学部・研究科からのお知らせ

    公開講座『世界の中の日本、日本の中の世界』のお知らせ

    2014/09/15 トピックス

    『世界の中の日本、日本の中の世界』―国境を超える文化、交わりあう社会―

     

    わたしたちの社会は,国家の枠組みを越える文化と,国内に根づく伝統的な文化が交じりあうかたちで,生きる工夫として多様な文化を創造してきました。この公開講座では,長崎大学多文化社会学部の欧州・アジア出身の外国人講師4名が受講生のみなさんと一緒に議論し,「世界とつながる日本の文化と社会」への理解と関心を深めます。

    ポスターはこちら (PDF形式,952KB)

     

    ・日時
    平成26年10月4日,11日,18日,26日
    (毎週土曜日 ただし最終日のみ日曜日)
    受講料無料
    時間:15:00~17:00

    ・場所:長崎大学文教キャンパス 多文化G-3A教室(グローバル教育・学生支援棟3階)

    対象:高校生および一般

    主催:長崎大学多文化社会学部

     

    【講義内容】

    第1回 10月4日(土)15:00~17:00「沖縄に見る内政と外交」

    講師:コンペル ラドミール 多文化社会学部准教授(比較政治学) チェコスロヴァキア出身
    沖縄は,政治史では独自の位置づけがなされています。長期間にわたり米国の統治下に置かれ,日本本土とは異なる戦後を歩んできました。戦後の沖縄の歴史を内政と外交から紐解きます。

    第2回 10月11日(土)15:00~17:00 「国境を越えた宝塚歌劇と私」

    講師:グラジディアン・マリア 多文化社会学部准教授(メディア文化論) ルーマニア・ブカレスト出身
    日本文化,とくに宝塚歌劇の研究を通じた,西洋人としての体験をもとにお話します。宝塚歌劇の研究によって得られた充実した自由な発想について皆さんと共有したいと思います。

    第3回 10月18日(土)15:00~17:00 「日本人と一体化した中華街は何故できたのか」

    講師:王 維(わん うぇい) 多文化社会学部教授に平成26年10月着任予定(異文化交流論)。中国出身
    日本には横浜,神戸,長崎 三つの中華街があります。中華街といいながら,日本人の観光客が多く,日本人を対象にした文化がたくさんあります。地域および日本人と一体化していることが,日本の三大中華街の特徴です。越境する,交じり合う文化について,中華街から考えてみたいと思います。

    第4回 10月26日(日)15:00~17:00 「中国出身結婚移民から見る中国と日本」

    講師:賽漢卓娜(さいはんじゅな) 多文化社会学部准教授(異文化と家族) 中国北京出身モンゴル民族
    この20年ほど,アジアの女性が日本に多数嫁いできています。日本人とさほど外見に差のない中国人女性の結婚移民がとりわけ多い。彼女たちはどのような経緯で来日し,どのような問題を抱えながら生活者として地域で過ごしているのか ― 。女性結婚移民の目で中国と日本の社会を見ていきましょう。

     

    【受講申込・問合せ先】
    長崎大学文教地区事務部総務課 多文化社会学部総務班
    電話 095-819-2934 FAX 095-819-2912
       氏名・住所・年齢・職業・連絡先を明記してFAXでお申し込みください。

    【交通アクセス】
    <JR長崎駅(浦上駅)から>
    路面電車 「長崎駅(浦上駅)前」→(赤迫行き)→「長崎大学前」下車
    長崎バス 「長崎駅(浦上駅)前」→(1番系統「溝川」,「上床」,「上横尾」行き)→「長崎大学前」下車

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