履修科目 |
● Academic English
● Anthropological Imagination:人類学、民族や各国の文化、出来事、またメディアなどの様々な視点から人間と社会の影響について学ぶ。
● Audiences: From Moral Panics to Digital Cultures:メディアの授業、SNSや映画、広告などを通して人々がどのように影響を受けているか学ぶ。現代に沿った内容の勉強ができる。
● Britain and Global Economy
● British Cultural Studies:留学生のみの授業。イギリスの歴史や文化について学ぶ。
● British Culture
● British Politics
● Business Strategy
● Consumer Behaviour 1:マーケティング、広告や人間の心理から人々の意思決定によってどのようなマーケティングが求められるのかを学ぶ。
● Digital Video:グループになり、1つのショートフィルムを作成する。
● Documentary
● EAP:学期の始めに受けるテストによってクラス分けされる。少人数で英語レベルの向上を目標にした学習。
● English Academic Purpose
● English for Abroad
● English for Academic Purpose 4:レポートの書き方やプレゼンテーションを学ぶ。
● Film
● Families and Households: Diversity and Change:家族社会学。イギリスや中国の家族の視点から社会を学ぶ。
● Global Governance of Peace and Security
● International Law
● IR of Eurasia
● Literature
● Social Inequality
● Social Inequality in the Contemporary World:主にイギリスの社会における不平等を紐解く。
● Too Poor to Learn: Poverty, Education and Social Policy:レクチャーとセミナーの2部構成で、イギリスの教育と貧困の関係について学ぶ。
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履修について |
履修科目数は4科目が必修。単位数は各15単位。
ビザ要件に必要な履修単位数は、1学期につき60単位。
1科目150時間が一般的。
渡航前に履修希望をオンラインで提出(第6希望程まで選ぶ)し、イギリスに到着してから数日後に担当教員と履修相談会が行われる。全科目の責任者が集う履修相談会が開催されるので、その時点で履修科目の仮登録が完了する。1週間のお試し期間を得た後、再度、担当教員との面談を得て、正式な履修登録が完了する。
科目数が非常に多いため、予め全ての学部が行っている授業を確認して大体いくつかの選択肢を持っておくことが必要。
学期の履修登録期間は、登録が出来た全ての授業に参加することをお勧めする。ディスカッションの時間が未定であったり、授業がかぶっていたりすることが履修後にしか分からないため、詳細をしっかり把握することが大切。
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授業について |
1コマ1時間、基本的にLectureとTutorial/Seminorの2種類の講義から1つのモジュール(科目)が構成されている。チュートリアルはその週に行われたレクチャーと同じ講義テーマが設定されており、レクチャーの復習と発展のようなもの。人数は10~15人の少人数制であることが多い。
全授業、毎回予習リーディングがあり、リーディングが必修の場合もある。各授業の先生は本当に献身的で、質問や自分の意見を言うと、もっと良い改善策を提案してくれたり、技術サポートを行ってくれたり、理論と実践をしっかりとつなげてくれたため、非常に良い有意義な時間を過ごすことができた。
ほとんどの授業が対面で(2021年秋学期現在)、グループワーク(プレゼンや起業ゲーム、ドキュメンタリー制作)ができた。
特別に留学生だからと言って何かあるわけではないため、良くも悪くも平等に成績をつけられる。勉学に困った時に先生に相談をすると、アドバイスを頂ける場合もあるから、相談してみるのもお勧め。
EAPの授業ではエッセイの書き方や語学についてサポートしてくれるサービスもあり、いつでも利用できます。
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派遣先大学のサポート体制 |
留学生にはパーソナルチューターが1人つき、到着後の履修登録や生活面で困った際にサポートをしてくれる(対応は遅いです)。語学面に関しては、留学生向けにエッセイの添削支援のサポートがある。
留学生担当のスタッフは1人であるため、求められているタスクがすぐに解決されない場合も多い。
渡航時には、大学が用意したバスで空港まで迎えに来てくれました。ただし、パスを利用するには事前に予約しておく必要があります。
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寮
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【寮の建物名】Horwood:部屋は1人部屋/キッチン等は共有
【寮費の支払い方法】1学期分を一括払い
【Wifi環境】非常に良い
【寮の建物名】Barns:部屋は1人部屋/キッチン等は共有
【寮費の支払方法】1学期分を一括払い
【Wifi環境】良好
【寮費】1学期分で約53万円
共有部分に団らんできるスペースがある部屋を選んだ方がルームメイトと交流する機会が多いと思う。
大学内は1つのネットで全部通じます。大学内に居れば問題なくWifiにつながることが出来ます。
買い物は全てバスで15分の小さな町に行くしかなかった。その町には2つの大きなスーパーや雑貨屋、セカンドハンド店、薬局、レストランなどが揃っている。しかし、その町はあまり治安が良くないため、必ず2人以上で行くことと、明るいうちに行くとをお勧めします。その町や最寄りの鉄道駅に行くためのバス停はキャンパス内に複数あるため、どの寮からも近くのバス停を利用することが出来ます。
キャンパス内にはカフェテリア、Coop、カフェ(COSTA、小さいスタバ)、パブがあるので、外出しなくても困ることはありません。大学から出て徒歩10分程にあるパブもお勧め。
週に2日、クラブがあるため寮によっては部屋からでもクラブの騒音が気になる場合があります。キャンパス内でも夜は安全ではないので気を付けた方が良いです。もし何かあったら、すぐに学生証の裏に書いてあるemergency callに連絡するべき。
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入寮する際に購入したもの
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寝具、キッチン用品
入寮する前日にロンドンのIKEAで雑貨や寝具を購入。足りなかった小物は大学近くの町にある雑貨屋で購入。Amazon UKのアカウントを作って、そこから購入することもあった。大学の最寄りの町はバスで15分程かかるため、ネット通販を利用した方が楽に買い物ができた。
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日本から持参した方がいいもの
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日本の調味料、洗濯ネット、レンジ用炊飯器、爪切り、菜箸、ラップ
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現地での交通手段
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バス、コーチ(長距離バス)、電車、飛行機をよく利用しました。バスで近隣の街へ出かけられます。
First Bus:学校からのバスのチケットを買う
Train Pal:ロンドンなどの大都市に行く時の電車のチケットが安く買える。
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よく利用したお店
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【スーパー】
● ALDI:安価だが、あまりきれいではない
● Morrisons:ALDIよりは高いが、きれいで品揃えもいい
【カフェ】
● スターバックス
● COSTA
【その他】
● Poundland:£1~10ほどで生活雑貨を買うことが出来る。日本の100均のようなお店だが、日本の方が断然クオリティと品揃えはいい。
チャリティショップ:みんながドネーションした服や小物が売ってあり、売り上げはチャリティとして寄付される。
● 映画館(VUE):最寄りの町に映画館があるが、日本と変わらない値段でリクライニング付き座席+食べ物持込自由で映画を観ることができる。英語の練習にもなり気分転換にもなるのでたくさん利用した。
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留学中に行った旅行
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London:入場無料の美術館がたくさんあり複数回訪れた。カフェやお店も多く、とても賑やかな町で観光客であふれかえってる。
Manchester:最寄りの鉄道駅から1時間ほどで着く。買い物や食事、カフェなど休日に行って困ることはない。フットボールなどでにぎわっている。
Edinburgh:イングランドとはまた別の魅力がある街。古い街と新しい街が共存していて、城を中心とした素敵な雰囲気の中で観光することが出来る。いい天気の日を狙うのは難しい。体験型のウイスキーについて学ぶことができ、テイスティングもできる。イギリスのハチ公にも会える。街中にたくさんの美術館や博物館がある。
Chester:街にはたくさんの城壁が残っており、川やイギリスの街並みを一気に楽しむことが出来る。のんびりした街だが、中心部はお店が立ち並びとても賑やか。大学がある街からは電車で1時間ほどで到着する。
Birmingham:大学から電車で1時間ほど南下したところにある。イングランドの第2の都市。2023年に財政破綻したものの賑わっており、お店もカフェもたくさんある。買い物に関しては、一番近くでなんでも揃っている印象。かなり大きなドイツ式クリスマスマーケットが開催される。
Liverpool:大学から電車で1時間ほどで着く港町。横浜のような雰囲気のゆったりした街。ビートルズ博物館や聖堂、テート美術館などがあり1日ゆっくり楽しめる街。買い物もできる。
★ Stoke on Trentという駅が大学の最寄りの鉄道駅。大学からは25番バスに乗り、30分ほどで到着。この駅は位置的にちょうどよく、上述のような有名な街にはそこまで難しい乗り換えもなく、電車で簡単に行くことが出来る。
★ 電車は遅延とキャンセルの両方があることを加味して旅行プランを立てることが必要。
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携帯電話の通信・使ったアプリ
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ビザセンターでもらったSIMカード(LEBARA)、入寮した時にもらったSIMカード(giffgaff)を使うことも可能。
LEBARAは基本的にヨーロッパ内ならデータ通信でそのまま利用可能。毎月アプリでギガ数を選択してオンライン決済。
【Keele】(アプリ)出席確認や大学の情報は全てこのアプリで確認できる。
【Circuit Laundry plus】(アプリ)寮の洗濯はこのアプリがないとできない。クレジットカードを紐づけて決済。
【First Bus】(アプリ)バスの利用に必要。1 dayチケットを買うのがおすすめ。
【Smartway2】(アプリ)大学図書館のindividual roomやgroup roomを予約することが出来る。
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留学中の就職活動 |
ロンドンのキャリアフォーラムに参加しました。説明会など、朝3時頃に起きてさんかすのもあったので体力が必要。
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派遣先大学に対する感想
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キャンパス内には、大学施設の他に教会、ジム、寮、カフェ、レストラン、スーパー、バーなどがあるため、キャンパスが一つの町のような印象である。大学自体は田舎にあるため、買い物など生活面で不便なことが多少あるが、大学内で必要最低限のものは購入でき、また、バスで近隣の町へ出かけることも可能である。勉強面では、開講されている授業数・種類が豊富であり、留学生でも比較的自由に履修登録が可能なため、満足することができる。
キールには自分の可能性をサポートしてくれる施設が整っていると思います。
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この大学への留学を希望する人へのアドバイス
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自然が多く、マンチェスターやバーミンガムのような都市に気軽に行けて便利だが、ロンドンのような都会をイメージしない方がいいです。
急用でない限り医者にかかることができないため、ある程度自然治癒に関する知識を持っておくといいかも。
キャンパスはかなり大きく、行き詰ったときは散歩をするのもお勧めです。特にキールホールと言う大きな建物は大学の中で一番きれいなスポットで、息抜きに見に行くのも楽しいです。周りの草原には牛がたくさんいて、キャンパス内にはリスもたくさんいるため癒されます。
治安はかなり悪いということはなかったが、キャンパス外は夜に1人で出歩くのはやめた方がいい。お酒やドラッグなどの問題に巻き込まれる可能性が高く、本当に危ない。 |
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