学部紹介(平成29年度以前入学の在学生へ)
社会動態コース
社会学、文化人類学、歴史学を中心に学び、アジアからアフリカ、ヨーロッパにかけての社会の変化を、フィールドワークを通して実践的に理解します。国際的なコミュニケーション力と実践力を身につけた人材を育成します。
世界規模の人の移動と、それに伴う文化や社会の変動は、人類の歴史のなかで常に繰り返されてきました。 このコースでは、人類学、社会学、そして歴史学の分野を中心に学び、アジアからアフリカ、ヨーロッパにまで広がる社会の動態(ダイナミクス)を、フィールドワークを通して実践的に学びます。 人間と社会への深い洞察力と分析力、現場での行動力、これらの力を本コースで身につけてください。
モジュールの組み合わせ
社会動態コースの学生は、2年次の共通基礎モジュールから「社会を映し出す文化、文化が作り出す社会」を、3年次以降の専門モジュールから「変容する社会」を主モジュールとして選択します。
また、共通基礎、専門いずれにおいても、主モジュール以外から1つを副モジュールとして選択します。
※選択した主モジュール及び副モジュールの中からは、それぞれ定める必要な単位数を修得しなければなりませんが、選択しなかったモジュールを含めて、それ以上の単位を修得した場合は、自由選択科目の単位とすることができます。
コースの特色
専門モジュール「変容する社会」には、より専門的に社会と文化の変容について学ぶことを目的として、グローバル化時代の多様性という視点から社会学、文化人類学、歴史学分野にアプローチすることで抽出される以下の科目が配置されています。アジアとアフリカをフィールドとした実証的研究に基づく専門科目が多く配置されている点に特色があります。
必須ではありませんが、一定の基準を満たした学生は、中期・長期留学を行うこともできますし、留学中に修得した単位はモジュール科目に読み替えることができます。
社会動態コースの授業科目を担当する教員には、現場でのフィールドワーク経験者が多くいます。学生は、海外におけるフィールドワークや留学の経験を通して、教室での学びとフィールドでの学びを結びつけながら、語学力や情報収集・発信能力を身につけることができます。
講義科目
異文化理解教育、トランスナショナリティ論、異文化と家族、グローバル社会学、現代アフリカ社会論、現代アジア社会論、アジア海域交流史、グローバル文化交流史、社会史、異文化交流論、文化資源論、地域生態論
演習科目
2 年次
基礎演習A、基礎演習B
3 年次・4 年次
専門演習Ⅰ-A、専門演習Ⅰ-B
専門演習Ⅱ-A、専門演習Ⅱ-B
卒業研究
社会動態コースについては、CHOHOのこちらのページ(PDF)もお読みください。
増田研先生と賽漢卓娜先生のメッセージを読むことができます。