受験生の方へ
アドミッション・ポリシー
1.教育理念・目標
多文化社会学部では、大学教育における基本的教養と専門の基盤となる幅広い知識を修得させるとともに、多文化社会において必要とされる人間力と社会力を身につけ、多様な文化的背景を持つ人々と協働し、グローバル化する社会を担い、たくましく生き抜く力を有する人材を育成することを教育理念としています。
具体的には、人文社会系学部の学士課程教育における専門性を担保しつつ、グローバル人材の基盤的資質としての高度な外国語の運用能力・コミュニケーション能力とジェネリックスキルの涵養に重点的に取り組みます。すなわち人文社会系諸分野を「多文化社会」の観点から再編・統合することで、政治・法律・経済等の社会科学系の知識と考え方と、世界の各地域の多様な社会・文化・歴史・宗教を理解できる人文学系の知識と考え方とをあわせ持つ人材を育成し、言語的・文化的背景を異とする人々と協働して、国際社会の様々な課題の解決に向けて行動できる人材を世界に送り出すことを教育目標としています。
2.アドミッション・ポリシー
多文化社会学部の入学試験では、高等学校までの教育課程を尊重し、基礎的・基本的知識と教育課程を通して育成される論理的批判的思考力・判断力・表現力を評価します。 また、入学後のカリキュラムを考慮して、選抜にあたっては英語を主とした外国語の運用能力と、多文化状況や異文化への興味・関心、学ぶことへの意欲も重視します。
多文化社会学部は、入学者に以下の資質・素養を求めます。
・専門科目の学修の基盤となる高等学校卒業程度の基礎的・基本的知識を有している。
・英語を主とする外国語の運用能力の基礎が充実している。
・世界規模の多種多様な考え方や価値観を尊重しつつ、それらについて批判的に思考できる基礎を有する。
・世界の多文化状況を客観的に捉え、見出された課題の解決に向けて論理的に思考できる基礎を有する。
・自らの考えを整理し、表現するライティング能力(文章力)を有する。
・多様な人々と共生的な関係を築き、協働する為に必要なコミュニケーション能力・自己表現力の基礎を有する。
・世界の多文化状況や異文化交流に興味・関心を持ち、グローバルな視点で自ら学ぼうとする意欲がある。
▼選抜方法に関する別表
※求める素質等の評価方法とその比重(特に大きい比重:◎,大きい比重:○)