学部紹介(平成29年度以前入学の在学生へ)
共生文化コース
思想、文化表象、メディア、言語等の面から、多文化共生社会の基礎となる言語や文化の重要性を学びます。中国語のコミュニケーション能力も高め、アジア諸国等との文化交流のシーンにおいて活躍できる人材を育成します。

異なる文化のなかで暮らしてきた人々が、理解し合い、力を合わせて生きていくには、それぞれの言語や文化、宗教などについての深い知識や共感が必要です。 このコースでは、多文化共生社会を生きるための基礎となる知識を、思想、文化、メディア、言語を関連づけながら学んでいきます。 他文化を知り、自文化を外国語で発信することのできる人が、多文化社会で求められている真のグローバル人材です。
モジュールの組み合わせ
共生文化コースの学生は、2年次の共通基礎モジュールから「社会を映し出す文化、文化が作り出す社会」もしくは「多言語を学ぶ、多言語で学ぶ」のいずれかを、3年次以降の専門モジュールから「多文化の共生」を主モジュールとして選択します。
※選択した主モジュール及び副モジュールの中からは、それぞれ定める必要な単位数を修得しなければなりませんが、選択しなかったモジュールを含めて、それ以上の単位を修得した場合は、自由選択科目の単位とすることができます。
コースの特色
主モジュールの「多文化の共生」には、グローバル化時代の文化的多様性という視点から思想、文化、表象、メディア、言語にアプローチする科目が配置されています。
このコースの科目は、英語モジュール科目、中国語モジュール科目、日本語教員資格関連科目との関わりが深く、それらを履修することによって言語や記号を用いたコミュニケーション力を総合的に身につけることができます。一定の基準を満たした学生は、中期・長期留学を行うことができます。留学中に修得した単位はモジュール科目に読み替えることができます。
共生文化コースに進んだ学生は、指定科目から所定の単位数を取得した学生は、英語教員免許「高等学校教諭普通免許状(英語)」を取得することができます。また日本語教員養成プログラムの所定の単位数を取得した学生に対して「日本語教員基礎資格」を認定し、卒業時に日本語教員養成プログラムの修了証を交付します。
講義科目
日本思想史、中国思想史、宗教文化論、文化表象論、記憶文化論、地域文化論、メディア文化論、現代言語理論、異文化間コミュニケーション、対照言語学、日本語学、コーパス言語学
演習科目
2 年次
基礎演習A、基礎演習B
3 年次・4 年次
専門演習Ⅰ-A、専門演習Ⅰ-B
専門演習Ⅱ-A、専門演習Ⅱ-B
卒業研究
文部科学省における審査の結果、共生文化コースでは平成27年度入学者から、高等学校教諭一種免許状(英語)の取得が可能となりました。
共生文化コースについては、CHOHOのこちらのページ(PDF)もお読みください。
葉柳和則先生とグラジディアン・マリア先生のメッセージを読むことができます。