キャリア・就職
卒業生のキャリア紹介
秀 総一郎
株式会社フジテレビジョン 報道局
―現在の仕事内容を教えてください。
私は現在、夜の報道番組でPD(プログラムディレクター)として働いています。PDは、その日の番組で扱うニュースや構成などを考え、オンエアの際には進行を指揮する、いわば司令塔のような役割を担っています。
現在担当している報道番組は、経済系のニュースを多く取り扱うため、これまで経済部記者として経済産業省などの省庁や、エネルギー業界、商社業界などの民間企業を取材してきた知見を生かすことができていて、いかに分かりやすく伝えられるかということは、これまで以上に心掛けています。視聴者の「明日へのプラスα」につながる番組を目指し日々修行しています。
―多文化社会学部での学びはどのように生かされていますか?
多文化社会学部では、様々な専門分野を研究されている先生が在籍しており、それだけ幅広い分野の講義を受けることができます。そこで培った「多様性を尊重する力」「多角的な捉え方」は社会で様々な人と関わる中で特に重要な力だと感じていて、日々の生活で大いに生かされています。
―長崎での学生生活は、今の仕事にどのように役立っていますか?
在学中は全学サッカー部に所属していました。試合に勝つ時もあれば、もちろん負ける時もあり、そうした中で自分の役割を全うしながら、チームとしてどうすれば目標を達成できるかを常に考えていました。番組作りも同じように、視聴率がいい時もあれば悪い時もあり、サッカー部でチームとして活動してきた経験が生かされています。
受験生・在学生へのメッセージをお願いします。
「多文化社会学部」=「可能性を広げることができる場所」です。ただ、そこには自分の興味や関心がなくては意味がありません。まずは、その興味、関心の種を見つけることから始めていきましょう!少しでも面白い、楽しそうと思ったものには全力で向き合うことをお勧めします!