学部からのお知らせ

    外務省総合外交政策局政策企画室長をお招きした講義を実施しました

    2024/12/20 トピックス

    多文化社会学部 西田充教授の「大使館連続講義」及び「外交・安全保障入門」において、外交講座として外務省総合外交政策局政策企画室の権田藍室長をお招きし、講義をしていただきました。

     

    講義は、外務省職員として、また女性としてのキャリアや在外公館における仕事内容、権田室長自身の経験など実体験に基づくお話、さらには日本外交についての現状、認識、取組、展望そして国際社会における日本の立場など現在進行形の現実的な実情をお話しいただきました。

     

    また、講義の後は学生らと座談会を行い、学生らは日頃ニュースで見聞きする内容で疑問に思っていたことについての質問をしたり、海外で仕事をすることのやりがいや、俯瞰する立場での仕事についてなど、ざっくばらんにお話を伺うことが出来ました。

     

    以下、参加した学生の感想です。

     

    • 講義を受けて、FOIPやインド太平洋についての理解が深まった。日本はFOIPなどの国際的な枠組みや協定を結び、良好な国際関係を築こうとしているが、単に様々な同盟や協定を結び、ルールを取り決めるだけでなく、実際にその協力関係を活かし、発展途上国を支援したり、良好な貿易関係を持ったりする必要があるのではないかと思った。さらに、外務省の専門職と総合職の違いや、総合職としてキャリアアップする際の過程について詳しく学ぶことが出来、日本という国を背負う仕事をするには大変な努力と知識が必要であると感じた。

     

    • 外交青書や防衛白書という、膨大な文書の裏にも、一つ一つの政策に背景があることを改めて学びました。実際にオーストリア大経済班にいた頃の話など、非常に興味深いものでした。西田先生も交えた、外務省という中央省庁に関わっておられた方々のお話は非常に興味深く、貴重なお話で勉強になりました。このような機会のおかげで、外務省やそれに関係する国際機関をより身近なものに感じることができるようになりました。

     

    • 外務省の看板を背負って話をするときには大臣の答弁のような摩擦のない回答でしたが、個人としてお話を伺った時には学生の私にもフランクに受け答えをしていただけたことがうれしかったです。特定の内容には公人として政府見解以外を述べないという一貫した姿勢があるからこそ日本の外交は円滑に機能しているのだと実感しました。

     

     

     

     

     

     

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