学部・研究科からのお知らせ

    多文化社会学部生が「日本語パートナーズ」としてベトナムへ。

    2017/12/20 学生の活動

     「日本語パートナーズ」派遣事業(国際交流基金主催)は、アジアの中学・高校などの教育機関で、授業アシスタントや日本文化の紹介を行うために、現地の日本語教師や生徒の「パートナー」として人材を派遣する事業です。2017年9月、この「日本語パートナーズ」の短期派遣プログラムでベトナムに派遣された多文化社会学部の2年生6名が、日本語教育のアシスタントをしながら、現地の若者や子どもたちと交流を深めてきました。

     以下、参加したメンバーによる報告と感想です。

     

    <参加メンバーの報告>

     「ベトナムへの第1期短期派遣の成功を受けて、今年の9月、私たち長崎大学多文化社会学部の2年生6人が、ベトナム中部のフエ・ダナンに派遣されました。現地で日本語を学んでいる生徒を対象に、中学5校、高校6校の計11校を、2週間にわたって訪問し、主に長崎の「和華蘭(わからん)文化」について行われた授業のアシスタントをつとめました。授業では子どもたちにできるだけ楽しく受けてもらえるように、クイズやフリートークなどを織り交ぜながら、それぞれの充実した90分を各学校で過ごさせてもらいました。

    2週間のうちには、各学校の授業の他にも、自由時間内での観光であったり、現地の長期パートナーズや、授業進行を助けてくださった外国語大学の生徒さんたち、国際交流基金の職員である方々との出会いなどが、私たちの派遣研修をより実のあるものにさせてくれました。」

     

    自己紹介風景

    授業の風景

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    <参加メンバーの感想>

    (森 まどか)

    派遣される前は、「日本や長崎のことを伝えないと!」と意気込んでいましたが、実際は、この活動を通して私の方が沢山のことを「学ばせてもらった」と感じます。今まで興味があった教育の分野はもちろん、アジアの魅力に魅せられ、自分の将来の新たな目標へと繋がりました。計画や準備は大変でしたが、メンバーと協力し合い成功させることが出来て、このチームで本当に良かったと思います。

     

    (堀川みき)

    今回の短期ベトナム派遣において最も印象的だったことは、ベトナム学生のダンスサークルにまじってダンスセッションをしたことです。ダンスという共通のものを通して、ノンバーバルで学生たちと同じ空間を楽しむことができ、非常に素敵な思い出となりました。ベトナム滞在期間中に多くの学校を訪問し、たくさんの学生に出会い、様々な場所を訪れることでベトナムをより深く知ることができました。この日本語パートナーズ派遣では、私たちが授業でベトナムの学生に日本・長崎の文化を教えるだけでなく、授業以外の場面でベトナムの文化を吸収することができとても貴重な経験となりました。

     

    (小川淑子)

    今回、日本語パートナーズに参加させていただいて、大変貴重な体験をすることができました。この活動の中で最も印象に残っていることは、ベトナムの生徒がとても元気がよく、積極的に授業に参加してくれたことです。こちらが質問をすると、みんな勢いよく手を挙げて答えてくれます。このような生徒たちを見ていると、こちら側も元気が出て、より良い授業をしようという気持ちになりました。普段の大学生活では経験できないことをできて、これからの大学生活をより有意義なものにしようという思いが強くなりました。

     

    (青野舞)

    日本語パートナーズのベトナムでの活動を通して、1番印象的だったのは、「伝統と発展の2つを持っているベトナム」です。私たちは今回の活動で、古都で古き良き伝統が残るフエと観光地として有名で多くのビルが建設されているダナンの2つの異なる特徴を持つ地を訪れました。その中で、伝統が残るベトナムと経済の発展が進むベトナムを見て、これからこの2つがどうなっていくのか、日本のように伝統が薄れていくのか、それとも、よいバランスを保っていくのか、「今後のベトナム」に興味を持つことができました。

     

    (福永楓)

    私にとってベトナムは、初めて来たアジア大陸の国で、来る前の予想通り外は暑く、室内も暑かった印象でした。食べ物は250円くらいでごちそうを食べることが出来て、毎日幸せでした。日本では食べないようなものも食べられて良かったです。印象的だったのが、現地の子どもたちはとても素直で、少しシャイではありましたが、意欲的に私たちが準備した授業を受けてくれて、最終的な活動の成功を感じることが出来ました。

     

    (山下茉莉花)

    初めてのベトナムは、毎日が新鮮でいっぱいで、2週間があっという間に感じました。現地の子どもたちはとてもピュアで、私たちの国や、住んでいる地域の文化や生活に素直な興味を示してくれて、非常にやりがいを感じることが出来ました。この派遣を通じて、授業として子どもたちに教えていた立場の私たち自身も、何か大事なことをそれぞれ学び取ることができたのでは、と振り返ってしみじみと感じています。

     

    緑豊かな現地の校庭にて

    ベトナムの若者との交流

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ⇒一覧に戻る
    ページトップへ
    • YouTube チャンネル
    • 進学説明会
    • 長崎大学多文化社会学部・研究科 パンフレットダウンロード
    • 留学について
    • 「国際学寮ホルテンシア」について
    • 卒業後の進路
    • KEY Program
    • 長崎大学多文化社会学部・研究科 Twitter
    • 長崎大学多文化社会学部・研究科 Instagram