学部・研究科からのお知らせ

    波佐見町の文化的景観の基礎調査

    2021/09/22 学生の活動

     多文化社会学部は、波佐見町教育委員会の受託研究として、昨年度(2020年度)より波佐見町の文化的景観の基礎調査を行っています。具体的には波佐見町内の中尾山と鬼木の墓地の悉皆調査を行っています。「悉皆調査」とは、悉皆=一つ残らず全部を調査することです。文字通り、地域内にある全ての墓の戒名、没年月日などを調べて、墓や墓地の変遷から集落の変遷を推測し、今の景観がどのように形成されてきたか明らかにしていきます。
     昨年は窯業地の中尾山の墓地の調査を行い、今年は棚田が広がる農業地の鬼木の調査をゼミ生とともに行っています。墓の表面をタワシできれいにし、数百基ある墓碑銘を判読して一つ一つ調査カードに記入していく作業は根気の要るものです。学生たちはみな汗を流しながら、墓碑の風化した文字と格闘していました。

     

    参加者:賈文夢・石橋春奈(以上、多文化社会学研究科1年)、山下輝・岡田あさひ・奥野華有・古賀新之助・椎葉萌・田口玲蘭・中村駿斗(以上、多文化社会学部社会動態コース)

    ※新型コロナウイルス対策をおこなったうえで活動しております。

    鬼木の棚田風景

    波佐見町歴史文化交流館前の集合写真

    墓地調査風景1 

    墓地調査風景2

    墓地調査風景3 

     

    棚田を背景に集合写真 

     

                                                                      

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