学部紹介

    社会動態コース

    社会動態コース

    社会学、文化人類学、歴史学を中心に学び、アジアからアフリカ、ヨーロッパにかけての社会の変化を、フィールドワークを通して実践的に理解します。国際的なコミュニケーション力と実践力を身につけた人材を育成します。

    賽漢卓娜  准教授

    【異文化と家族】

    先入観から自分自身を引き離す能力と
    文化的な他者と生きる能力を磨きましょう。

    賽漢卓娜 准教授

    グローバルに移動する「家族」について、社会学や移民研究から学びます。家族の多様化や個人化が進む時代に生きる私たちは、これまでにない規模で国境を跨って移動するようになり、それに伴い国際結婚をはじめとする移動する家族が急増する時代も同時に経験しています。講義では、家族を「常識」から問い直し,多様な文化背景を持つ人々のアイデンティティ、また家族と社会、国家との関係を、座学およびグループ・ディスカッション形式を通じ検討していきます。
    多文化社会学部で先入観から自分自身を引き離す能力と、文化的な他者と生きる能力を磨き、高めることを学生に求めています。自らのライフデザインをしっかり考え、真の多文化共生社会を構築していくための人材として力を発揮してほしいと思います。

    コースの特色

    社会動態コースでは、社会学、文化人類学、歴史学を中心として、アジア、アフリカ、ヨーロッパにかけての社会の変化を、フィールドワークを通して実践的に理解します。
    長い歴史において、ヒトやモノや情報は、常に移動を繰り返してきました。世界のどこかで発生した小さな変化が、人々の行動や情報伝達を通じて他の場所で大きな、思いもよらぬ変化をもたらしたりします。こうした全体的な変化のあり方を「社会動態」といいます。
    このコースでは、「社会動態」を学ぶために、フィールドワークによる問題発見、調査、成果公表のスキルを身につけることを重視し、国際的なコミュニケーション力と実践力を備えた人材育成を目指しています。

    講義科目

    ■国際社会学
    ■異文化理解教育
    ■トランスナショナリティ論
    ■異文化と家族
    ■現代アフリカ社会論
    ■現代アジア社会論
    ■陶磁考古学
    ■グローバル文化交流史
    ■社会史
    ■異文化交流論
    ■文化資源論
    ■地域生態論
    ■宗教文化論
    ■地域史料論

    ※科目名称は変更する場合があります。
    ※青字は複数コースにまたがる専門講義科目

    在学生の声

    山根 涼加(4年)

    観光を学問的に研究し、
    地域のまちづくりに活かす

    山根 涼加(4年)※2019年度現在

    姫路市立姫路高等学校出身
    留学先:オーストラリア/ウェスタンシドニー大学

    私は1年次の早い時期から社会動態コースに進みたいと考えていました。
    以前からまちおこしとしての観光に関心があり、文化人類学や社会学、民俗学などを深く学べるコースで観光をアカデミックに研究したいと思っていたからです。また、1年次に受けた社会動態コースの講義の面白さや、自分の関心と類似した先輩の研究テーマに興味をひかれたこともコース選択の後押しとなりました。
    印象に残っている講義は、「文化は社会の鏡なのか」(現在の「文化人類学基礎(民族誌)」)です。伝統的な名産品の成り立ちについての解説があり、古くから親しまれているように思える名産品も歴史が浅かったり、後から構築されたものもあると初めて知り衝撃を受けました。また、高校と違って大学ではアウトプットの機会が多く、レポートやディスカッションを通して成長することもできました。
    卒業後は英語力を活かしながら、地域の魅力を発信する仕事を目指しています。

    在学生の声(2018年度)

    宮城 敬(4年)

    人々の暮らしと環境が密接に結びついている
    アフリカ社会について同時代性を意識しながら考える

    宮城 敬(4年)

    沖縄県・昭和薬科大学附属高等学校出身
    留学先:アメリカ/ベネディクティン大学

    私が社会動態コースを選んだ理由は、文化人類学や社会学など自分の興味に近い学問分野を専門にされている教員が多かったからです。私自身は現在、アフリカの都市における労働移民に関する研究を行っています。とりわけ、ウシやヒツジ、ヤギなどの家畜飼養を基盤にして生計を立てている東アフリカの牧畜民族が、出稼ぎ先においてどのような人間関係を構築するかという点に着目しています。
    本コースの地域生態論という授業では、アフリカの狩猟採集民や牧畜民が変わりゆく環境にいかに柔軟に適応し、生活しているかについて事例を通じて学びます。私たちが普段イメージするアフリカとは違う側面からアフリカについて学ぶことができ、とても魅力的な授業です。
    卒業後は、現在の研究テーマをより発展させるために、大学院に進学したいと考えています。そして、どのような形であれ、今後もアフリカに関わり続けたいと思っています。

    在学生の声(2017年度)

    岡田 淳希(4年)

    【アジア海域交流史】
    ※平成30年度より科目名「陶磁考古学」に変更予定

    考古学的視点から近世海上ネットワークの様相を導き出し、グローバル化について考える。

    岡田 淳希(4年)

    長崎県・青雲高等学校出身
    留学先:タイ/カセサート大学

    今日、インターネットの発達によって急速にグローバル化が進んでいると言われています。そのような中で、皆さんはそもそも“グローバル化とは何か”ということについて考えたことはありますか?
    この講義では中世から近世のアジアにおける海上交流ネットワークの特質を考古学の視点から遺物を元に導き出し、現代のように発達した技術がないのにも関わらず何故、そしてどのように異なる文化同士が交流したのかを考察します。
    必ずしも多くを語らない遺物から歴史的事実を推測するのは面白くもあり、同時に難しくもあります。遺物から見えてくる歴史を通して“グローバル化とは何か”に対する自分なりの考えを養うことができます。

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