重点研究課題
業績
論文
・ 滝澤克彦、2018、「化身ラマのグローバルな活動が紡ぎ出していくもの―アジャ・リンポチェの事例から―」、『季刊民族学』164
・ 南誠、2018、「「多みんぞくニホン」のかたち―多文化「共創」社会の実像」、『多文化社会研究』4:29-31
・ 南誠、2018、「「多みんぞくニホン」の歴史と境界文化」、『多文化社会研究』4:33-56
・ 南誠、2018、「「中国帰国者」問題の研究可能性―生成的な境界文化の探求をめざして―」、『グローカル研究』5:73-88
・ Compel, Radomir. 2018. “From implementation to planning: a case study of “reverse policy cycle” of recovery of Allied internees and early repatriation in postwar Japan.” Yokohama Law Review 26(3): 173-201
・ 見原礼子、2018、「子ども虐待問題における文化相対主義的アプローチをめぐる一考察―ジル・E・コービンの議論を手がかりに」、『多文化社会研究』4:233-249
・ 伊藤高弘・伊藤豊・金子慎治・小松悟、2018、「大気汚染と出生体重―ネパールにおける国境封鎖の影響に関する事前調査より」『国民経済雑誌』217(2):73-87
・ 滝澤克彦、2017、「「宗教の越境」における脱領域化と民族的文脈―モンゴルの事例を通して」、『日中社会学研究』25:31-21
・ Compel, Radomir. 2017. “The lessons from the post-WW2 occupation of Japan.” Pacific Dynamics 1(1): 33-45.
・ 鈴木英明、2017、「イギリス臣民」が作り出す不条理―19世紀インド洋西海域における境界と不条理の一事例」『歴史学研究』963:10-18
・ 見原礼子、2017、「ベルギーのライシテと宗教多元性―公教育における二つの論争から」『キリスト教文化研究所紀要』第21号別冊、2017年、23-43
著作
・ 滝澤克彦、東梅英夫、荒木奏子、久保田裕道(共著)、2018年、國學院大學研究開発推進センター共存学グループ編、『復興・伝統文化・ネットワーク―東日本大震災から7年目の今―』(共存学ブックレット2)、東京:國學院大學研究開発推進センター、総頁数104頁、共著者(4人):滝澤克彦、東梅英夫、荒木奏子、久保田裕道
・ 首藤明和・王向華(共編著)、2018、『日本と中国の家族制度研究』(仮題)風響社、総頁数447頁、担当箇所:「日本のハイブリッドモダンと「常民」「タテ社会の人間関係」の再考――近世被差別民の民俗文化及び「草場株」など郷を基盤とした社会結合の分析から」(87-108頁)・「日本と中国の家族制度比較研究――親密圏再考のための基礎として」(349-387)
・ Gwyn Campbell, Ronald Kydd, James Francis Warren, Nigel Worden, Sue Peabody, Alessandro Stanziani, George Michael La Rue, Hideaki Suzuki, Sravani Biswas, Subho Basu, Steven Serels(共著), Bondage and Environment in the Indian Ocean World, Gwyn Campbell (ed.), Palgrave, 2018, 304 pages, 担当箇所:“Environmental Knowledge and Resistance by Slave Traffickers in the Nineteenth-Century Western Indian Ocean”(187-204)
・ Pedro Machado, Sarah Fee, Gwyn Campbell, Prasannan Parthasarathi, Lakshmi Subramanian, Seiko Sugimoto, Hideaki Suzuki, Steven Serels, Derek Heng, Kenneth R. Hall, MacKenzie Moon Ryan, Himanshu Prabha Ray, Gwyn Campbell, Julia Verne, Jeremy Prestholdt(共著), 2018, Textile Trades, Consumer Cultures, and the Material Worlds of the Indian Ocean, Pedro Machado, Sarah Fee and Gwyn Campbell (eds.), Palgrave, 426 pages, 担当箇所:“Kanga Made in Japan: The Flow from the Eastern to the Western End of the Indian Ocean World”(105-132)
・ 弘末雅士、高橋秀樹、清水和裕、上田信、渡邊佳成、荷見守義、荒野泰典、和田郁子、疇谷憲洋、唐澤達之、鈴木英明、守川知子、佐々木洋子、中里成章、石川禎浩、土田映子、栗田和明(共著)、2018、弘末雅士編『海と陸の織りなす世界史――港市と内陸社会』、春風社、総頁数350頁、担当箇所:「月より来たる隊商―19世紀アフリカ大陸東部の長距離キャラヴァンの成立と交易者の世界」(193-210)
・ 滝澤克彦・芝山豊(共編著)、2017、『聖書翻訳を通して見るモンゴル―東北アジア宗教文化交流史の文脈から』東北大学東北アジア研究センター、総頁数158頁、担当箇所:“The Historical Context of Translating the Bible into Mongolian in the First Half of the 19th Century: Focusing on the Translation of “God””(49-64)
・ Hideaki Suzuki(単著), Palgrave, Slave Trade Profiteers in the Western Indian Ocean: Suppression and Resistance in the Nineteenth Century, 2017, 224 pages
・ Manuel Perez Garcia, Lucio de Sousa, Colin Mackerras, Richard von Glahn, Hideaki Suzuki, Gakusho Nakajima, Mihoko Oka, Agnes Kneitz, Anne E. C. McCants, Carlos Marichal Salinas, Bartolomé Yun-Casalilla, Nadia Fernández-de-Pinedo, David Pickus(共著), 2018, Global History and New Polycentric Approaches: Europe, Asia and the Americas in a World Network System (XVI-XIXth centuries), Manuel Perez Garcia and Lucio de Sousa (eds.), Palgrave, 352 pages, 担当箇所:“Kaiiki-shi and World/Global History: A Japanese Perspective”(119-133)
・ Alice Bellagamba, Sandra E. Greene, Martin A. Klein, Bruce L. Mouser, Pierluigi Valsecchi, Ahmadou Sehou, Eric Allina, Eric Hahonou, Felicitas Becker, Ann O’Hear, Francesca Declich, Hideaki Suzuki, Marie Rodet, Lotte Pelckmans, Paolo Gaibazzi(共著), 2017, African Slaves, African Masters: Politics, Memories, Social Life, Africa World Press, Alice Bellagamba, Sandra E. Greene, and Martin A. Klein (eds.), 363 pages, 担当箇所:“Distorted Variation: A Reconsideration of Slavery in Nineteenth-Century Swahili Society from the Master’s Perspective”(221-236)
学会等報告
【国際会議】 Reiko Mihara, “Quelques réflexions sur l’enseignement islamique en Belgique et aux Pays-Bas: Mises en perspective depuis l’enseignement religieux au Japon”, Séminaire du Centre interdisciplinaire d’études de l’Islam dans le monde contemporain (CISMOC), Université catholique de Louvain, 23 mars 2018 (於:Université catholique de Louvain, Belgium) 、招待講演
【国内研究会】 滝澤克彦、「アジャ・リンポチェのグローバルな公共活動とその意味」、科研費プロジェクト「アジアの政教関係と新しい公共宗教論構築の地域比較研究」2017年度研究会、2018年2月10日、北海道大学
【シンポジウム】 南誠、「リスク社会における境界文化の創発性―中国帰国者の「存在論的不安」の対処法を手がかりとして」、公開シンポジウム「リスク社会をめぐる人文社会科学の超域的枠組み構築へ向けて」、2018年2月7日、長崎大学、招待講演
【シンポジウム】 鈴木英明、「奴隷制とリスク、奴隷制廃止とリスク―世界史的視点から」、公開シンポジウム「リスク社会をめぐる人文社会科学の超域的枠組み構築へ向けて」、2018年2月7日、長崎大学、招待講演
【国内研究会】 滝澤克彦、「信仰と民族の相克―在外モンゴル人におけるアイデンティティの文脈」、科研費プロジェクト「ノマド化するモンゴル世界―モンゴルをとりまくエスノスケープとアイデンティティの重層的動態―」公開研究会、2018年2月2日、長崎大学
【国内研究会】 南誠、「リスク社会における境界文化の創発性:バウマンの「液状不安」を手がかりに」、公開研究会「現代世界の社会的リスクに関する超域的議論のための理論的検討(2)、2017年12月19日、長崎大学
【国内研究会】 見原礼子、「リスク社会における「子ども」研究の射程―A・プラウトの議論から」、公開研究会「現代世界の社会的リスクに関する超域的議論のための理論的検討(2)」、2017年12月19日、長崎大学
【国内研究会】 鈴木英明、「奴隷制、奴隷制廃止とリスク」、公開研究会「現代世界の社会的リスクに関する超域的議論のための理論的検討(2)」、2017年12月19日、長崎大学
【国内研究会】 首藤明和、「社会システム論におけるリスク論―N・ルーマンを中心にして」、公開研究会「現代世界の社会的リスクに関する超域的議論のための理論的検討(1)―社会学・政治学・経済学・宗教学」、2017年11月30日、長崎大学
【国内研究会】 Compel, Radomir. “Risk society or societal risk?”、公開研究会「現代世界の社会的リスクに関する超域的議論のための理論的検討(1)―社会学・政治学・経済学・宗教学」、2017年11月30日、長崎大学
【国内研究会】 小松悟、「因果推論に基づく健康リスクの評価」、公開あ研究会「現代世界の社会的リスクに関する超域的議論のための理論的検討(1)―社会学・政治学・経済学・宗教学」、2017年11月30日、長崎大学
【国内研究会】 滝澤克彦、「リスク社会におけるリスクと不可視的なものの所在」、重点研究課題「「リスク社会」を生き続けるための人文社会科学の超域的研究拠点形成」第1回研究会「現代世界の社会的リスクに関する超域的議論のための理論的検討(1)―社会学・政治学・経済学・宗教学」、2017年11月30日、長崎大学
【国際会議】 Hideaki Suzuki, “Baluchi Experience in Human Trafficking in the Early Twentieth Century Persian Gulf”, Bonded Migration and Identity in the Indian Ocean World, 18th-20th Century、2017年11月23日、立教大学
【国際会議】 南誠、「中国帰国者的界限文化与身份认同:华侨和日侨之间」、世界海外華人研究学会第25回「グローバルとローカルのダイナミズム」、2017年11月18日、長崎大学
【国際会議】 Reiko Mihara, “Implementing Comprehensive Sexuality Education for Muslim Children in Europe: A Case Study on Islamic Schools in the Netherlands”, 15th ISPCAN European Regional Conference on Child Abuse and Neglect, 4 Oct 2017, World Forum, the Hague, the Netherlands
【国内学会】 鈴木英明、「20世紀前半ペルシア湾岸における奴隷解放調書の資料性の検討」、第59回オリエント学会大会、2017年10月29日、東京大学
【国際会議】 Hideaki Suzuki, “Japanese Kanga in the Context of the Indian Ocean World”, Textile Pattern Designs in the Global Entanglement: Katagami, Batik, Sarasa and ‘African Prints’ on the Move, 1800-2000, 2017年10月21日, 立命館大学、招待講演
【国内学会】 滝澤克彦、「モンゴルにおける政教関係と越境する宗教的公共活動」、日本宗教学会第76回学術大会、2017年9月17日、東京大学
【講演会】 南誠、「近代東亞的界限文化研究:歸還移民和歷史記憶的國際比較」、台湾中央研究院近代史研究所「知識史研究群」講演会、2017年8月25日、中央研究院近代史研究所(台北市)、招待講演
【国際会議】 Satoru Komatsu, Katsuya Tanaka (2017) “Social capital and job opportunities for improving livelihoods: Case of rural villages of Gorontalo”, International Conference on Transdisciprinary Approach Research, August 2017, Universitas Negeri Gorontalo, Indonesia
【国際会議】 Compel, Radomir.”Rethinking the second wave.” International Political Science Association Conference on Redefining the Role of the Military in Democratization, July 4-5, 2017, Christchurch, New Zealand
【国内学会】 見原礼子、「オランダのイスラーム学校におけるセクシャリティ教育教材の分析」、日本比較教育学会第53回大会、2017年6月25日、東京大学
【シンポジウム】 滝澤克彦、「宗教の越境における民族的文脈―「モンゴル」をめぐるポリティクスと共同性」、日中社会学会第29回大会学会企画シンポジウム「現代中国をめぐる越境的社会圏の輻輳―資本・労働・環境・市民社会・宗教・民族―」、2017年6月4日、大阪大学、招待講演
【国内学会】 鈴木英明、「『イギリス臣民』が作り出す不条理―19世紀インド洋西海域における境界と不条理の一事例」、2017年度歴史学研究会大会、2017年5月、学習院大学、招待講演
その他