学部紹介(平成29年度以前入学の在学生へ)
オランダ特別コース
オランダのことを人文社会学の様々な角度から学ぶ日本に唯一のコースで、1年間オランダに留学します。オランダを出発点にヨーロッパ社会について学ぶことにより、欧州の文化に精通し国際的に活躍できる人材を育成します。
なぜ、今、オランダなのでしょうか? オランダは九州ほどの大きさしかなく、オランダ語は世界で2300万人ほどが使用しているにすぎません。 しかし、EUの中で重要な役割を果たし続けているオランダについて学ぶことは、ヨーロッパ、そして世界を知ることにつながります。 多文化をめぐる実験国家であるオランダの試みは、これから本格的な多文化社会を迎える世界を導く羅針盤となるでしょう。
モジュールの組み合わせ
オランダ特別コースの学生は、2年次の共通基礎モジュールから1つを、専門モジュールから「オランダ」を主モジュールとして選択します。
また、共通基礎、専門いずれにおいても、主モジュール以外から1つを副モジュールとして選択します。
※選択した主モジュール及び副モジュールの中からは、それぞれ定める必要な単位数を修得しなければなりませんが、選択しなかったモジュールを含めて、それ以上の単位を修得した場合は、自由選択科目の単位とすることができます。
コースの特色
専門モジュール「オランダ」には、「オランダ現代社会論」、「オランダ文化論」、「日蘭比較文化」、「日蘭交流史」の4つの科目が配置されています。「オランダ現代社会論」および「オランダ文化論」の講義は、ライデン大学から招聘される教員が担当します。
このコースでは、1年間のライデン大学への留学が必修となっています。ライデン大学では、多文化社会学部の指導教員および留学先の担当教員との協議に基づいて、学生の関心と将来計画に即した講義を受講し、10単位を修得します。
そうすることで語学力やコミュニケーション力のみならず、ヨーロッパ単位互換制度(ECTS)に準拠したグローバルに通用する専門知識と技能を身につけることができます。
講義科目
オランダ現代社会論、オランダ文化論、日蘭比較文化、日蘭交流史、ライデン大学での開講科目
オランダ語モジュール
オランダ語Ⅰ、オランダ語Ⅱ、オランダ語Ⅲ
演習科目
2 年次
基礎演習A、基礎演習B
3 年次・4 年次
特別研究
オランダ特別コースについては、CHOHOのこちらのページ(PDF)もお読みください。
木村直樹先生のメッセージを読むことができます。