学部からのお知らせ
◆短期留学◆2024年夏季短期留学(フィリピン)から帰国しました。
2024/10/11 トピックス
フィリピンのデラサールアラネタ大学で2024年8月18日~9月21日の5週間の語学プログラムが実施されました。マンツーマンレッスンとグループレッスンでしっかりと英語の基礎を培い、他の国からの参加者との交流やボランティア活動を通じて実践的な英語力を伸ばしました。
ボランティア活動では、日本とは違う現地の日常を目の当たりにして、様々な学びや感情の体験もしたようです。
以下、参加した学生の感想です。
- 日本で習う機会が少ない発音やスピーキングをマンツーマンで習えるので、語学学習に適したプログラムだと思います。
- どの授業も自分のレベルに合わせて組まれており、先生たちもとてもフレンドリーなので、本当に楽しかった。
- ボランティア活動で訪れたスラム街では、信じられないくらい汚く、貧しい環境にもかかわらず、人々はみなフレンドリーでエネルギッシュなことに驚いた。
- 行く前は本当に不安でしたが、最後には日本に帰りたくないくらいフィリピンが大好きになりました。
- 絶対に参加して後悔することはないと思う!
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「多文化コミュニケーション・コーナー」2023年の活動報告
2024/05/17 学生の活動
前期活動イベント | 後期活動イベント |
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1. Meet’n Greet | 5. Trick or Treat |
2. What Would You Do? | 6. Game Night |
3. Whodunnit | 7. Jingle’n Mingle |
4. Winter in July | 8. Music of the Night |
留学体験報告会を実施しました
2024/05/13 トピックス
2024年4月11日(木)17:30~18:30に、多文化社会学部の学生を対象に留学体験報告会を実施しました。
前半に日本英語検定協会の職員をZoomを通じてお招きして、オンラインでIELTSの受験についてご説明を頂いた後、留学先から戻って来られた浦田愛梨さんと中村佳音さんに留学の体験談をお話していただきました。
フィリピンという多様性に富む社会の中で、様々な背景を持った人々と出会い、共に生活した日々は、刺激的で楽しく、心身ともに逞しくなれたように思います。ルームメイトやクラスメイト、世界各国から集まった留学生、ボランティアで訪ねた学校の生徒たち、フィリピンで働く日本人の方々など、素敵な出会いに恵まれた留学生活でした。自分自身の関心に対して、半歩でいいので踏み出してみること、そして、そこでの出会いと環境を大切にすることが、私の世界を広げてくれたと感じています。是非チャンスを掴んで、勉強も生活も、精一杯楽しんでください!
カナダの多様性に触れて
“Canada doesn’t have foreigners.” これは、サークル活動で現地学生と交流した際に、聞いてびっくりした言葉です。カナダでは、国民と外国人の境は日常的に接する上では非常に曖昧になっており、外国人がいかに当たり前の存在であるか感じさせる言葉でした。大学のカナダの先住民、ジェンダーの授業を通じて、国の成り立ちから学ぶことで、現在のカナダ社会は、他に対する寛容さだけでなく、差別や排他的な歴史の上にあることを学びました。今後留学に行かれる皆様も、授業だけでなく、様々なコミュニティに踏み込んで、その社会を体感することをおすすめします。
長崎県中国語コンクールにおいて多文化社会学部の柘植咲良さんが最優秀賞を受賞
2024/02/01 トピックス
1月28日(日)長崎県庁で行われた長崎県中国語コンクールにおいて、多文化社会学部1年の柘植咲良さんが初級・学生の部で最優秀賞を受賞しました。
本コンクールは中国語や中国文化への関心と理解を深めることを目的として開催され、今回で44回目を迎えました。柘植さんは出場した初級の部において3分以内で課題文の朗読を披露し、このたびの受賞となりました。
長崎・起業家育成サミット~多文化社会学研究科2年の栁原沙紀さんがグランプリを受賞~
2024/02/01 トピックス
1月21日(日)に長崎で企業を目指す人が事業プランを発表する「ナガサキ スタートアップ コンパス サミット2024」が長崎市の出島メッセ長崎において開催され、当該事業において、多文化社会学研究科2年生の栁原沙紀さんがグランプリを受賞しました
この事業はふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と十八親和銀行、長崎市が主催するもので、2021年から起業家育成のプログラムが実施されました。
今回栁原さんが受賞したのは、東アフリカの小規模農家が直面している貧困から救うために収益増加につながるビジネスを提案するというもの。
栁原さんは「NPOで活動したことはあるが、ビジネスの経験はなかったので受賞は自信につながった。」と喜びを語りました。
ホルテンシア寮の学生によるハロウィンパーティーを開催しました!
2023/10/31 トピックス
10月31日に長崎大学多文化社会学部学生・留学生宿舎「国際学寮ホルテンシア」の寮生1年生を中心に、ハロウィンパーティーを行いました。
「国際学寮ホルテンシア」通称ホルテンシア寮とは、多文化社会学部に入学する学生のうち、入寮を希望する学生を対象に入学時から1年間、外国人留学生との共同生活により、大学キャンパス外でも多文化状況を生み出すことを目的とする学生のための寮です。
ハロウィンパーティーはこれまでコロナ禍で実施できていませんでしたが、今年から正式に再開しました。
また、今回のイベントはすべてホルテンシア寮の1年生が企画しました。イベントには約40人の参加者が集い、それぞれ思い思いの個性豊かな仮装やゲームを楽しみました。
この日に向けて教員も一緒になって企画に携わるなど学部を挙げて一日限りの特別なイベントを楽しみました。
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河村有教ゼミが『法学セミナー』826号(2023年11月号)に掲載されました
2023/10/13 トピックス
留学体験報告会を実施しました
2023/05/18 トピックス
2023年4月21日(金)17:30~18:30に、多文化社会学部の学生を対象に留学体験報告会を実施しました。
前半に日本英語検定協会の職員をお招きして、IELTSの受験についてご説明を頂いた後、留学先から戻って来られた畠山陽菜子さんと鳥羽乃愛さんに留学の体験談をお話していただきました。
多文化社会学部の1年生に新英語カリキュラム『KEY Program』について感想を聞きました!
2023/02/25 学生の活動
多文化社会学部には、「グローバル社会で役立つ自分になりたい」と考え、英語を学ぶのではなく、英語を言語ツールとして捉えて進学した学生が多いです。彼らは英語が得意ですが、学部生活はどのようなものなのでしょうか。令和4年度から、多文化社会学部は他の学部に先駆けて新しい英語カリキュラム『KEY Program』が導入されました。今回、前期と後期の授業が終わった1年生3名に対談インタビューを行いましたので、一部内容を紹介します。協力してくれたのは、国際公共政策コース1年の藤田佑さん、大西健太郎さん、言語コミュニケーションコース1年の山田陽菜乃さんです。
※左から藤田佑さん、大西健太郎さん、山田陽菜乃さん
多文化社会学部に入学したキッカケは?
藤田:中学校の頃にオーストラリアにいましたが、体育会系でサッカーに夢中でした。海外経験や親の影響もあり、英語で法学系を学びたかったので、国際公共政策に進学しました。
大西:私もスポーツ系で野球に夢中でした。推薦校に進学する人が多かった高校でしたが、浪人をして国公立大学を目指しました。高校生の頃から英検など積極的に英語学習をしていました。浪人中は受験勉強だけでは物足りないと思い、オンライン英会話で英語漬けの生活を送りました。興味のあった国際政治・経済について学ぶため、多文化社会学部の国際公共政策コースに進学しました。
山田:私も高校生の頃からオンライン英会話を続けています。幼少期に家族でオーストラリアに行った時に空港で英語が通じなかった苦い経験や、親戚の子がオーストラリア在住で英語が上手になったのを目の当たりにした事がきっかけで、英語学習に力を入れるようになりました。英語力を活かした職業に就きたいと思っているので、言語コミュニケーションコースに進学しました。できれば交換留学で英語圏に留学したいです。
西川:ちなみに皆さん、長崎県外から来られたのでしょうか?
全員:はい。『広島・千葉・熊本』です。
KEYプログラムの授業の感想(授業内容、学習の進め方、課題内容について)
西川:皆さんは、受験用の英語だけでなく、英会話も真剣に勉強してきたようですね。KEYプログラムは海外の大学のファウンデーションコース(大学準備コース)に似たもので、大学の勉強に必要なスタディスキルを磨くために、集中的に英語力を学ぶものです。早速ですが、KEYプログラムに対する各クラスの感想などを真剣に聞かせてください。
Listening & Speakingについて
藤田:私はケリー先生の授業で、インフォーマルな形式で楽しい授業で多くの英語を使って話すことができました。ペアアクティビティがたくさんあり、とにかく話すことが多かったです。(藤田)
大西:私はデービッド先生の授業でした。毎回アジェンダが明確に伝えられるので、何を学ぶのかがわかりやすい授業になっていました。色々な表現の方法なども学ぶことができました。
Reading & Writing について
大西:私はMay先生でした。非ネイティブスピーカーだからこそ、第二言語を話す人たちに寄り添って、わかりやすい授業を行いました。これまで英文エッセイを書くことを、長い文章を書けば良いと思っていましたが、伝えるためには型があることや書き言葉を正しく学ぶことの重要性を教わりました。
山田:私はBrien先生でした。ライティングの授業では、トピックによって日本語でも何を書けば良いか分からないこともありますが、Brien先生はBrainstormingの機会を多く作ってくれたので、友達と話題に関して理解を深めることができました。そのために、必然的に難しいトピックのエッセイも英語で書くこともできるようになりました。
Reading & Discussionsについて
藤田: 私たちはビル先生とデービッド先生でした。クラスの前にグラフの情報を元に数回発表する機会がありました。
大西:私はピノ先生の授業を受けました。先生がグループ間でのディスカッションをファシリテーションしてくれました。日本語からの直訳では伝わりにくい表現も先生が教えてくれることで理解できました。
山田:最初は英語を間違えるのが嫌で、カンペを元に完璧なスピーチをする学生もいましたが、先生がペアにすることで徐々にカンペ無しで話すことができる学生が増えました。
IELTSについて
藤田:私はIELTSのテストを学内で受けました。今までマークシートの試験ばかりだったので、記述式のテストは新鮮でした。対策をしたいと思いました。
大西:IELTSやTOEFL iBTは留学する人が受験すると思っていましたが、学生のモチベーションには差があります。しかし、コーチング・フェローが添削やアドバイスもしてくれるので、とてもいいと思います。
多文化社会学部への進学を考えている皆さんに向けたメッセージ
藤田:多文化社会学部は、レポートの課題が多いことから「レポート学部」と呼ばれるほど忙しいところですが、私たちは大学生活を充実させるために、自分のやりたいことに挑戦することが大切だと考えています。私の場合は、フットサルや部活、ボランティアなどもこなしています。自分のやりたいことを見つけ、全力で取り組める学部だと思います。
山田:私は、失敗を恐れないことが大切だと思っています。高校時代から自分にこう言い聞かせて、失敗をポジティブに捉えて学ぶことができましたので、皆さんにも失敗を恐れずにチャレンジして欲しいと思います。
大西:多文化社会学部で充実した生活を送るためには、『多文化社会学部の経験を絶対に活かす』という意気込みが必要だと思います。学生の中には教養授業など多くの課題に翻弄されている学生もいますが、大切なのは目標意識を保つことだと思います。
西川:皆さんは、本当に多文化社会学部に進学して良かったと思っていますか?
全員:はい!!!
今回のインタビューを通じ、アンケート分析など定量的なデータでは測り知れない学生の生の声を聞くことができました。これらの情報はKEY Programの総点検に役立つ多角的な視点を得ることができました。私は生徒たちと対話する機会を設け、本当に良かったと思います。これらの対話(インタビュー)が一人でも多くの現役の高校生、保護者、高校教員に伝わることを願っています。
文責:西川 美香子 (准教授)
長崎大学・多文化社会学部
言語コミュニケーションコース
撮影:徳重 秋利
留学生支援課