学部からのお知らせ
第3回長崎大学大学院多文化社会学研究科(平成30年度設置)進学説明会を開催します。
2017/11/22 入試情報
平成30年4月1日設置の長崎大学大学院多文化社会学研究科では、修士課程の入学者を募集しています。
大学院への進学をお考えの方は、以下の日時に概要及び入試について、説明会を開催しますので、お気軽にご参加ください。
日時: 12月4日(月)午後6時~7時
場所: 長崎大学文教キャンパス総合教育研究棟2階
多文化社会学部21番講義室
内容: ・修士課程の内容(科目群、カリキュラム)
・試験問題の概要
・質疑応答
・希望者は個別面談も可
※11月21日の説明会と同じ内容です。
問い合わせ: 長崎大学文教地区事務部学務課(多文化社会学部担当)
住 所:〒852-8521 長崎市文教町1番14号
電 話:095-819-2975
メール:hss_gakumu@ml.nagasaki-u.ac.jp
詳しくはこちらのポスターからご参照ください。(243KB、PDF形式)
遠くアフリカに渡った日本製タイルを発見しました。
2017/11/22 トピックス
昨年に続き、今年も海外フィールドワーク実習のため、2017年9月3日から9月28日にかけて、9名の学生が東アフリカのザンジバルに出かけました。引率した増田研准教授は、その学生たちの指導のかたわら、ザンジバルと日本の物質的交流の可能性があるものとして、タイルに着目し、現地の骨董店で日本製の「マジョリカタイル」を見つけました。そして、帰国後、さらに調査を進めた結果、それらの一部が兵庫県の淡路島で焼かれたものであり、日本とアフリカの貿易関係を示す貴重な資料であることが判明し、新聞にも大きく取り上げられました。詳細は、新聞記事(毎日新聞2017年11月6日付、PDF 1MB)をご覧ください。
長崎県・福建省友好県省締結35周年記念講演会「連綿と続く長崎と中国の絆」
2017/11/10 トピックス
日中国交正常化45周年及び長崎県・福建省友好県省締結35周年を記念し、長崎と中国、とくに福建省との交流の歴史や華僑との関わりなどを紹介する講演会を開催いたしますので、お知らせします。
・日時:平成29年11月16日(木曜日)13時30分から17時30分まで(13時受付開始)
・場所:長崎歴史文化博物館1階ホール(長崎市立山1丁目1-1)
・主催:長崎県、長崎歴史文化博物館、長崎大学多文化社会学部、長崎県日中親善協議会
講演会の内容は以下のポスターまで(PDF, 2.22MB)
※基調講演講師が、泉州海外交通史博物館館長 丁毓玲氏から、泉州海外交通史博物館 策展交流部主任 王麗明氏に変更になりました。
詳細及び申込方法はこちらをご参照ください。
第30回東京国際映画祭「アジアの未来部門」の作品賞と国際交流基金アジアセンター特別賞をダブル受賞(多文化社会学部が協賛・制作協力の日緬合作映画 )
2017/11/08 トピックス
第30回東京国際映画祭の授賞式が11月3日、東京・六本木で開催され、日本・ミャンマー共同制作映画『僕の帰る場所』(多文化社会学部協賛)が「アジアの未来部門」の最優秀作品に与えられる「作品賞」と、文化の違いを越えて国際的な活躍が期待される監督に贈られる「国際交流基金アジアセンター特別賞」を受賞しました。
同映画祭「アジアの未来部門」は活気に満ちたアジア映画界の将来をリードする作品を紹介するコンペティッション企画です。日本人監督の映画が作品賞を受賞するのは同部門では初めてのこと。「作品賞」と「国際交流基金アジアセンター特別賞」のダブル受賞も初の快挙となります。
映画『僕の帰る場所』監督 藤元明緒氏
「今回、沢山の人にドキュメンタリーのようだという声を頂いたが、私の中ではドキュメンタリータッチでいこうという意識はなく、脚本を読んで同じ思いを持ち、共感する方々が出演することで、彼らの暮らしのありのままを見て頂けました。ただ物語を撮るだけではなく、シーンの前後も含めて撮影することで瑞々しい瞬間を切り取れたのではないかなと思っています。出演者が本心を言っている言葉を撮影することで今回の映画は完成しました」
審査委員・映画監督 行定勲氏
「未来を担う若い監督達の作品を見る刺激的な日々を過ごさせて頂きました。それぞれユニークなアイデアで描かれた作品が多く、個人的に楽しい時間を過ごさせていただきました。しかし、描かれるべきテーマは素晴らしいにもかかわらず、視点がぶれてしまい、詰め込みすぎて観る側に何を伝えたかったのかを見失った作品が多かったのが少し残念でした。アジアならではの漲る力、見たこともない突き抜けた圧倒されるような作品を、もっと見たかったという正直な思いが残ります。審査会は紛糾することなく、優れたある二つの作品の議論に終始しました。オリジナリティーのある記憶に残る映画、素晴らしい演技を我々に見せてくれた俳優達についてその二つの作品の力は拮抗していました。そ の議論の結果、私たちはアジアの未来を担う作品に作品賞とそれとは別にスペシャルメンションを設けました」
審査委員・サンセバスチャン国際映画祭ディレクター・ジェネラル
ホセ=ルイス・レボルディノス氏
「(この作品は)ある家族の物語を繊細に語ることで、世界中の様々な家族のメタファーとなっています。フィクションを用い、現実の困難さを素晴らしく芸術的に描き、大変優れた映画的な価値と演技を持つ作品です」
特報映像
URL: https://youtu.be/YH1YMpEjFjE
華僑研究の国際学会を開催します(11月18日~19日)
2017/11/01 トピックス
多文化社会学部の全面的な協力のもと、長崎大学文教キャンパスで開かれます。
ぜひお越しください。
平成30年度設置長崎大学大学院 多文化社会学研究科進学説明会を開催します。
2017/11/01 入試情報
平成30年4月1日設置の長崎大学大学院多文化社会学研究科では、修士課程の入学者を募集しています。
大学院への進学をお考えの方は、以下の日時に概要及び入試について、説明会を開催しますので、お気軽にご参加ください。
日時: 11月21日(火)①午後1時~2時 ②午後6時~7時
場所: 長崎大学文教キャンパス総合教育研究棟2階
多文化社会学部21番講義室
内容: ・修士課程の内容(科目群、カリキュラム)
・試験問題の概要
・質疑応答
・希望者は個別面談も可
問い合わせ: 長崎大学文教地区事務部学務課(多文化社会学部担当)
住 所:〒852-8521 長崎市文教町1番14号
電 話:095-819-2975
メール:hss_gakumu@ml.nagasaki-u.ac.jp
詳しくはこちらのポスターからご参照ください。(486KB、PDF形式)
多文化社会学部進学説明会を開催します(長崎、福岡、熊本)
2017/10/24 入試情報
多文化社会学部ではこの度、長崎市、福岡市、熊本市にて、進学説明会を開催することになりました。
説明会では,本学部のカリキュラムの概要、入試情報、留学等に関して、現在パンフレットやホームページ等で提供している情報を、より分かりやすく説明いたします。
会場では,多文化社会学部案内及び一般入試学生募集要項を配布いたします。 また、過去4年間の一般入試の過去問を閲覧できるコーナーを設置します。
個別相談では,教員及び在学生が入試や,カリキュラム,学生生活,寮生活,留学などについて,様々な疑問や相談に乗る予定です。
■対象:高校生、既卒者、学校関係者、保護者等
■プログラム(各会場共通)
- 多文化社会学部の概要説明(入試、カリキュラム、留学等)
- 平成30年度入試の情報(特に一般入試(前・後期))
- 質疑応答及び個別相談(自由参加)
長崎会場
■日時:平成29年12月8日(金)18:00-19:00
■会場:長崎大学文教キャンパス グローバル教育・学生支援棟3階 G-3A講義室
(長崎市文教町1-14、長崎電気軌道「長崎大学前」電停からすぐ)
福岡会場
■日時:平成29年12月9日(土)14:00-15:00
■会場:代々木ゼミナール福岡校 4階40番教室
(福岡市博多区博多駅前4-2-25、JR博多駅博多口から徒歩5分)
熊本会場
■日時:平成29年12月16日(土)14:00-15:00
■会場:熊本市国際交流会館 4階第3会議室
(熊本市中央区花畑町4-18、熊本交通センターより徒歩3分)
■参加方法
参加をご希望の方は、所属する高校を通じての申込み又は申込フォームより、必要事項を記入のうえお申し込みください。
ポスターはこちら(PDF形式、1,346KB)からご覧ください。
猛暑の中、五島列島の窯跡の調査を行いました。
2017/10/24 学生の活動
多文化社会学部の野上ゼミでは、五島列島・福江島の窯跡調査を継続的に行っています。五島の窯跡はこれまで考古学的な調査が全く行われていませんでしたが、昨年、初めて田ノ江窯跡(五島市富江町)の測量調査を行いました。
そして、今年も8月21日〜24日にかけて、猛暑の中、五島に出かけました。今年は多文化社会学部の6名の学生たちが、日韓の考古学研究者とともに、八本木窯跡の平板測量とレベル測量を行いました。携帯電話の電波も届かない山の中に分け入り、さながら探検隊のようでした。
なお、昨年の報告は、『金沢大学考古学紀要』38号に掲載しています。
参加者:新垣咲希・川畑容・山口友香・前川智英・長岡南実・弓場春佳(長崎大学多文化社会学部学生)、韓盛旭(民族文化遺産研究院)、中野雄二(波佐見町教委)、溝上隼弘(佐世保市教委)、野上建紀(長崎大学多文化社会学部)
協力:五島市教育委員会富江支所、五島市富江町繁敷のみなさん
多文化社会学部生が海の漁場保護のために海に潜ってきました。
2017/10/04 学生の活動
多文化社会学部3年の新垣咲希さん、榎園美香子さん、川床愛さん、大石直子さん、羽田真紀代さんが海の漁場の保全のためにウニ類の駆除を行いました。彼女達は長崎大学全学スキューバダイビングサークルに所属しており、今回はそのダイビング技術を生かして、長崎市外海地区の海に潜りました。
長崎市外海地区は豊かな漁場でしたが、近年、ウニなどが海藻を食べ尽くす「磯焼け」が進み、深刻な問題となっていました。そこで藻場保全活動を支援している団体から依頼を受けた新垣さんらは2017年6月17日に、水深4〜5mほどの海底に潜り、ハンマーなどの道具を片手に約1600匹のウニの駆除を行いました。この活動は、地元の方にも喜ばれ、朝日新聞や長崎新聞でも報道されました。
朝日新聞デジタル(動画もあります。)
http://www.asahi.com/articles/ASK6K55DDK6KTQIP00G.html
(新垣咲希さんのコメント)
潜る前の説明で、昔の豊かな外海地区の海の写真を見たのですが、実際に潜ってみると、本当に同じ場所だとは思えないぐらい、違う光景が広がっていました。海藻が少なく、ガンガゼやムラサキウニが広範囲に広がっていて、磯焼けの想像以上の深刻さを実感しました。私たちは今まで楽しみのために潜ってきましたが、楽しむだけではなく自分たちの特技をいかして自然保護活動に貢献できることが嬉しかったし、これからも継続してこの活動に参加していきたいと思いました。
多文化社会学部協賛映画『僕のいる場所 Passage of Life』(東京国際映画祭「アジアの未来」部門の日本代表作品に決定)
2017/09/29 トピックス
『僕のいる場所 Passage of Life』(監督・藤元明緒)は、日本在住のミャンマー移民をテーマに制作した実話に基づく、日本とミャンマー合作映画です。長崎大学多文化社会学部では、本作品に協賛団体として制作協力してきました。一般上映に先立ち平成28年7月2日、多文化社会学部提供のワンアジア財団寄付講座「共生するアジアの多文化社会」の企画として試写会と監督、ディレクターとの討論会を開催しました。試写会での反響も踏まえて編集作業の最終調整を終え、このほど第30回東京国際映画祭(10.25‐11.3)での上映が決定しました。
詳細は下記をご覧ください。
「第30回東京国際映画祭 | 僕の帰る場所」
http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=39
「日本とミャンマーを舞台にした映画『僕の帰る場所』(英題)Passage of Life」
http://www.passage-of-life.com