学部紹介
教員紹介
末永 広大

「言語」を生み出す人間の心(脳)を探究する
末永 広大 (すえなが・こうだい)
熊本県出身。博士 (文学)。 専門は、生成文法理論・統語論。中学校・高等学校教員などを経て、2024年より長崎大学多文化社会学部
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Q.ご自身の研究を紹介してください。
「全ての言語に共通する文法“Universal Grammar”の解明」
生成文法と呼ばれる理論に基づいて「ことば」の研究をしています。英語をはじめとする様々な言語における普遍性や差異に着目し、それらに対する原理的な説明を探求しています。特に、近年のラベル理論(Chomsky (2015))に基づいて、主語要素の移動制約やbe動詞の省略現象に関連する研究を行っております。
Q.どのような授業になりますか。
「言語学(統語論)」
授業では、統語論と呼ばれる学問分野を対象に、「ことば」を科学的に分析する方法を学びます。統語論の分析方法は、英語学諸分野(音韻・形態・意味)の研究に、理解が欠かせないものです。実際の授業では、英語や日本語の文章の統語構造を理解し解析できるようになることを目標とし、語がどのように組み合わさることで、文が構成されているのかを学びます。具体的には、「樹形図」と呼ばれる言語の記述式を使って、言語学の分析方法を体験してもらいます。
【PHOTO】樹形図で自己紹介
Q.メッセージをお願いします。
言語や「ことば」のしくみに興味・関心がある高校生の皆さん、多文化社会学部では言語を多角的な視点から学び研究することが出来ます。一緒に「ことばの不思議」を探求しましょう。






















