学部紹介

    教員紹介

    原田 走一郎

    「日本語の仲間の多様性を探る」

    原田 走一郎 (はらだ・そういちろう)
    福岡県出身。専門は方言学、言語学。東京外国語大学外国語学部日本課程日本語専攻卒業。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。日本ウミガメ協議会附属黒島研究所特別研究員。2017年10月より長崎大学多文化社会学部。

    Q.ご自身の研究を紹介してください。
    授業時以外はだいたいフィールド
    方言の研究をしています。「日本語」と一口に言っても、中身はいろいろです。しかし現在、日本の方言の多様性は失われつつあります。伝統的な方言の記録作成は、今を生きる私たちの世代にしかできません。ひとつでも多く方言の記録を作るのが私の仕事だと考えています。
    沖縄県八重山郡竹富町黒島という島のことばを学生のころから研究しています。一見理解できないことばを解きほぐしていく作業をチマチマと続けています。このような地道な作業が日本語の仲間の歴史の解明に役立つ日が来たら、望外の喜びです。
    Q.どのような授業になりますか。
    専門科目「日本語学」
    揚げ足をとるようでアレですが、どのような授業に「なる」かではなくて、どのような授業に「する」か、という問いのほうがいいように思います。大学の授業というのは教員が一方的に教えるのではなく、学生と教員が一緒に作り上げるものだからです。
    「日本語学」の授業では主に現代標準日本語の特徴を考えます。しかし、それそのものを見るだけでは、特徴を見出すのは困難です。そこで、この授業ではたいてい方言を切り口にして、現代標準日本語のあり方を考えます。たとえば、(どこかの)方言では「まだ小さいけん25m泳ぎきらん」は言えるけど、「今日はプールがお休みやけん泳ぎきらん」は不自然、でも標準語では「まだ小さいから25m泳げない」も「今日はプールがお休みだから泳げない」も自然、じゃあ、これらはどういう違いなのか、といった考え方をします。
    自分が話すことば、おおげさに言えば自分自身には、実は謎が満ちあふれています。小さな謎を日常的に発見し、楽しめるようになることもこの講義の目標のひとつです。
    Q.メッセージをお願いします。
    情報網が発達した時代だからこそ、「現場」の価値はいっそう高くなっています。どんな場であれ、現場に入っていくのには準備が必要です。長崎大学多文化社会学部はその準備をするのに最適な場と言えるでしょう。

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