学部紹介

    目標・方針

    長崎大学は多文化社会学部を新設し、多文化の共生と協働が求められる現代世界において、政治・経済、文化、社会活動分野等で存在感をもって国際的に活躍できる人文社会系グローバル人材を、従来にない斬新かつ特色ある教育を通して先駆的に育成します。

    多文化社会学部の概要

    多文化社会学部は、人文社会系学部の学士課程教育における専門性を担保しつつ、上記のグローバル人材の基盤的資質としての語学力・コミュニケーション能力とジェネリックスキルの涵養に重点的に取り組みます。
    すなわち、人文社会系諸分野を「多文化社会」の観点から再編・統合した学際性(interdisciplinarity)に富むカリキュラムによって、政治、法律、経済、経営等の社会科学系の知識と考え方と、世界の各地域の多様な社会、文化、歴史、宗教を理解できる人文学系の知識と考え方を併せ持つ人材を育成します。 さらに、フィールド調査や言語的・文化的背景を異にする人々との国際的プロジェクト等への参画を通して、マネジメント能力も涵養します。

    長崎大学ならではの教育

    長崎の街は、オランダや中国との異文化交流の歴史を持っています。長崎大学はまた、熱帯医学研究所を中心に長年にわたって蓄積されてきたアフリカを中心とした途上国フィールドにおける教育研究基盤など、他にはない背景と教育資源を持っており、多文化社会理解のための教育フィールドとして活用することができます。 このことにより特色あるカリキュラムを学生に提供することができるのです。
    とくに、「オランダ特別コース」は、過去から現在に至るまで政治・経済・文化的側面から世界に影響力を発揮し続けてきたオランダの言語、社会制度、文化を学ぶことのできる日本で唯一の教育プログラムを提供することになります。

    地域を掘り下げると世界が見えてくる

    「一元性から多元性へ、集中から分散へ」という世界の潮流の中で、地域がもつ多様性の重要度が増しています。 地域を掘り下げることで逆に世界が見えてきます。多文化社会学部の学生は、長崎に根ざした特色ある教育を通して、地域の観点から世界を俯瞰し、グローバルな視点から地域を考えることのできるグローカリティ(glocality)を体現する人材として育つことになるでしょう。

    多文化社会学部の学問分野

    多文化社会学部は、社会的・文化的・言語的多様性の視点から、既存の人文社会系の学問分野を横断的に再編することによって、新たな学びの領域としての「多文化社会」学を創り出すことを目指しています。研究と教育の柱となるのは以下の学問分野です。

    1)政治学、法学、経済学、経営学を基盤的分野とし、グローバル化時代における政治経済システムの特質を明らかにしていく分野
    2)社会学、人類学、歴史学を基盤的分野とし、グローバル化時代における社会動態・社会変容の実相をフィールド調査に基づき明らかにしていく分野
    3)文化学、思想学、言語学を基盤的分野とし、グローバル化時代における人間と文化の在り方を、自己と他者の相互関係、自己認識と他者理解の相関関係を軸に明らかにしていく分野

    育成する人材

    多文化社会学部は、グローバル化に伴い複数の文化の共生と協働が求められる現代世界において国際的に活躍できる人文社会系グローバル人材を育成することを教育理念としております。 具体的には以下のような人材育成を教育目標として掲げています。

    高度の英語力とコミュニケーション能力を持っている

    高度の英語力とコミュニケーション能力を持っている

    高度の英語力を有し、グローバル化する世界において英語でコミュニケーションやプレゼンテーションができる

    文化的多様性の意義を理解できる

    文化的多様性の意義を理解できる

    グローバル化する世界における多文化状況に関する知識を有し、文化的多様性の意義を理解できる

    共生的な関係を築き問題解決に向けて行動する

    共生的な関係を築き問題解決に向けて行動する

    グローバル化する世界の中で人々と共生的な関係を築き、
    問題解決に向けてパートナーシップやリーダーシップを発揮して行動することができる

    カリキュラム・ポリシー

    多文化社会学部の学士像を実現するためには、英語運用能力強化のための系統立った教育を徹底して行うことが大前提となります。 そして、既存の人文社会系の学問分野をグローバル化時代の多文化社会という視点から俯瞰するとともに、既存の諸分野の境界を越えた知の枠組の再編を具体的な事例に即して経験することも必要です。 教室やキャンパスにとどまらず、国内外の様々な出来事の現場で行動し発信することで、知識をグローバル社会の現実に結び付ける経験も必要となります。 これらの要素が連動することで初めて多文化社会学部が育成しようとする人間力と社会力が修得されるのです。
    学部教育は、全学共通の教養教育と、学部独自の専門教育である3つのステージ、2つのスキル、2つのプラクティスからなるモジュールによって編成され、いずれの授業科目においてもアクティブ・ラーニングを実施します。

    1)3つのステージ
    学生は3つのステージ、すなわち、世界の諸地域に生起する問題を把握するステージ(学部モジュール)から始まり、多文化社会の多様な今日的課題とその背景を理解する切り口を学ぶステージ(共通基礎モジュール)、そしてより深くそれらを学ぶステージ(専門モジュール)へと進み、コースワークを履修する。これらの授業科目の50%以上は、英語により行われる。

    2)2つのスキル
    これらと並行して、学生は2つのスキル、すなわち語学(英語と中国語モジュール)と調査を軸としたジェネリックスキル(フィールドワークモジュール)を習得し、学びのためのツールを手に入れる。

    3)2つのプラクティス
    さらに2つのプラクティス、すなわち海外留学(短期、中期・長期)とフィールドワーク(国内外)を通して、グローバル人材に不可欠の「自ら学び、考え、主張し、行動変革する素養」を身に付ける。

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