学部紹介

    教員紹介

    コンペル・ラドミール

    多文化社会のガバナンスについて考える

    コンペル・ラドミール(Compel, Radomir)
    1976年チェコスロヴァキア出身(現・チェコ共和国、スロバキア共和国の双方で生活)。横浜国立大学国際社会科学研究科博士課程修了、博士(国際経済法学)。
    専門は比較政治学。著作に『長い終戦: 戦後初期の沖縄分離をめぐる行政過程』(成文社、2020年), Risks, Identity and Conflict: Theoretical Perspectives and Case Studies (Palgrave, 2021, 共編著), Security and Safety in the Era of Global Risks (Routledge, 2021, 共編著)、The Palgrave Handbook of Ethnicity (全3巻、Palgrave, 2019、共編著)、Guns and Roses (Palgrave, 2019, 共編著) などがある。
    2014年4月より長崎大学多文化社会学部。
    ⇒研究歴等の詳細へ

    Q.ご自身の研究を紹介してください。
    諸国の政治体制を研究
    比較政治学を専門にしています。沖縄を主たるフィールドとして、日本における中央と地方の関係および戦後政治体制の歴史的な起源について研究してきました。また、米国以外に、ヨーロッパではチェコ、スロヴァキアと中欧、中東ではトルコなど、さまざまな地域のガバナンス、政治体制、政治文化に興味を持ってきました。最近では、海洋問題にも関心を持っており、離島の多い長崎ならではの地域に根差した課題についての研究も取り入れています。
    Q.どのような授業になりますか。
    専門科目「比較政治」
    政治は、社会の秩序を維持するための拘束力のあるルールをめぐる営為であると言われます。この営為を追究する学問を政治学であるとすれば、多くの場合一国の政治体制に問題関心が向けられ、議論の枠組みが限られることが多々あります。このような政治学の議論の枠組みを越えた学問分野が比較政治学です。
    民主主義とは何か、連邦制はどのように機能しているのか、大統領制の特徴は何か、立憲主義は何を意味してきたか、経済発展の条件は何か、大多数の幸福はいかに到達されているのか、このような問いに答えようとするのが比較政治です。
    平たく言えば、比較政治はガバナンスの概念を「さまざまな角度から理解」するツールであり、グローバル社会における多様性を政治的な枠組みから捉えようとする試みです。

    【PHOTO】イスタンブールにて、アジアとヨーロッパを結ぶ架け橋の真下。

    Q.メッセージをお願いします。
    グローバル社会コースの教員陣は、政治学や法学、経済学や経営学を専門として、それぞれの分野から多文化社会に関する諸問題を分析しています。グローバルな視点から政治経済システムの特質を考え、国際的な舞台で活躍していくために必要な専門知識とともに、幅広い教養を身につけ、さらに英語で行う授業によりコミュニケーション力を鍛えていきます。

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