学部からのお知らせ

    ポルトガル大使による特別講義を開催

    2025/10/20 トピックス

    2025年10月3日、多文化社会学部 西田充教授の「大使館連続講義」において、講師として駐日ポルトガル大使、ジルベルト・ジェロニム閣下をお迎えし、歴史・文化・国際関係を横断的に捉えた講演をしていただきました。

    講義では、ヨーロッパ最古の国の一つとしてのポルトガルの成り立ち、16世紀に始まる日本との交流、そして戦後から現代に至るまでの両国関係の変遷が紹介されました。鉄砲やカステラ、ボタン、パンなど、現在の日本語や生活文化に残るポルトガル由来の言葉や風習についての説明もあり、学生たちは身近なところに息づく歴史の痕跡に興味を示しました。

    講義後の質疑応答では、ポルトガルの発展過程や現代の国際的役割について多くの質問が寄せられ、学生たちは自らの視点で考えを深めていました。

     

    学生の声(一部抜粋)

    • 「今日の講義ではポルトガルという国とその歴史、日本との関係などを知ることができました。受ける前は“ロナウドとサッカーの国”という印象しかありませんでしたが、ポルトガルが日本に来るまでの歴史や、今の日本で使われている言葉の中にポルトガル語があることを知り、理解が深まりました。ヨーロッパで最も古い国であり、多くの特徴を持つポルトガルという国に関心を持ちました。」

     

    • 「ボタンやパン、コップなど日常の言葉から日本とポルトガルの関係がわかるのが面白いと感じました。長崎ではカステラが有名だけど、それもポルトガルとの関わりがあると知りました。高校の授業でザビエルを学びましたが、彼がポルトガル出身だったことも思い出しました。1860年に日葡修好通商条約が結ばれていたのは初めて知りました。」

     

    • 「日本とポルトガルの接点や言語・文化面での影響の大きさに驚かされました。長崎がその交流の拠点として重要な役割を果たしてきたこと、自分の住む地域がその歴史の中にあることを実感しました。また、ワーキングホリデー制度や大学間の学術交流など、学生にも関わる話題を知ることができたのは大きな収穫でした。」

     

     

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