学部からのお知らせ
留学体験記シリーズの掲載をはじめました。
2017/08/04 学生の活動
留学体験記シリーズ(1)
アメリカ留学生活とDean’s listの受賞
長崎大学多文化社会学部
社会動態コース 4年
櫛野弘奈
私は、アメリカのフロストバーグ州立大学に4年の前期から中期留学をしました。大学は小規模で少し田舎に位置していますが、先生方や国際交流センターの方も非常に親身で、とても恵まれた良い環境です。授業は英語2クラス、世界史、International Studiesの4科目12単位を履修しました。
英語はFreshman Compositionという一年生向けのエッセイのクラスを受講しました。最初はエッセイの構成などを四苦八苦しながら書いていたのですが、ずっと書いているとそのうち整理がつくようになり、書くスピードもあがりました。そこで習ったエッセイの書き方は全ての授業の課題で役立ち、本当に受けていて良かったと思います。もう一つの英語のクラスは留学生のみで、主にジャーナリズムについて学びました。ちょうどトランプ大統領が就任した時期と重なったこともあり、ホットな話題も多く、アメリカの時事について議論をしました。
International Studiesでは、政治・経済・歴史・地学・人類学の5つの視点から世界の物事を学びました。この授業では、多文化の3年間で学んできた事が存分に生かされ、より深く知識が身についたと思います。
大きな失敗もしました。世界史の中間テストで形式を勘違いしていて、問題を半分すべて解かないまま提出してしまい、関係各所に呼び出されたことは記憶に新しいです(笑)。そのため期末テストを必死で頑張りました。アメリカの大学は、少し失敗してもextra creditsという形で救済措置がある点が良いです。
結果的にDean’s listという学部長リストに入ることができたので、頑張った結果が形となり、とても嬉しいです。寮生活も楽しく、春季休暇や週末にはカルフォルニアやNYCに行くこともでき、素晴らしい半年間でした。4年の前期という就活との兼ね合いに悩みましたが、留学して良かったと思います。様々な人々と出会えたこの経験は、私がこれから社会に出た際に、仕事や新たな事に踏み出す原動力となりうると思います。
⇒一覧に戻る