学部紹介

    共生文化コース

    共生文化コース

    思想、文化表象、メディア、言語等の面から、多文化共生社会の基礎となる言語や文化の重要性を学びます。中国語のコミュニケーション能力も高め、アジア諸国等との文化交流のシーンにおいて活躍できる人材を育成します。

    コースの特色

    共生文化コースでは、思想、宗教、表象、メディア、歴史等の面から共生社会の基礎となる文化の重要性を、思想史、宗教学、文化研究、歴史学等を通して学びます。
    世界がグローバル化すると、多様な文化的背景をもつ人々が同じ空間の中で出会い、共生する機会が増えます。そこでは、互いの文化についての深い知識と共感が必要です。このコースでは、思想、宗教、表象、メディア、歴史等を関連づけながら学び、他者との共生をより豊かなものにするための人間観、文化理解を探究します。
    カリキュラムは、アジアや日本の文化についても深く学べるように設計しています。異なる文化だけではなく、自らの文化を相対化して理解することができる、多文化社会で求められる真のグローバル人材を育成します。

    講義科目

    ■思想史
    ■中国思想史
    ■宗教文化論
    ■記憶文化論
    ■文化表象論
    ■映画論
    ■メディア・スタディーズ
    ■地域史料論
    ■陶磁考古学
    ■グローバル文化交流史
    ■社会史
    ■文化資源論
    ■アメリカ文学論
    ■異文化間コミュニケーション
    ■英米文学概論
    ■日本語学

    ※科目名称は変更する場合があります。
    ※青字は複数コースにまたがる専門講義科目

    在学生の声

    古田 聖奈(4年)

    身近なものの見え方が変わる
    視点のずらし方を学ぶ

    古田 聖奈(4年)※2021年度現在

    岐阜県立関高校出身

    宗教学や思想史など、人の内面や価値観に関わる学問に興味があったことから共生文化コースを選択しました。講義の中では、知識を身につけるだけではなく、自分自身の意見を求められることも多く、多角的に物事を考察する力を養うことができます。
    例えば「文化表象論」という講義では、制作者側の視点から映画作品などを見ることで、場面の取捨選択に関わる制作者の意図について分析します。また宗教学の授業では、日本人は無宗教を自認する人が多い一方で、初詣など宗教的な行事に参加する機会がとても多いことなどに興味を持ちました。
    入学前は海外への留学に興味があり、遠い世界への憧れがありました。しかし共生文化コースで学ぶ中で、同じ日本人でも考え方や習慣が大きく異なることを実感し、身近なものも少し視点をずらして見るだけで様々な発見があることに気づきました。

    在学生の声(2020年度)

    澤田 陽依(4年)

    身近な暮らしと繋がった
    宗教への理解を深める

    澤田 陽依(4年)

    北海道札幌国際情報高等学校出身

    思想や歴史、宗教など、文化を構成する様々な分野を横断的に学ぶことができる共生文化コース。私は特に、宗教や地域信仰に関心がありました。高校でも個別の宗教の起源や歴史を一つずつ学ぶ機会はありましたが、大学ではそこから一歩踏み込んで、私たちの身近な日常生活や社会で起きていることと関連付けながら学ぶことができます。今では何気なく流れるニュースを深く捉えながら、それに対する自分の考えを持つ習慣が身に付きました。
    卒業研究では、新型コロナウイルスが広がる中で疫病除けとして注目された妖怪のアマビエをテーマに、日本人の宗教観について研究しています。日本では、宗教に対して過激で恐いイメージや、どこか否定的な感情を持つ人が少なくありません。私は将来、日本で暮らす外国の方をサポートする立場で活躍したいと考えています。グローバルな視点で宗教への偏見をなくすためにも、まずは自分自身が身近な宗教や文化を理解することが大切だと思い学習に励んでいます。

    在学生の声(2019年度)

    大曲 恋(4年)

    文化について幅広く学び、
    異国での経験につなげる

    大曲 恋(4年)

    福岡大学附属大濠高等学校出身
    留学先:アメリカ/カリフォルニア州立大学モントレーベイ校

    共生文化コースの特徴は、思想や宗教、歴史など、多文化社会を理解する上で基礎になる分野を幅広く学べることだと思います。
    3年生の1年間、アメリカに長期留学をしましたが、その際、留学前の学びがとても役に立ちました。というのも、文化や宗教についての基礎的な知識を身につけていたために、異文化の中にあっても「他者」を受け容れる余裕がもてたからです。
    また、留学中には現地の小学生に日本語と日本文化を教える機会があったのですが、その時にも共生文化コースの学習を活かすことができました。この経験は、改めて自国の文化に対する私自身の関心を呼び起こしてくれました。実際、卒業研究では、地元福岡県の沖ノ島など世界遺産と関連した地域おこしの問題などをテーマにしようと考えています。まさに、留学を挟んだ学びと経験のつながりを感じています。
    卒業後も、旅行会社など、大学での経験をさらに未来へとつなげ、活かせる場所で働くことができたらと考えています。

    在学生の声(2018年度)

    青野 舞(4年)

    「当たり前」の見直しから始まる問いに挑む

    青野 舞(3年)

    愛媛県立今治北高等学校出身
    留学先:フランス/アンジェ大学

    「宗教」と聞くとどんなイメージが思い浮かびますか?怖い、テロ…と、マイナスなイメージが強いのではないでしょうか?日本では宗教というとネガティブな印象がある上、どこか自分とは無関係なものと感じている人が多いと思います。
    しかし、本当に私たちとは無縁のものなのでしょうか?私も新渡戸稲造の『武士道』を読むまでは、自分の宗教について考えたこともありませんでした。この本は、日本人に眠る精神を「武士道」という言葉で他の宗教も引用しながら説明しており、日本人の宗教性について考えさせられるきっかけとなりました。
    今は「人が神格化される」現象について理解を深めたいと思い、思想宗教・表象・メディア・歴史から社会を見つめる共生文化コースで学んでいます。ここでは、自分たちの「当たり前」をもう一度問い直し、多方面から社会にアプローチします。
    「当たり前」の見直しから始まる疑問に一緒に挑んでみませんか。

    在学生の声(2017年度)

    岡田 淳希(4年)

    【文化表象論】

    私たちの日常生活は、「表象」されたもので溢れているのです。

    重山 千夏(4年)

    宮崎県立宮崎大宮高等学校出身
    留学先:マレーシア/テイラーズ大学

    この講義では、「文化」のなかにおける「表象」というプロセスに焦点を当てていきます。
    「表象」とは、いま‐ここに存在しないものを描き出すことを指します。一見難しく思えますが、 「表象」は映画や新聞といったメディア、そしてインタビュー調査や口述史などの学問分野だけでなく、自分が体験した出来事を友達に話すといった日常的なことも含むため、とても身近なものでもあるのです。
    講義の中では、実際に、映画や小説などの分析を行っていくため、これまで観ていた作品が全く違った表情で見えてくる楽しさを味わうことができます。こうして、自分の常識を覆すような新たな知見に出会えることが、大学における学びの醍醐味ではないのかと思います。

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