留学プログラム

    【フィリピン】フィリピン大学ディリマン校

    update: 2017

     

    履修について

     

    1学期あたりに登録できる単位数に上限があり、学部ごとに異なる(例:経済学部は1学期当たり18単位まで登録可能)。複数の学部にまたがって履修することも可能。

     

    履修登録前に、履修登録システムで、定められている自分の履修最大数を確認する必要があります。同じ教科でもいくつかクラスがあるものは、全てのクラスを登録しておいた方が、授業できる確率が上がる。

     

     

     

    授業について

     

    経済学部の場合、授業への直接的な参加や小テスト・試験が多めだった。その代わり、レポート提出はあまりなかった。

     

    予習は教科書を読み、場合によっては先生の指定する資料や論文を読む。復習は、課題で問題が数問出され、次回の授業で提出となることがあった。

     

    Community Developmentの授業は、留学生は受講できないものあるため、事前に確認が必要だが、内容は非常に実践的で実際にコミュニティを訪問したり、ソーシャルワーカーとして働いている人や、外部の研究者の話を聞けたり等、幅広い視点から学ぶことが出来る。

     

    ● Introduction to Community Development (CD 11)

    ● Gender and Development (CD 112)

    ● Pakikipag-usap sa Filipino:留学生向けのタガログ語の授業

    ● Policies, Programs, and Services for Community Development (CD 111)

     

     

     

    派遣先大学のサポート体制

     

    各学部が試験前などに勉強会を開くことがあった。一部、過去問の入手もできた。

     

    留学担当オフィスが様々なイベントを開催するので、交友関係を広げやすく、国際交流の場が多くあった。

     

    到着時には、ニノイ・アキノ国際空港まで大学が迎えに来てくれた。

     

     

     

    寮について

     

    寮は2つから選ぶ。インターネットは、不安定で遅い。寮では料理が出来ないため、外食が続く。

     

    【寮】Acasia Residence Hall
    【ルームメイト】いた(部屋は相部屋/キッチン等も共有)
    【支払】月払い
    【入寮する際に購入したもの】寝具、扇風機、生活必需品

     

    寮はキャンパス内にあるが、不審者が出たり、犯罪が起きたりするため、夜は一人で歩かない方が良い。

     

    虫が出るので、現地で殺虫剤を購入して部屋に置いておくと便利。

     

    部屋のシャワーは水しか出ない為、冬は冷たく感じたが、暑い時期は気にならなかった。

     

    部屋にエアコンはないが、自分でエアコンを購入し、設置し、毎月エアコン分の電気料金を支払えば使用可能。

     

    寮費に清掃費も含まれているが、何も言わなければ基本的に清掃してもらえないので、清掃して欲しい時は、自分からスタッフにリクエストをすると清掃してもらえる。

     

    寮の外に洗濯屋さん(寮の中に洗濯機等はないので、外で洗濯をすることになる)がある。徒歩7分でセブンイレブン、徒歩5分でArea 2というフードエリアがある(寮内での料理は禁止されている)。また、寮のすぐ外にUniversity Health ServiceやATMなどもある。

     

     

     

    現地での支払い方法

     

    現金、または、現地のキャッシュレス決済のGCash(スマホアプリのダウンロードが必要)がメイン。モールではクレジットカードやデビットカードが使用できた。

     

    大きいお金(1000ペソ札など)で支払おうとすると、おつりがないと言われることがよくあったので、お金は200ペソ札以下に崩しておく方が良い。

     

     

     

    現地での携帯電話通信

     

    Smartという会社で1年間契約でSIMを購入。

     

     

     

    移動手段

     

    キャンパス内をJeepney(乗り合いタクシー)が走っており、学生はキャンパス内であれば10ペソで利用可能。

     

    学外では、バスでもJeepneyでも学生割引がある。GrabやJoyrideなどの配車アプリはスマホで予約できるので便利。

     

    Tricycleは明確な料金設定がなく、その場で料金が決まるのだが、外国人だと値段を吊り上げられることがあるので値段交渉が重要。

     

     

     

     

    現地の治安について

     

    治安は良くない。タバコを勧められて吸ったところ実は大麻だったという話や、キャンパス内でもレイプ未遂事件が起こったり、拳銃を突き付けられてお金を出すように脅されたという事案や、キャンパス内を不審な車がうろつき学生に声をかけて車に乗せようとしたという情報が大学側から提供されて警戒を促されたりなど、危険は常に思っていたよりも近くにある。

     

     

     

    派遣先に対する感想

     

    キャンパスそのものは非常に広大かつ自然豊かだった。寮のすぐ近くに保健室のような施設があり、医師と看護師がいる。留学生も無料で診察してもらえるが、薬や血液検査などは有料。

     

    学内にコミュニティーがあり、ストリートチルドレンやインフォーマルセクターの人々を見る機会が多いため、授業だけでなく普段の生活の中でも気づかされることが多くある。

     

     

     

    この大学への留学を希望している人へのアドバイス

     

    国際開発に関わりたいと考えている人にはお勧めの留学先です。

     

    書類手続き関係に非常に時間がかかり、トラブルも起こりがちであるため、こまめに担当者に連絡した方が良いです。

     

    キャンパス外では治安に気を付けた方がいいです。タクシーはスマホアプリで予約が出来て、値段も安いのでたくさん利用しました。

     

     

     

     

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