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小松 悟
発展途上国の環境と経済発展の調和を目指す
小松 悟（こまつ・さとる）
東京都生まれ。広島大学博士後期課程修了。博士（学術）。専門は開発経済学、環境経済学。アジア途上国を中心にフィールドワークを通じて、経済学的な視点から経済開発と環境改善の両立を目指す研究を実施。主な研究成果は、Ecological Economics, Energy, Energy for Sustainable Development, Energy Policy, Oxford Development Studies, Journal of Environmental Management, Technological Forecasting and Social Changes等の学術誌で発表。
⇒研究歴等の詳細へ
| 職位 | 准教授 |
|---|---|
| 学位 | 博士（学術） |
| 専攻 | 開発経済学、環境経済学 |
| 研究分野 | 開発途上国の持続可能な発展、エネルギー政策、環境政策 |
| 担当授業科目 （博士前期課程） |
経済開発論特講、経済開発論特定演習、多文化社会学セミナー、研究指導 |
| 担当授業科目 （博士後期課程） |
多文化社会学特論Ⅱ、研究演習Ⅰ、研究演習Ⅱ、研究指導 |
|
skomatsu●nagasaki-u.ac.jp ※●を@に置き換えて送信してください。 |
研究テーマ
- バングラデシュにおける太陽光発電を利用した農村電化事業の評価
‐ インドネシアの金鉱山地域における水銀汚染リスクの低減への潜在需要評価
- ネパールでの保健医療管理情報システム改善策の提案
‐ インドネシアの金鉱山地域における水銀汚染リスクの低減への潜在需要評価
- ネパールでの保健医療管理情報システム改善策の提案
研究の内容や方法
アジア途上国を中心に、開発・発展と環境改善の両立を図るための政策提言を目指しています。主に住民に対するフィールド調査を通じてデータを収集し、統計分析を通じて明らかにしています。環境改善事業への意見や要望は、1つの村の中でも人によって大きく異なります。分析を通じて、このような住民の多様性を踏まえた開発政策や環境改善政策を提案します。
研究成果
【主たる著書】
「国際開発学事典」（2018年、分担執筆）
「市民生活行動学」（2015年、分担執筆）
「エネルギー経済学」（2014年、分担執筆）
「Climate Change Mitigation and International Development Cooperation」（2012年、分担執筆）
「アジアの都市と水環境」（2011年、分担執筆）
「国際開発学事典」（2018年、分担執筆）
「市民生活行動学」（2015年、分担執筆）
「エネルギー経済学」（2014年、分担執筆）
「Climate Change Mitigation and International Development Cooperation」（2012年、分担執筆）
「アジアの都市と水環境」（2011年、分担執筆）
【主たる論文】
Dhital, R. P., Ito, T., Kaneko, S., Komatsu, S., Yoshida, Y. (2021) Household access to water and education for girls: The case of villages in hilly and mountainous areas of Nepal, Oxford Development Studies
Komatsu, S., Yamamoto, Y.,Ito, Y. Kaneko, S. Dhital, R. P.(2020) Water for life: ceaseless routine efforts for collecting drinking water in remote mountainous villages of Nepal, Environment, Development and Sustainability, 22(8), 7909-7925.
Dhital, R. P. Ito, Y. Kaneko, S. Komatsu, S. Mihara, R. Yoshida, Y. (2016) Does Institutional Failure Undermine the Physical Design Performance of Solar Water Pumping Systems in Rural Nepal?, Sustainability, 8,770.
Breit, J. Komatsu, S., Kaneko, S., Ghosh, P. P. (2016) Evaluating households’ preferences regarding reducing power outages in rural areas: cases in the Ganges Floodplain in Bangladesh, Environment, Development and Sustainability, 18, 73-94.
Komatsu, S., Ha, H. D., Kaneko, S. (2013) The effects of internal migration on residential energy consumption and CO2 emissions: A case study in Hanoi, Energy for Sustainable Development, 17,572-580.
その他論文は、researchmap (https://researchmap.jp/skomatsu) 参照のこと。
Dhital, R. P., Ito, T., Kaneko, S., Komatsu, S., Yoshida, Y. (2021) Household access to water and education for girls: The case of villages in hilly and mountainous areas of Nepal, Oxford Development Studies
Komatsu, S., Yamamoto, Y.,Ito, Y. Kaneko, S. Dhital, R. P.(2020) Water for life: ceaseless routine efforts for collecting drinking water in remote mountainous villages of Nepal, Environment, Development and Sustainability, 22(8), 7909-7925.
Dhital, R. P. Ito, Y. Kaneko, S. Komatsu, S. Mihara, R. Yoshida, Y. (2016) Does Institutional Failure Undermine the Physical Design Performance of Solar Water Pumping Systems in Rural Nepal?, Sustainability, 8,770.
Breit, J. Komatsu, S., Kaneko, S., Ghosh, P. P. (2016) Evaluating households’ preferences regarding reducing power outages in rural areas: cases in the Ganges Floodplain in Bangladesh, Environment, Development and Sustainability, 18, 73-94.
Komatsu, S., Ha, H. D., Kaneko, S. (2013) The effects of internal migration on residential energy consumption and CO2 emissions: A case study in Hanoi, Energy for Sustainable Development, 17,572-580.
その他論文は、researchmap (https://researchmap.jp/skomatsu) 参照のこと。
【外部資金獲得、受賞等】
・文部科学省 科学研究費補助金 国際共同研究強化(B)「費用対効果の高い保健医療管理情報システム改善策：ネパールにおける超学際研究の試み」（2019年－2025年、分担）
・総合地球環境学研究所 実践プロジェクト フルリサーチ(FR) 「高負荷環境汚染問題に対処する持続可能な地域イノベーションの共創」（2019年－2024年、分担）
・文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(C)「太陽光発電を利用した分散型農村電化事業の将来： バングラデシュ農村部を事例として」（2019年- 2024年、代表）
・文部科学省 科学研究費補助金 若手研究(B)「長期観察データの整備を通じた太陽光発電を利用した農村電化事業の評価」2014年-2019年、代表）
その他のものは、researchmap (https://researchmap.jp/skomatsu) 参照のこと。
・文部科学省 科学研究費補助金 国際共同研究強化(B)「費用対効果の高い保健医療管理情報システム改善策：ネパールにおける超学際研究の試み」（2019年－2025年、分担）
・総合地球環境学研究所 実践プロジェクト フルリサーチ(FR) 「高負荷環境汚染問題に対処する持続可能な地域イノベーションの共創」（2019年－2024年、分担）
・文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(C)「太陽光発電を利用した分散型農村電化事業の将来： バングラデシュ農村部を事例として」（2019年- 2024年、代表）
・文部科学省 科学研究費補助金 若手研究(B)「長期観察データの整備を通じた太陽光発電を利用した農村電化事業の評価」2014年-2019年、代表）
その他のものは、researchmap (https://researchmap.jp/skomatsu) 参照のこと。
研究指導が可能なテーマや領域
開発経済学、環境経済学、アジア途上国のエネルギー課題
【研究指導（ゼミ）の使用言語】
英語、日本語
英語、日本語
受験希望者へのメッセージ・リクエスト
学部レベルのミクロ経済学及び計量経済学の知識を前提としています。受験希望者は先ずメールで連絡してください。
