学部紹介

    教員紹介

    森川 裕二

    「地域」から世界政治を探究する

    森川 裕二(もりかわ・ゆうじ)
    北海道出身。博士(学術、早稲田大学)。専門は東アジアの国際関係、国際政治学の方法と理論。北海道大学農学部卒業後、新聞記者、米国通信社特派員を経て、2006年早稲田大学21世紀COE「現代アジア学の創生」研究員。
    2010年富山大学特命助教を経て、2014年4月より長崎大学多文化社会学部。

    Q.ご自身の研究を紹介してください。
    東アジアの地域形成と国際秩序
    「地域(リージョン)」は、政治的な意思によって生み出された認識の空間(地域空間)です。人類はこれまで力と利益を追求し、国家主導で地域を形成してきました。冷戦後のグローバル世界では、国際秩序の中での国家の役割も変化し、新しい「地域」が形成され日々、変動しています。かつて世界政治の主役となることのなかったアジアにも「東アジア」という新たな地域形成が進んでいます。国際社会、地域そして国家が複雑に影響しあいながら、作られる「東アジア」について、国際政治学を中心に学際的にアプローチしています。
    Q.どのような授業になりますか。
    専門科目「国際政治学」
    20世紀は「国家の世紀」といわれ、17世紀のヨーロッパに誕生した主権国家が、戦争と平和を繰り返しながら地球規模に拡大しました。そして21世紀の現在、私たちは国際政治の転換期を迎えています。
    第二次世界大戦後につくられた国際秩序が変化の予兆を見せているだけでなく、国家のみが国際秩序の担い手を独占する時代ではなくなりました。世界は一体感を増し、企業、市民、学生が国境を超えて活動する。国際政治学の講義では、こうしたグローバル世界と国際政治の変化の胎動を読みとるための知識と視点について学びます。

    【PHOTO】ラオス国境の町

    Q.メッセージをお願いします。
    中国、インドをはじめとする新興国の躍進と国際秩序の揺らぎ、国境を越えて行き交う人、モノ、情報―。私たちが目にするグローバル世界で求められる能力は、将来を構想する力です。これは、社会の常識と現状を批判する能力と表裏一体のものです。自然科学のように実験という手段を持たない人文社会科学では、歴史に学ぶことと、国籍や文化を越えてさまざま人々との対話こそ、構想する力を養う武器になります。

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