大学院の紹介

    教員紹介

    前田 桂子

    前田 桂子(まえだ・けいこ)
    1966年生まれ。島根大学法文学部卒。九州大学人文科学府博士後期課程修了。博士(文学)。専門は日本語学。主な研究テーマは近世の長崎方言、現代長崎方言など。
    2018年4月より長崎大学教育学部国際文化講座教授
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    職位 教授
    学位 博士(文学)
    専攻 日本語学
    研究分野 日本語学
    担当授業科目
    (博士後期課程)
    研究演習Ⅰ、研究演習Ⅱ、研究指導
    e-mail kmaeda●nagasaki-u.ac.jp

    ※●を@に置き換えて送信してください。

    研究テーマ
    近世の長崎方言、現代長崎方言、現代山口方言、近世の江戸語の文法的研究、幼児の言語発達研究
    研究の内容や方法
    近世の長崎方言研究では、近世から現代までの方言資料を分析すると同時に、現代語の方言調査を通じて、方言の変遷過程や現状を明らかにする。また、江戸語の研究は口語を反映した戯作作品を使用し、話者の位相や上接語などに注目して、語形の変遷過程を明らかにする。
    研究成果
    【主たる著書】
    「肥前方言の当為表現ンバ発達史-文芸作品を中心に-」『国語と教育』43号、2018年
    「近世長崎文献より見る接続詞バッテンの成立について」『国語語彙史の研究』36号 和泉書院、2017年
    「噺本における程度強調表現『きつい』の消長」国語と教育39号、2014年
    「『いいかげん』の意味用法の変遷」『筑紫語学論叢』風間書房、2007年
    「噺本における『は』の融合現象」『日本近代語研究』ひつじ書房、2002年
    【主たる論文】
    「肥前方言の当為表現ンバ発達史-文芸作品を中心に-」『国語と教育』43号、2018年
    「近世長崎文献より見る接続詞バッテンの成立について」『国語語彙史の研究』36号 和泉書院、2017年
    「噺本における程度強調表現『きつい』の消長」国語と教育39号、2014年
    「『いいかげん』の意味用法の変遷」『筑紫語学論叢』風間書房、2007年
    「噺本における『は』の融合現象」『日本近代語研究』ひつじ書房、2002年
    【外部資金獲得、受賞等】
    基盤研究(B)「九州方言における推論過程の言語化に関する実証的・理論的研究」:研究期間:2015年4月-2018年3月(研究分担者)
    科学研究費基盤研究(C)「中世室町語を源流とする長崎方言の文法的形式の成立と意味的変遷過程に関する研究」:研究期間: 2017年4月-2022年3月(研究代表者)
    科学研究費基盤研究(B)「推論過程の言語化におけるダイナミクスに関する研究:九州地方を中心に」:研究期間:2019年4月-2024年3月(研究分担者)
    研究指導が可能なテーマや領域
    日本語史
    現代日本語の諸相
    方言

    【研究指導(ゼミ)の使用言語】
    日本語
    過去に指導した修士論文・学部卒業論文等のタイトル
    状態副詞「しっかり」の研究
    長崎丸山遊女の言葉
    宮崎県北部における若者方言について
    カシコシの語義変化
    キリシタン資料における訳語「天狗」に関する一考察
    受験希望者へのメッセージ・リクエスト
    身近なことばの変化に興味を持ち、飽くなき探究心を持ち続けられる学生を待っています。

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