。

    そもそも21世紀社会では、紛争や対立、抑圧や排除の問題はもちろんのこと、環境や資源、生命倫理や人口知能の問題等々において、文化や社会にかかわることがらが、他のことがら――政治、経済、宗教、科学、技術、心理、身体、自然等々――と、さまざまに錯綜しています。こうした「多文化社会的問題」は、既存の学問領域に止まらないアプローチを必要としています。たとえば福島原発事故をみても、科学や技術からの単独のアプローチでは、十分な解決の道筋を示し得ないのは明らかです。

    「多文化社会的問題」の日常化や遍在化は、これまでの学問的分業による説明や解決を困難にしています。それゆえ「多文化社会学」では、世界の多様性を前提としつつ、比較の視点から、問題と解決策との間の多様な関係を発見、分析し、選択における多様な解を拓くことを目指します。今日の学問が抱える困難に謙虚に向き合いつつも、そうであるからこそ、よりチャレンジングに、「多文化社会学」を通じて世界を展望していく志を、高らかに掲げたいと思います。

    みなさんが意気に感じて「多文化社会学」の扉を叩いてくれることを、教職員一同、楽しみに待っております。


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