学部からのお知らせ
平成30年度一般入試(多文化社会学部)の募集人員の追加について
2017/12/21 入試情報
多文化社会学部生が「日本語パートナーズ」としてベトナムへ。
2017/12/20 学生の活動
「日本語パートナーズ」派遣事業(国際交流基金主催)は、アジアの中学・高校などの教育機関で、授業アシスタントや日本文化の紹介を行うために、現地の日本語教師や生徒の「パートナー」として人材を派遣する事業です。2017年9月、この「日本語パートナーズ」の短期派遣プログラムでベトナムに派遣された多文化社会学部の2年生6名が、日本語教育のアシスタントをしながら、現地の若者や子どもたちと交流を深めてきました。
以下、参加したメンバーによる報告と感想です。
<参加メンバーの報告>
「ベトナムへの第1期短期派遣の成功を受けて、今年の9月、私たち長崎大学多文化社会学部の2年生6人が、ベトナム中部のフエ・ダナンに派遣されました。現地で日本語を学んでいる生徒を対象に、中学5校、高校6校の計11校を、2週間にわたって訪問し、主に長崎の「和華蘭(わからん)文化」について行われた授業のアシスタントをつとめました。授業では子どもたちにできるだけ楽しく受けてもらえるように、クイズやフリートークなどを織り交ぜながら、それぞれの充実した90分を各学校で過ごさせてもらいました。
2週間のうちには、各学校の授業の他にも、自由時間内での観光であったり、現地の長期パートナーズや、授業進行を助けてくださった外国語大学の生徒さんたち、国際交流基金の職員である方々との出会いなどが、私たちの派遣研修をより実のあるものにさせてくれました。」
<参加メンバーの感想>
(森 まどか)
派遣される前は、「日本や長崎のことを伝えないと!」と意気込んでいましたが、実際は、この活動を通して私の方が沢山のことを「学ばせてもらった」と感じます。今まで興味があった教育の分野はもちろん、アジアの魅力に魅せられ、自分の将来の新たな目標へと繋がりました。計画や準備は大変でしたが、メンバーと協力し合い成功させることが出来て、このチームで本当に良かったと思います。
(堀川みき)
今回の短期ベトナム派遣において最も印象的だったことは、ベトナム学生のダンスサークルにまじってダンスセッションをしたことです。ダンスという共通のものを通して、ノンバーバルで学生たちと同じ空間を楽しむことができ、非常に素敵な思い出となりました。ベトナム滞在期間中に多くの学校を訪問し、たくさんの学生に出会い、様々な場所を訪れることでベトナムをより深く知ることができました。この日本語パートナーズ派遣では、私たちが授業でベトナムの学生に日本・長崎の文化を教えるだけでなく、授業以外の場面でベトナムの文化を吸収することができとても貴重な経験となりました。
(小川淑子)
今回、日本語パートナーズに参加させていただいて、大変貴重な体験をすることができました。この活動の中で最も印象に残っていることは、ベトナムの生徒がとても元気がよく、積極的に授業に参加してくれたことです。こちらが質問をすると、みんな勢いよく手を挙げて答えてくれます。このような生徒たちを見ていると、こちら側も元気が出て、より良い授業をしようという気持ちになりました。普段の大学生活では経験できないことをできて、これからの大学生活をより有意義なものにしようという思いが強くなりました。
(青野舞)
日本語パートナーズのベトナムでの活動を通して、1番印象的だったのは、「伝統と発展の2つを持っているベトナム」です。私たちは今回の活動で、古都で古き良き伝統が残るフエと観光地として有名で多くのビルが建設されているダナンの2つの異なる特徴を持つ地を訪れました。その中で、伝統が残るベトナムと経済の発展が進むベトナムを見て、これからこの2つがどうなっていくのか、日本のように伝統が薄れていくのか、それとも、よいバランスを保っていくのか、「今後のベトナム」に興味を持つことができました。
(福永楓)
私にとってベトナムは、初めて来たアジア大陸の国で、来る前の予想通り外は暑く、室内も暑かった印象でした。食べ物は250円くらいでごちそうを食べることが出来て、毎日幸せでした。日本では食べないようなものも食べられて良かったです。印象的だったのが、現地の子どもたちはとても素直で、少しシャイではありましたが、意欲的に私たちが準備した授業を受けてくれて、最終的な活動の成功を感じることが出来ました。
(山下茉莉花)
初めてのベトナムは、毎日が新鮮でいっぱいで、2週間があっという間に感じました。現地の子どもたちはとてもピュアで、私たちの国や、住んでいる地域の文化や生活に素直な興味を示してくれて、非常にやりがいを感じることが出来ました。この派遣を通じて、授業として子どもたちに教えていた立場の私たち自身も、何か大事なことをそれぞれ学び取ることができたのでは、と振り返ってしみじみと感じています。
多文化社会学部生がベトナムの「長崎くんち 御朱印船」公演に参加しました。
2017/12/20 学生の活動
2017年11月、多文化社会学部生が中心となって活動している国際交流サークル「ふくろう」は、長崎県派遣団の一員として、「御朱印船プロジェクト」に参加しました。日本とベトナムとの交流促進などを目的として、ホイアン市に御朱印船の模型を贈呈するとともに、現地で「長崎くんち 御朱印船」の公演を行うプロジェクトです。世界遺産の街としても知られるホイアンは、江戸時代初期には、日本人町が存在し、長崎とも歴史的なつながりの深い街です。今回のプロジェクトで新たなつながりがまた始まりました。
以下は、プロジェクトに参加した「ふくろう」のメンバーの報告コメントです。
「私たちは、長崎とベトナムの交流の象徴である御朱印船のレプリカを、ホイアン市へ贈呈する「御朱印船プロジェクト」に参加しました。11月10日と11日に寄贈式典が開催され、大いに賑わいました。約二百人が出席した10日の式典では、長崎市本石灰町自治会の方々とともに船回しを披露し、女子メンバーは船の上で楽器演奏を行いました。11日には、APECで来越中の安倍首相とベトナムのフック首相も公演をご覧になりました。長年、長崎くんちに携わってこられた本石灰町の皆さんとともに素晴らしい体験をすることができました。
また、「御朱印船プロジェクト」と並行して、ダナン市でベトナムの学生との交流も行いました。ベトナムの学生たちは丁寧に名所を案内してくれて、最後にはおいしいベトナム料理をご馳走してくれました。長崎とベトナムの絆をより一層深めるべく、今後も彼らとの繋がりを大切にしていきます。」
プロジェクト参加者:大石直子・奥村琴子・小川淑子・梶原拓樹・川床愛・堀川みき・眞木直樹(長崎大学多文化社会学部生)
重点研究課題第2回研究会「現代世界の社会的リスクに関する超域的議論のための理論的検討(2)」
2017/12/18 トピックス
日時:2017年12月19日(火)14:30~17:40
場所:長崎大学文教キャンパス(総合教育研究棟3階 33番講義室)
プログラム:
鈴木英明「奴隷制、奴隷制廃止とリスク」
南誠「リスク社会における境界文化の創発性」(仮)
見原礼子「リスク社会における「子ども」研究の射程―A・プラウトの議論から」(仮)
本研究会では、人文社会科学諸分野におけるリスク研究をレビューしながら、各分野における最新の知見を踏まえ、現代世界の社会的リスクを捉えるための包括的な理論的枠組みについて議論します。
※ どなたでもご自由に参加いただけます。
お問い合わせ:
長崎大学多文化社会学部
TEL:095-819-2934
FAX:095-819-2912
takizawa●nagasaki-u.ac.jp
※●を@に置き換えて送信してください。
再掲:多文化社会学部進学説明会を開催します(長崎、福岡、熊本)
2017/11/30 入試情報
多文化社会学部ではこの度、長崎市、福岡市、熊本市にて、進学説明会を開催することになりました。
説明会では,本学部のカリキュラムの概要、入試情報、留学等に関して、現在パンフレットやホームページ等で提供している情報を、より分かりやすく説明いたします。
会場では,多文化社会学部案内及び一般入試学生募集要項を配布いたします。 また、過去4年間の一般入試の過去問を閲覧できるコーナーを設置します。
個別相談では,教員及び在学生が入試や,カリキュラム,学生生活,寮生活,留学などについて,様々な疑問や相談に乗る予定です。
■対象:高校生、既卒者、学校関係者、保護者等
■プログラム(各会場共通)
- 多文化社会学部の概要説明(入試、カリキュラム、留学等)
- 平成30年度入試の情報(特に一般入試(前・後期))
- 質疑応答及び個別相談(自由参加)
長崎会場
■日時:平成29年12月8日(金)18:00-19:00
■会場:長崎大学文教キャンパス グローバル教育・学生支援棟3階 G-3A講義室
(長崎市文教町1-14、長崎電気軌道「長崎大学前」電停からすぐ)
福岡会場
■日時:平成29年12月9日(土)14:00-15:00
■会場:代々木ゼミナール福岡校 4階40番教室
(福岡市博多区博多駅前4-2-25、JR博多駅博多口から徒歩5分)
熊本会場
■日時:平成29年12月16日(土)14:00-15:00
■会場:熊本市国際交流会館 4階第3会議室
(熊本市中央区花畑町4-18、熊本交通センターより徒歩3分)
■参加方法
参加をご希望の方は、所属する高校を通じての申込み又は申込フォームより、必要事項を記入のうえお申し込みください。
ポスターはこちら(PDF形式、1,346KB)からご覧ください。
ザンジバルの写真展とギャラリートークを開催します。
2017/11/30 トピックス
フィールドワークモジュールの選択科目「
日時: 12月4日(月)~15日(金)
場所: 長崎大学附属図書館(文教キャンパス)
1F ギャラリースペース
詳細は、以下のポスターをご覧ください。
重点研究課題第1回研究会「現代世界の社会的リスクに関する超域的議論のための理論的検討(1)―社会学・政治学・経済学・宗教学」
2017/11/29 トピックス
日時:2017年11月30日(木)14:30~17:40
場所:長崎大学文教キャンパス(総合教育研究棟3階 32番講義室)
プログラム:
趣旨説明(滝澤克彦)
首藤明和「社会システム論におけるリスク論―N・ルーマンを中心にして」
小松悟「因果推論に基づく健康リスクの評価」
コンペル・ラドミール「リスク社会と社会的リスクの間―セキュリタイゼーション論を越えて」
滝澤克彦「リスク社会におけるリスクと不可視的なものの所在」
本研究会では、人文社会科学諸分野におけるリスク研究をレビューしながら、各分野における最新の知見を踏まえ、現代世界の社会的リスクを捉えるための包括的な理論的枠組みについて議論します。
※ どなたでもご自由に参加いただけます。
お問い合わせ:
長崎大学多文化社会学部
TEL:095-819-2934
FAX:095-819-2912
takizawa●nagasaki-u.ac.jp
※●を@に置き換えて送信してください。
重点研究課題ページを開設いたしました。
2017/11/29 トピックス
長崎大学第三期中期目標・中期計画における重点研究課題「「リスク社会」を生き続けるための人文社会科学の超域的研究拠点形成」のページを開設いたしました。以下をご覧ください。
http://www.hss.nagasaki-u.ac.jp/concentration.html
戦略職員(国際交流ディレクター)公募のお知らせ
2017/11/28 公募情報
詳細は以下をご覧ください。(応募〆切:平成29年12月25日(月)17時必着)
「長崎大学における教職員採用情報」
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/career/kyoin/20171127a.html
教員公募(助教4名:国際公共政策分野、社会調査法分野、歴史学・文化研究分野、言語学・言語教育学分野)
2017/11/28 公募情報
詳細は以下をご覧ください。(応募〆切:平成29年12月25日(月)17時必着)
「長崎大学における教職員採用情報」
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/career/kyoin/20171127b.html