学部・研究科からのお知らせ

    多文化社会学部シンポジウム 「多みんぞくニホン」のかたち 〜多文化「共創」社会の実像〜

    2017/06/30 トピックス

     

    グローバリゼーション時代における人・モノ・情報の流れはますます活発化すると言われてきたが、昨今のイギリスのEU離脱とアメリカ新大統領の誕生からうかがえるように、そうした流動性に反する動きが顕在化してきている。なかでも移民問題の政治化や移民への批判的な眼差しが大きな論争を呼び、他者との共生社会構築に向けた取り組みは、喫緊の課題として再び問われるようになった。もちろんこうした移民問題はけっして欧米諸国に限らない。外国籍住民の比率が低いとはいえ、戦前から一貫して国際移民に関わりを持ち、将来にわたって人口減少と労働者不足に悩む日本にとっても重要な課題である。

     

     

    「単一民族国家」と謳われていた日本は、「多民族国家」であったことは論をまたない。本シンポジウムはそうした「多みんぞく」を抱える「ニホン」の内実を知ることで、他者との共生がいかにして可能になるのかを問うと共に、日本とアジアとの関係についての再考を促す。

     

    日 時:2017年7月28日(金) 14:30〜17:50

    会 場:長崎大学文教キャンパス 文教スカイホール

                 (長崎市文教町1-14 グローバル教育・学生支援棟)

    主 催: 長崎大学多文化社会学部 

    共 催: ワンアジア財団寄付講座

    長崎大学重点研究課題:「リスク社会」を生き続けるための人文社会科学の超域的研究拠点形成

     

    プログラム

    14:30-14:35 開会の挨拶 中村 則弘(多文化社会学部長)

    14:35-14:45 シンポジウムの趣旨説明 南 誠(多文化社会学部 准教授)

    14:45-15:30 講演1  多文化『共創』の街・新宿の過去・現在・未来から:日本の多文化社会

                 の在り方を考える

    川村 千鶴子(大東文化大学名誉教授,多文化社会研究会理事長,新宿区多文化共生まちづくり会議部会長)

    15:30-16:15 講演2 『移動する子ども』という記憶と社会

    川上 郁雄(早稲田大学大学院日本語教育研究科長,教授)

    16:15-17:00 講演3 『多みんぞくニホン』の歴史と境界文化

    南 誠(多文化社会学部 准教授)

    17:00-17:20 コメント 見原 礼子(多文化社会学部 准教授)

                  コンペル ラドミール(多文化社会学部 准教授)

    17:20-17:50 ディスカッション

     

    ポスターはこちらをご覧ください。

     

    事前申し込みは不要です。

    問い合わせ先:文教地区事務部 総務課 多文化社会学部総務班

       TEL:095-819-2934

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