学部からのお知らせ
令和7年度多文化社会学部高校生公開講座を開催します!!
2025/06/26 トピックス
~多文化を学ぶ、多文化を生きる~
高校生を対象に3つのタイプ別授業を実施します!!
【高校生向けにアレンジした学部専門科目】
多文化社会学部の各コースを代表する学問的なアプローチによって多文化状況とその意義を学びます
【英語による異文化間コミュニケーション】
英語を通して異文化の特徴を適切に理解し、多文化状況の中で英語を効果的に用いて意見発信を行う方法を学びます
【批判的に読み、論理的に書くための文章講座】
自分とは異なる立場に立つ人びとの主張を理解し、さらには彼らに向けて発信するためのリテラシー(読み・書きの力)の土台を身に付けます
興味のある方は気軽に参加ください! 友人同士の参加も歓迎です!
※申込み完了後、予約多数の場合など調整が必要になった場合は、多文化・教育学事務課学務第一係より連絡します。 ※プログラム詳細は決まり次第、随時更新します。
8/6(水) プログラム
9:00~10:15 | 葉柳 和則 流れに沿って読む/逆らって読む 筆者の意図を理解することにとどまらず、批判的に読むことで自身の主張へとつなげていくための技法を学びます。 |
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10:25~11:15 | 小松 悟 途上国の開発課題と開発協力入門 本講義では開発途上国が抱える貧困、飢餓、保健衛生といった開発課題を議論するともに、今後の持続可能な発展にむけた潮流を議論します。 |
11:25~12:15 | Cutrone Pino English in the Modern World: Exploring Canada(英語講義) This lecture introduces students to English in today’s globalized world, focusing on Canada and Canadian English. It offers a brief overview of the country and highlights key features of its linguistic identity. Students will also explore how Canadian English reflects the nation’s history, culture, and regional diversity. |
昼食 | 現役学部生とのランチ懇親会を長崎大学生協食堂で実施 (参加任意、昼食代各自支払) |
13:45~14:35 | 姉川 雄大 オランダとヨーロッパの17世紀 最初に「ヨーロッパ」らしい社会を実現した17世紀のオランダを中心に、ヨーロッパ全体を構造の中でとらえ、俯瞰する視点を学びます。 |
14:45~15:35 | 才津 祐美子 世界遺産で考える文化と地域 本講義では世界遺産を事例として、「文化の遺産化/資源化」が地域社会にどのような影響を与えるのかについて考察します。 |
15:45~17:00 | 葉柳 和則 読み手への「贈り物」として書く 自分の主張を読み手に納得させるために必要なコミュニケーションの構造について、すぐに実践できる技法を中心に学びます。 |
※プログラムの内容は変更となる場合があります。
※申込締切 7/22(火)17:00まで※
多文化社会学部長 野上建紀教授の記事が西日本新聞に掲載されました。
2025/06/20 トピックス
多文化社会学部長 野上建紀教授の記事「論点も視点も広げ、『西海』を詳述 長崎大教授の野上さんと大学院生賈さん「『西海』の海域交流誌」刊行」が、西日本新聞(2025年05月19日 )に掲載されました。
多文化社会学部長 野上建紀教授の記事が西日本新聞「読書館」に掲載されました。
2025/06/20 トピックス
【公募・8/18(月)17時必着】教員公募(日本語教育学)のお知らせ
2025/06/13 トピックス
【公募・6/30(月)17時必着】戦略職員(国際交流コーディネーター)公募のお知らせ
2025/05/22 トピックス
コーチングフェローによる英語学習支援を実施中
2025/05/01 KEY Program
多文化社会学部では、学生一人ひとりの英語力向上を支援するための取り組みの一環として、「コーチングフェロー」を配置しています。
コーチングフェローは、授業や課題で使用する英語の添削・フィードバックを行うだけでなく、英語を使う機会を増やすイベントの企画・運営も担当しています。学生が楽しみながら英語に触れ、学習のモチベーションを高められるよう、さまざまな工夫を凝らしています。
特に、英語学習に対する心理的ハードルを下げるようなイベントは毎年好評で、多文化社会学部ならではの国際的な雰囲気を生かした交流の場にもなっています。今後も、学生の「学びたい」「話したい」という気持ちに寄り添いながら、実践的な英語学習の機会を提供していきます。
多文化社会学部にて留学体験報告会を実施しました
2025/05/01 KEY Program
2025年4月10日(木)17:30~18:30、多文化社会学部の学生を対象に「留学体験報告会」を開催しました。
前半は、日本英語検定協会より講師をZoomでお招きし、IELTS(アイエルツ)試験の概要や受験の流れ、スコアの活用方法などについてオンラインでご説明いただきました。海外留学や進学を目指す学生にとって、実践的かつ具体的なアドバイスが得られる貴重な機会となりました。
後半は、実際に留学を経験した本学部の学生である平部桃子さんと比嘉李音さんから、現地での生活や学び、文化の違いに直面したエピソード、そして留学を通じて得た成長について語っていただきました。リアルな体験談に、参加した学生たちも熱心に耳を傾けていました。
今後、留学を検討している学生にとって大きな刺激となる、充実した1時間となりました。
この留学を通じて、英語力の向上だけでなく、社交性や行動力も向上しました。他国の学生の積極的な授業態度に刺激を受け、私も毎回の授業で少なくとも一度は発言することを意識し、主体的に学ぶ姿勢を身につけました。大学の外では、日本語学校でのボランティアや教会の活動に参加し、多様な世代・背景を持つ人々と交流しました。異なる文化や価値観に触れる中で、それらの理解を深めるには自ら行動することが不可欠だと実感しました。様々な人との出会いや価値観の違いを知ることができたのは、自分から積極的に行動したからであり、「学びは行動から生まれる」ことを強く感じました。この交換留学は、大学での学びにとどまらず、異文化理解を深め、主体的に行動する大切さを学ぶ貴重な経験となり、私自身の成長につながりました。
広告やアートに関心があり、ニューメディアや、心理学などの授業を選択。留学を通して、自信を持って自分の意見を言えるようになりたいという目標を持ち、出発しました。1人でカナダに行き、授業内外で自分の考えを問われる場面に多く遭遇しました。困った時に助けてと言えるようになり、日頃から自分はどう思うのか考え、発言するようになりました。そこから、自分自身のやりたいことや好きなものが明確になり、言葉にして伝えることの大切さを実感しました。今の目標は、周囲の人が安心して自分の意見を言えるような雰囲気を作れる人になることです。留学したいという夢を叶えることができ、その機会をいただけたことに感謝しています。