学部・研究科からのお知らせ

    多文化社会学部社会動態コース卒業生 二石 梨香さんの活動がCHOHO67号に掲載されました。

    2019/06/04 学生の活動

    以下は長崎大学広報誌CHOHO67号(2019年4月発行、PDFはこちら)特集「挑戦」より抜粋。

     

    人生を変えたたった一人の異国での挑戦

     

     国際交流基金アジアセンターが運営するプログラム「日本語パートナーズ」に応募し、約半年間インドネシア東ジャワ州のモジョケルト県に滞在した二石梨香さん。二つの高校で、日本語教師のアシスタントを務めました。

     

    二石さんが日本語パートナーズとして派遣された期間は、2017年9月から2018年4月まで。発音やイントネーションなど、ネイティブの立場から日本語の授業をサポートしました。

     

     インドネシアを訪れたのは初めてだったのですか。

     「いいえ。大学2年の夏に1カ月間、国際ワークキャンプに参加して、インドネシアの中学生と高校生を対象にエイズ防止に関する啓発活動をしました。派遣されたブロラ県は、電気や水道が止まるようなところ。親日家が多く生活面でサポートしてくれるなど、歓迎してくれました」。

     現地の人たちの優しさに触れ、膨らんでいったのは、長期間滞在してみたいという思い。大学をいったん休学し、日本語パートナーズに参加。再びインドネシアへ渡りました。

     「留学ではなくボランティア活動を選んだ理由は、いろいろな立場や境遇の人たちと接しながら生活してみたいと思ったからです。現地では浴衣の着付けや茶道体験など、日本文化を伝える取り組みも行いました。日本に興味がある子どもたちはたくさんいますが、アニメが情報源になっているため、解釈に偏りがあります。正しい情報を伝えることができ、私自身も勉強になりました」。

     

    浴衣の着付けや茶道体験など、日本文化を伝える取り組みも行いました。

     

     卒業後はインドネシアにも事業所を持つメーカーに就職する二石さん。

     「エイズの啓発活動も日本語教育も、初めて携わる分野でした。大学生だから経験できた、挑戦だったと思います。今後は仕事を通じて、インドネシアの皆さんに恩返しをしたいです」。

     

    社会動態コース卒業生の二石梨香さん。

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