学部紹介

    教員紹介

    細田 尚美

    移民の視点から世界を捉え直す

    細田 尚美(ほそだ・なおみ)
    上智大学比較文化学部卒、カナダ・クィーンズ大学大学院政治学研究科修士課程(M.A. in Political Studies)、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科東南アジア地域研究専攻一貫制博士課程修了、博士号(地域研究)取得。専門は、文化人類学、東南アジア地域研究、移民研究。日刊マニラ新聞(在フィリピン)記者、香川大学インターナショナルオフィス・講師、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・助教などを経て、2019年4月から長崎大学多文化社会学部。

    Q.ご自身の研究を紹介してください。
    グローバル化時代の人の移動とつながりの変容の研究
    急速に進むグローバル化の影響を受けて、世界各地での機会を求めて移住する人たちが求める国家や社会のありかたに関心があります。なかでも海外での就職機会に積極的に応じようとしているフィリピンに注目し、アジアや中東に出稼ぎ中のフィリピン人についての現地調査を通じて、彼らが自分たちの移動、故郷、コミュニティ、アイデンティティについてどう考え、自分自身や世界情勢の変化にいかに対応しているかを研究しています。

    【PHOTO】中東クウェートのフィリピン人学校で学ぶフィリピン人二世の子どもたちと

    Q.どのような授業になりますか。
    専門科目「文化人類学(移民)」
    「移民」とみなされる人は現在、世界の人口の4%とされ、移民現象に対する関心は年々高まっています。この授業では、人類にとって移動することとは何かという問いから始め、移民が特殊な人として語られるようになった経緯を辿ります。続いて、移民現象を理解するための代表的なアプローチ方法を紹介し、文化人類学的なアプローチ方法ではどのような研究ができるかを具体的に考えます。
    Q.メッセージをお願いします。
    日本で「多文化共生」という言葉が広がり始めてからだいぶ経ちましたが、世界を見回すと、それ以前から外国人の方が多かったり、国の成立時から既に多文化だったりする国が少なくありません。これら多文化が当たり前のようになっている国々では、どのように言葉も文化も宗教も違う人たち同士が暮らしているのでしょうか。歴史や地理的条件、国家政策なども絡めて彼らの生活を調べることで、新たな発想で「多文化共生」を捉え直してみましょう。

    【PHOTO】移民の送り出し国として知られるフィリピンの農村部でのフィールドワーク

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