学部・研究科からのお知らせ

    多文化社会学研究会「東アジアから眺望する世界史」

    2017/03/01 トピックス

    多文化社会学研究会「東アジアから眺望する世界史」

     

     

    趣 旨:

    従来、東アジア海域史は、東アジアにおける強固な一国史(日中朝)的枠組みを相対化するうえで、きわめて有効な視座を提供してきた。それは、海域史の持つ開放性に由来するものであり、この点は海域史の貢献として揺るぎのないものである。しかし、他の枠組みがそうであるように、海域史が語られれば語られるほど、一方で既存の枠組みを相対化しつつ、海域史そのものに領域性が付与されるようになっていくのも事実である。こんにち、一国史観の限界が明白になり、他方で、世界史やグローバルヒストリーが待望されるなか、いま一度、海域史の可能性と限界とを確認し、特に東アジア海域を対象にして、世界史やグローバルヒストリーに連続しうる海域史の新たな可能性を問う。

     

    日 時:2017年3月7日(火) 13:00~19:30

    場 所:長崎大学多文化社会学部 総合教育研究棟12階演習室8

     

    プログラム:

    13:00-13:30

    鈴木英明(長崎大学)「趣旨説明:東アジアから眺望する世界史」

     

    13:40-14:20

    中島楽章(九州大学)「ポルトガル人のインド到達と中国情報」

     

    14:25-15:10

    向正樹(同志社大学)「モンゴル治下中国東南沿海部におけるホラズム遺民」

     

    15:15-16:00

    伊川健二(成城大学)「中国島嶼部交易の平和と戦争

     

    16:10-16:55

    山内晋次(神戸女学院大学)「海を渡る硫黄-14~16世紀の日本・朝鮮・琉球・明-」

     

    17:00-17:45

    野上健紀(長崎大学)「アジアの海を越えた陶磁器」 

     

    17:50-18:35

    四日市康博(昭和女子大学)「ユーラシアからみた獅子・狛犬文化—宋風獅子を見直す」

     

    18:45-19:30

    総合討論

     

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