学部・研究科からのお知らせ

    留学体験報告会を実施しました

    2023/05/18 KEY Program

    2023年4月21日(金)17:30~18:30に、多文化社会学部の学生を対象に留学体験報告会を実施しました。
    前半に日本英語検定協会の職員をお招きして、IELTSの受験についてご説明を頂いた後、留学先から戻って来られた畠山陽菜子さんと鳥羽乃愛さんに留学の体験談をお話していただきました。

    IELTS学内実施説明会
    多文化社会学部では、長期・短期派遣留学を促進するため、学内でIELTSを2回実施しています。新入生を対象に公益財団法人・日本英語検定協会の職員を招き、IELTS学内実施説明会を実施し、テストに際する注意事項やテスト準備についてレクチャーを受けました。
    留学体験談】多文化社会学部4年 畠山陽菜子さん
    韓国留学中たくさんの困難がありましたが、私が10ヶ月間を全力で過ごすことができたのは、周りの友達の存在です。留学中に作った韓国人の友達はいつも親身になって相談を聞いてくれました。帰国日ギリギリまで遊んだり、サプライズでケーキを持ってきてくれたり、幸せな思い出でいっぱいです。留学は学ぶことが第1ですが、より留学生活を充実させるには友人や先生など周りの支えてくれる人々の存在も不可欠です。皆さんも留学した際、1つ1つの出会いに感謝してかけがえのない思い出を作ってください。
    留学体験談】多文化社会学部4年 鳥羽乃愛さん
    「アメリカでビジネスの勉強がしたい!」という思いがあり、早くから留学の準備を始めました。留学を振り返ると、まさに自分のコンフォートゾーンを抜け出した1年だったと思います。留学先の大学は、留学生が非常に少なく(全体学生数の3%未満)アジア人も数えるほどしかいませんでした。そのような環境だったからこそ、大学内での限定された活動に留まらず、ボランティアなどを通じてさまざまなコミュニティに足を運びました。学習面でも、積極的に教授のオフィスアワーを活用し、好きなだけ勉強に没頭することができました。

    多文化社会学部の1年生に新英語カリキュラム『KEY Program』について感想を聞きました!

    2023/02/25 KEY Program

     多文化社会学部には、「グローバル社会で役立つ自分になりたい」と考え、英語を学ぶのではなく、英語を言語ツールとして捉えて進学した学生が多いです。彼らは英語が得意ですが、学部生活はどのようなものなのでしょうか。令和4年度から、多文化社会学部は他の学部に先駆けて新しい英語カリキュラム『KEY Program』が導入されました。今回、前期と後期の授業が終わった1年生3名に対談インタビューを行いましたので、一部内容を紹介します。協力してくれたのは、国際公共政策コース1年の藤田佑さん、大西健太郎さん、言語コミュニケーションコース1年の山田陽菜乃さんです。

     

    ※左から藤田佑さん、大西健太郎さん、山田陽菜乃さん

     

    多文化社会学部に入学したキッカケは?

    藤田:中学校の頃にオーストラリアにいましたが、体育会系でサッカーに夢中でした。海外経験や親の影響もあり、英語で法学系を学びたかったので、国際公共政策に進学しました。

     

    大西:私もスポーツ系で野球に夢中でした。推薦校に進学する人が多かった高校でしたが、浪人をして国公立大学を目指しました。高校生の頃から英検など積極的に英語学習をしていました。浪人中は受験勉強だけでは物足りないと思い、オンライン英会話で英語漬けの生活を送りました。興味のあった国際政治・経済について学ぶため、多文化社会学部の国際公共政策コースに進学しました。

     

    山田:私も高校生の頃からオンライン英会話を続けています。幼少期に家族でオーストラリアに行った時に空港で英語が通じなかった苦い経験や、親戚の子がオーストラリア在住で英語が上手になったのを目の当たりにした事がきっかけで、英語学習に力を入れるようになりました。英語力を活かした職業に就きたいと思っているので、言語コミュニケーションコースに進学しました。できれば交換留学で英語圏に留学したいです。

     

    西川:ちなみに皆さん、長崎県外から来られたのでしょうか?

     

    全員:はい。『広島・千葉・熊本』です。

     

     

    KEYプログラムの授業の感想(授業内容、学習の進め方、課題内容について)

    西川:皆さんは、受験用の英語だけでなく、英会話も真剣に勉強してきたようですね。KEYプログラムは海外の大学のファウンデーションコース(大学準備コース)に似たもので、大学の勉強に必要なスタディスキルを磨くために、集中的に英語力を学ぶものです。早速ですが、KEYプログラムに対する各クラスの感想などを真剣に聞かせてください。

     

    Listening & Speakingについて

    藤田:私はケリー先生の授業で、インフォーマルな形式で楽しい授業で多くの英語を使って話すことができました。ペアアクティビティがたくさんあり、とにかく話すことが多かったです。(藤田)

     

    大西:私はデービッド先生の授業でした。毎回アジェンダが明確に伝えられるので、何を学ぶのかがわかりやすい授業になっていました。色々な表現の方法なども学ぶことができました。

     

    Reading & Writing について

    大西:私はMay先生でした。非ネイティブスピーカーだからこそ、第二言語を話す人たちに寄り添って、わかりやすい授業を行いました。これまで英文エッセイを書くことを、長い文章を書けば良いと思っていましたが、伝えるためには型があることや書き言葉を正しく学ぶことの重要性を教わりました。

     

    山田:私はBrien先生でした。ライティングの授業では、トピックによって日本語でも何を書けば良いか分からないこともありますが、Brien先生はBrainstormingの機会を多く作ってくれたので、友達と話題に関して理解を深めることができました。そのために、必然的に難しいトピックのエッセイも英語で書くこともできるようになりました。

     

    Reading & Discussionsについて

    藤田: 私たちはビル先生とデービッド先生でした。クラスの前にグラフの情報を元に数回発表する機会がありました。

     

    大西:私はピノ先生の授業を受けました。先生がグループ間でのディスカッションをファシリテーションしてくれました。日本語からの直訳では伝わりにくい表現も先生が教えてくれることで理解できました。

     

    山田:最初は英語を間違えるのが嫌で、カンペを元に完璧なスピーチをする学生もいましたが、先生がペアにすることで徐々にカンペ無しで話すことができる学生が増えました。

     

    IELTSについて

    藤田:私はIELTSのテストを学内で受けました。今までマークシートの試験ばかりだったので、記述式のテストは新鮮でした。対策をしたいと思いました。

     

    大西:IELTSやTOEFL iBTは留学する人が受験すると思っていましたが、学生のモチベーションには差があります。しかし、コーチング・フェローが添削やアドバイスもしてくれるので、とてもいいと思います。

     

    多文化社会学部への進学を考えている皆さんに向けたメッセージ

    藤田:多文化社会学部は、レポートの課題が多いことから「レポート学部」と呼ばれるほど忙しいところですが、私たちは大学生活を充実させるために、自分のやりたいことに挑戦することが大切だと考えています。私の場合は、フットサルや部活、ボランティアなどもこなしています。自分のやりたいことを見つけ、全力で取り組める学部だと思います。

     

    山田:私は、失敗を恐れないことが大切だと思っています。高校時代から自分にこう言い聞かせて、失敗をポジティブに捉えて学ぶことができましたので、皆さんにも失敗を恐れずにチャレンジして欲しいと思います。

     

    大西:多文化社会学部で充実した生活を送るためには、『多文化社会学部の経験を絶対に活かす』という意気込みが必要だと思います。学生の中には教養授業など多くの課題に翻弄されている学生もいますが、大切なのは目標意識を保つことだと思います。

     

    西川:皆さんは、本当に多文化社会学部に進学して良かったと思っていますか?

     

    全員:はい!!!

     

     

     今回のインタビューを通じ、アンケート分析など定量的なデータでは測り知れない学生の生の声を聞くことができました。これらの情報はKEY Programの総点検に役立つ多角的な視点を得ることができました。私は生徒たちと対話する機会を設け、本当に良かったと思います。これらの対話(インタビュー)が一人でも多くの現役の高校生、保護者、高校教員に伝わることを願っています。

     

                                                                                        文責:西川 美香子 (准教授)

                                                                                        長崎大学・多文化社会学部

                                                                                        言語コミュニケーションコース

                                                                                       

                                撮影:徳重 秋利

                                  留学生支援課

    TOEFL ITP オンライン学習9月集中講座を実施しました

    2022/09/27 KEY Program

    多文化社会学部のKEY Programでは、高度な英語力、学術的な英語力を養成するために、定期的にTOEFL ITPサポートを行います。2022年9月6日(火)から9月8日(木)までの3日間、「オンラインTOEFL ITP集中講座」を実施しました。コーチングフェローは多様なツールを利用して、リスニング、文法・構文、リーディングの各セクションに関する概要や受験対策を説明して、指導を提供しました。

     

    参加学生からは以下のようなコメントが寄せられました:

    「どの先生も丁寧で優しく、良い意味で気を張り過ぎずに授業に参加できるのが嬉しいです。」

    「解答解説が、生徒の正答率からしっかり説明すべきところはCFの先生たち自身も納得できるまで丁寧に説明してくださった点。」

    「During the three sessions, I enjoyed some games. I want to study English harder.」

     

    9月末から、隔週オンラインTOEFL ITP対策セッションを開催します。より特定的な練習をするので、TOEFL ITP試験の点数を向上したい皆様ぜひ参加してください。

     

    今後のコミュニケーション・コーナーのイベントについて(ポスター)

    海外留学・体験談の説明会を実施しました

    2022/04/22 KEY Program

    2022年4月22日(金)17:30~18:30に、多文化社会学部の学生を対象に留学説明・体験談の説明会を実施しました。

    前半に日本英語検定協会の平様よりIELTSの受験についてご説明を頂いた後、留学先から戻って来られた中村楓さんと本多奈和さんに留学の体験談を話して貰いました。

     

     

    留学体験談】多文化社会学部4年 本多 奈和さん

    「ドキュメンタリーを制作したい!!」その思いで映像ジャーナリズムを学ぶことができるイギリスに、留学をしました。すべての授業がグループワークだったため、現地の学生とのチームワーク力、問題解決方法などを学ぶ機会となりました、友達にも恵まれ、授業、サークル、寮、パーティー、教会とさまざまな環境で繋がりました、
    クリスチャンファミリー宅にホームステイさせていただき、本場のクリスマスを味わう体験もできました。
    キール大学の教授と学生の距離が近いのも、多文化社会学部と似ていてすごくよかったです。

     

    留学体験談】多文化社会学部4年 中村 楓さん

    海外留学中は、普段の授業や生活の中で、様々な国の人と接することができました。話題によっては相互理解の難しさを感じることもありましたが、どうすれば人間関係をうまく構築すべきかについて考える良い機会となりました。
    現地の授業では、教授や友人に助けてもらいながら、毎日精力的に勉強していたことはもちろんですが、友人と様々な場所に出かける時間も大切にしました。
    今まで触れたことのない歴史や文化を学べたことやかけがえのない友人ができたことが、私の一番の財産です。

     

     

     

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