大学院の紹介

    教員紹介

    ギュルベヤズ・アブドゥルラッハマン

    単⼀化へ向かう世界の危険を探る

    アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ(Abdurrahman Gülbeyaz)
    ハンブルグ大学大学院言語学研究科修士課程修了(英語学専攻)。大阪大学大学院人間科学研究科にて博士号取得。大阪大学言語文化研究科准教授、サラハッディン(エルビル)大学言語学部教授を経て2018年2月から長崎大学多文化社会学部。専門は言語学、記号論、社会学、音楽学。
    主な著書に、『Meaning in Language and Music: Sign and Slaughter』(松本工房)、『国際学入門 言語・文化・地域から考える』(共著・法律文化社 )、『しっかり学ぶトルコ語』(ペレ出版)、『社会的葛藤と言語行為』(共著・松本工房)などがある。

    職位 准教授
    学位 博士(人間科学)
    専攻 言語学、社会科学
    研究分野 総合人文社会、記号論、社会言語学、言語獲得・言語教育論、音楽社会学、紛争理論
    担当授業科目
    (博士前期課程)
    カルチュラルスタディーズ特講、カルチュラルスタディーズ特定演習
    担当授業科目
    (博士後期課程)
    研究演習Ⅰ、研究演習Ⅱ、研究指導
    e-mail a.guelbeyaz●nagasaki-u.ac.jp

    ※●を@に置き換えて送信してください。

    研究テーマ
    言語や同種の記号制度と、社会性、すなわち人間性との相互関係の諸相。
    研究の内容や方法
    社会変動過程と、言葉、音楽、宗教、衣類等のような社会的重要性のある記号制度との関係の構造・構成と作動形態をテーマの中心とし、人間固有の存在様式や、人類の排他的な社会性を構成する記号制度と社会的実在性の間の相互依存関係について研究を行っています。
    研究成果
    【主たる著書】
    ・“Multilingual Education in Social-Conflict Resolution(社会紛争解決における多言語教育)” in “Multicultural Experiences in Education(教育における多文化経験)”, Karataş, I. Hakan, Akademik Yayınlar, Istanbul, November 2016, pp. 17–30
    ・『Meaning in Language and Music: Sign and Slaughter』松本工房(2016年1月)全184頁
    ・「スワヒリ語の生成と展開」佐島隆他編著『国際学入門―言語・文化・地方から考える』法律文化社(2015年6月)53–57頁
    ・「Sprache und Sozialkonflikt eine Neukartierung des Sozialen/社会的葛藤と言語行為―人間性の再マッピング」アブドルラッハマン ギュルベヤズ編『Sprachhandlung und Mehrsprachigkeit in Konfliktgesellschaften/言語と人間性―コンフリクト社会に見る言語行為と多言語』松本工房(2015年3月)16–108頁
    ・“Musicalization of Language as a mode of social memory construction and as a strategy of self-preservation of the oppressed: Exemplified by the language and music of the Alevi/言語の、社会記憶建設様式と迫害犠牲者の自己保存戦術としての、音楽化(アレヴィー音楽を例として)”, in “Toward Hetero-Symbiosis and Tolerance(異共生と許容に向かって)”, Takashina Yoshiyuki, Sang-e-Meel Publications. Lahore, January 2012, pp. 102–114
    【主たる論文】
    ・“On Technology-Supported Education — Paradigm Shift in Language Teaching/技術支援の教育について(言語教育におけるパラダイム変化)”, Cybermedia Forum, No. 15. ISSN — 1345-9066, September 2014, pp. 42–45
    ・“Guided Language Learning and the Myth of ‘Native Speaker’(言語教育と「母語話者」という神話)”, Inted2014 Proceedings CD, March 2014, pp. 2886–2894
    ・“A Reconceptualization of Language Acquisition and Learning with Practice-Related Considerations(言語習得と言語教育の再概念化)”, Iceri2013 Proceedings CD, November 2013, pp. 2922–2929
    ・“A New Approach to Language Acquisition and Learning: Beyond Skinner and Chomsky(言語習得と言語教育への新しいアプローチ)”, Libreriauniversitaria.it Edizioni, November 2012, pp. 555–558
    【外部資金獲得、受賞等】
    ・科学研究費補助金(2012年度〜2014年度)
    ・ローザ・ルクセンブルク財団・博士論文研究奨学金(2000年1月〜2003年12月)
    研究指導が可能なテーマや領域
    総合人文社会、記号論、言語学、社会言語学、メディアスタディーズ、言語教育、音楽学社会、文化批判、科学批判、ジェンダー、コンフリクト理論
    【研究指導(ゼミ)の使用言語】
    日本語、英語、ドイツ語
    受験希望者へのメッセージ・リクエスト
    地球上のすべての生命の根源と原動力は、宇宙のあらゆる側面や領域に内在する「多様性」であることを、研究活動の全ての段階において、心に焼きつけておきましょう。

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