学部からのお知らせ
在福岡ベトナム社会主義共和国総領事館・領事をお招きした講義を実施しました
2024/07/31 トピックス
多文化社会学部 西田充教授の「大使館連続講義」において、在福岡ベトナム社会主義共和国総領事館のグェン ホン リン領事をお招きし、講義をしていただきました。講義は学生との対話形式で進められ、ベトナムの食文化、自然などの観光資源から始まり、政治体制や選挙制度、宗教など人々の暮らしの基盤について学生らは学ぶことが出来ました。幅広い面からベトナムを知ることが出来た学生は、ベトナムへの興味関心が深まった様子でした。
以下、参加した学生の感想です。
- 民族の差異を方言の差異になぞらえて、結論としてベトナム人の民族性には同質性があると教えていただきました。それを聞いて、言語が一様に統一されていない良さと地方によって文化が違い国としては多文化が共生している良さを感じました。
- 本講義を受けて、ベトナムは社会主義国家であるが、資本主義らしい国であることに関心を持ちました。私は社会主義では高い経済成長は見込まれないだろうと考えていたため、ベトナムが成長している背景に疑問を持っていましたが、ドイモイ政策によりベトナムが市場経済に移行したことで大きな経済発展を遂げたことを知り納得できました。
- とにかくベトナムについてたくさん知ることが出来ました。ベトナムの気候や特産品についてはもちろん、地域の祭りや宗教についても知ることが出来ました。ビールが美味しいという情報は今まで聞いたことがなかったので、知らなかったことを知れて嬉しく思い、行ってみたいとも思いました。また、ベトナムコーヒー、コーヒーの質の違い、特徴的な飲み方についても知れたので、現地で飲んでみたいと思いました。
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