学部からのお知らせ
大学院多文化社会学研究科が平成30年4月に設置されます。
2017/08/31 入試情報
本学が設置計画書を提出していた大学院多文化社会学研究科(修士課程)について、
平成29年8月25日付で文部科学省大学設置・学校法人審議会にて設置が認められました。
今後、平成30年4月1日の大学院設置に向けて準備を進めていきます。
新研究科の構想、カリキュラム等に関する情報はこちらをご覧ください。
なお、学生募集などに関する情報についても、順次公開予定です。
〇募集要項請求の案内〇
請求方法
長崎大学文教地区事務部学務課(多文化社会学部担当)窓口で受け取る方法 |
長崎大学文教地区事務部学務課(多文化社会学部)窓口において無料で配付しております。
(平日8:45~17:30、土・日・祝日を除く。)
- 長崎市文教町1番14号:正門からまっすぐ入って教育学部棟建物(本館)の1階。
郵送により請求する方法 |
返信用封筒(A4判が入るサイズ)に宛先を明記し、返信用の切手を貼り、封筒の表に請求する
資料名を朱書きで明記してください。(例:大学院修士課程学生募集要項請求)
【 修士課程の資料 】
返信用封筒に貼る切手の金額 | ※( )内は速達料金 |
学生募集要項(1部) |
250円 (530円) |
着払(ヤマト運輸宅急便)での送付で資料請求する方法 |
送料着払いで送付いたします。
電話連絡の上、下記項目をFAX又はE-mailでご連絡ください。
料金は、送付部数や送付先で異なりますが、おおよそ1,000円程度になります。
資料請求の記載項目 |
連絡先 |
・ 氏名 ・ 希望する資料名 ・ 必要部数 ・ 送付先住所 ・ 電話番号 (請求内容確認のため電話する場合があります。) |
〒852-8521 長崎市文教町1番14号 長崎大学文教地区事務部学務課 (多文化社会学部担当) 電話:095-819-2975 FAX:095-819-2235 E-mail:hss_gakumu@ml.nagasaki-u.ac.jp |
資料:
多文化社会学部研究科概要 (PDF 1,015kb)
多文化社会学研究科の願書請求の案内 (PDF 160kb)
※新研究科に関するお問い合わせはこちら
〈http://www.hss.nagasaki-u.ac.jp/contact.html〉まで。
留学体験記シリーズの掲載をはじめました。
2017/08/04 学生の活動
留学体験記シリーズ(1)
アメリカ留学生活とDean’s listの受賞
長崎大学多文化社会学部
社会動態コース 4年
櫛野弘奈
私は、アメリカのフロストバーグ州立大学に4年の前期から中期留学をしました。大学は小規模で少し田舎に位置していますが、先生方や国際交流センターの方も非常に親身で、とても恵まれた良い環境です。授業は英語2クラス、世界史、International Studiesの4科目12単位を履修しました。
英語はFreshman Compositionという一年生向けのエッセイのクラスを受講しました。最初はエッセイの構成などを四苦八苦しながら書いていたのですが、ずっと書いているとそのうち整理がつくようになり、書くスピードもあがりました。そこで習ったエッセイの書き方は全ての授業の課題で役立ち、本当に受けていて良かったと思います。もう一つの英語のクラスは留学生のみで、主にジャーナリズムについて学びました。ちょうどトランプ大統領が就任した時期と重なったこともあり、ホットな話題も多く、アメリカの時事について議論をしました。
International Studiesでは、政治・経済・歴史・地学・人類学の5つの視点から世界の物事を学びました。この授業では、多文化の3年間で学んできた事が存分に生かされ、より深く知識が身についたと思います。
大きな失敗もしました。世界史の中間テストで形式を勘違いしていて、問題を半分すべて解かないまま提出してしまい、関係各所に呼び出されたことは記憶に新しいです(笑)。そのため期末テストを必死で頑張りました。アメリカの大学は、少し失敗してもextra creditsという形で救済措置がある点が良いです。
結果的にDean’s listという学部長リストに入ることができたので、頑張った結果が形となり、とても嬉しいです。寮生活も楽しく、春季休暇や週末にはカルフォルニアやNYCに行くこともでき、素晴らしい半年間でした。4年の前期という就活との兼ね合いに悩みましたが、留学して良かったと思います。様々な人々と出会えたこの経験は、私がこれから社会に出た際に、仕事や新たな事に踏み出す原動力となりうると思います。
多文化生と長崎東高校生が英語カフェで交流
2017/08/02 トピックス
多文化社会学部では、本学部生の英語力向上のために、戦略職員であるコーチング・フェローが主催する英語カフェを学期中、毎日実施しています。今回、初めての試みとして、平成27年度よりスーパーグローバルハイスクール (SGH) の指定校となっている長崎東高等学校の英語クラブの学生を招待し、英語カフェ特別セッションを7月31日(月)に実施しました。
今回の英語カフェには、英語クラブの生徒19名と本学部のサポート学生8名の総勢27名が参加しました。『長崎の観光地』と『和製英語』をテーマとした2つのセッションに参加し、楽しく会話を弾ませていました。『長崎の観光地』では、まず、観光地のカルタをした後で、長崎の観光スポットを紹介し、道案内を行うなどのロールプレーを行いました。『和製英語』では、ゲームを取り入れながら、日常的に使用しているカタカナ語の多くが英語で通じないことを理解した上で、なぜ通じないのか、実際の英語としては何を使えばよいかについてディスカッションを行いました。
多文化社会学部では、今後も、長崎東高等学校をはじめとする地域の高校生との交流を継続し、英語カフェ等の本学部の取り組みを体験することを通して、英語学習や海外留学、異文化理解の重要性を考える機会を提供したいと考えています。
同記事は長崎大学ホームページにも掲載されました。
平成29年度オープンキャンパスを開催しました
2017/07/21 トピックス
7月15日(土)、平成29年度長崎大学オープンキャンパスが開催され、多文化社会学部の会場にも、長崎県内外から約480名が参加しました。
当日は、まず「学部概要説明」が行われ、多文化社会学部の入試情報、カリキュラム、留学等について説明があり、更に学生スタッフによる1年間の学生生活の発表がありました。引き続き、「Demo Lesson(模擬授業)」として【異文化理解への扉】、【Let’s Learn About Canada!】をテーマにした講義が行われ、参加者は興味のあるテーマを聴講しました。
また、「なんでも相談室」では、多文化社会学部の教員や学生スタッフが相談員として対応し、多数の方が相談に訪れ、相談員に学生生活、入試、カリキュラム、留学、就職など熱心に質問されていました。
その他にも、多文化社会学部の学生スタッフによる学生企画イベントが行われ、留学プレゼンテーションやミニ英語カフェ体験、学部生との座談会など多数の方が参加され大いに盛り上がりました。
参加者からは、「在校生から話を聞くことで、大学生活に実感が湧いた」、「学部教育のコンセプトを直接教員に聞けたので学部への興味が深まった」等の感想を多数いただきました。
8月19日(土)には「移動オープンキャンパス(in福岡)」も開催されます。多数の参加者をお待ちしております。(「移動オープンキャンパス(in福岡)」の詳細については、http://www.nagasaki-u.ac.jp/nyugaku/open/index.html参照)
「夢への架橋」チャレンジ・プロジェクトで再びザンジバルへ
2017/07/18 学生の活動
多文化社会学部のカリキュラムの目玉の一つが、海外フィールドワーク実習です。昨年度(2016年度)は8月27日〜9月21日の日程で学生9名、教員・スタッフ5名の計14名でアフリカのタンザニアのザンジバル島へ出かけています。そのメンバーの一人である高田真也さん(多文化社会学部4年)は、地元の伝統アートである「ティンガティンガ」を研究テーマに選びました。
「ティンガティンガ」とは、タンザニア発祥のアフリカの絵画アートで、高田さんは現地の画家に13日間にわたって弟子入りし、「ティンガティンガ」を学びました。そして、帰国後も制作活動を続けて、この春、長崎大学の平成29年度『「夢への架橋」チャレンジ・プロジェクト』に、「長崎×タンザニア〜現地アートを介して知る・伝えるアフリカの魅力〜」の企画で応募し、見事採択されました。このプロジェクトは学生の叶えたい夢や実現したい企画の実現を支援するものです。高田さんはこの採択を受けて、夢を実現するために今夏の8月から再びザンジバルに向います。
高田真也さんの抱負
昨年度ザンジバル島でのフィールドワークで得た多くの学びや発見を、もっと多くの人に伝えたい・知ってほしい。その想いを胸に、アフリカの文化や暮らし、特に「ティンガティンガ」を代表とする芸術文化を長崎県下で発信する企画を立案しました。多文化社会学部で学んだ多くのことをアフリカの“現場”で最大限発揮し、日本とアフリカの架け橋になるべく邁進してまいります。
海外フィールドワーク実習調査活動報告書が刊行されました
2017/07/18 トピックス
『ザンジバルに学ぶ多文化社会の生き方』(阿部哲・牛久晴香 編)
2016年に多文化社会学部の「海外フィールドワーク実習」の活動として実施された、タンザニア連合共和国・ザンジバル島での現地調査とその後の活動についての報告書が2017年3月に刊行されました。
(目次から)
ザンジバル島 歴史的見地からの外観(鈴木英明)
第一部 ザンジバルにおける多元的医療
(阿部哲・新井裕奈・鈴木颯駿・中村彩菜・二石梨香)
第二部 人びとの営みから考えるザンジバルの産業と社会
(牛久晴香・牧夕莉子・清田千尋・高田真也・波佐間逸博・眞鍋愛・徳永翔太郎)
第三部 海外フィールドワーク実習 その企画と実施の記録
(増田研・阿部哲・牛久晴香)
平成30年度多文化社会学研究科(仮称)修士課程(設置認可申請中)説明会の開催案内 (H29.7.19開催)
2017/07/11 入試情報
長崎大学大学院多文化社会学研究科(仮称)修士課程(平成30年度設置予定)の概要について、説明会を開催します。ご興味がお有りの方は、ぜひお越しください。
1.日時:
平成29年7月19日(水)
① 13時00分から14時00分
② 18時00分から19時00分
2.場所
長崎大学 総合教育研究棟3階
多文化33番講義室
3. お問い合わせ
長崎大学文教地区事務部学務課(多文化社会学部担当)
住 所:〒852-8521 長崎市文教町1番14号
電 話:095-819-2975
メール:hss_gakumu@ml.nagasaki-u.ac.jp
詳しくはこちらのポスターからご参照ください。(295KB、PDF形式)
多文化社会学部シンポジウム 「多みんぞくニホン」のかたち 〜多文化「共創」社会の実像〜
2017/06/30 トピックス
グローバリゼーション時代における人・モノ・情報の流れはますます活発化すると言われてきたが、昨今のイギリスのEU離脱とアメリカ新大統領の誕生からうかがえるように、そうした流動性に反する動きが顕在化してきている。なかでも移民問題の政治化や移民への批判的な眼差しが大きな論争を呼び、他者との共生社会構築に向けた取り組みは、喫緊の課題として再び問われるようになった。もちろんこうした移民問題はけっして欧米諸国に限らない。外国籍住民の比率が低いとはいえ、戦前から一貫して国際移民に関わりを持ち、将来にわたって人口減少と労働者不足に悩む日本にとっても重要な課題である。
「単一民族国家」と謳われていた日本は、「多民族国家」であったことは論をまたない。本シンポジウムはそうした「多みんぞく」を抱える「ニホン」の内実を知ることで、他者との共生がいかにして可能になるのかを問うと共に、日本とアジアとの関係についての再考を促す。
日 時:2017年7月28日(金) 14:30〜17:50
会 場:長崎大学文教キャンパス 文教スカイホール
(長崎市文教町1-14 グローバル教育・学生支援棟)
主 催: 長崎大学多文化社会学部
共 催: ワンアジア財団寄付講座
長崎大学重点研究課題:「リスク社会」を生き続けるための人文社会科学の超域的研究拠点形成
プログラム
14:30-14:35 開会の挨拶 中村 則弘(多文化社会学部長)
14:35-14:45 シンポジウムの趣旨説明 南 誠(多文化社会学部 准教授)
14:45-15:30 講演1 多文化『共創』の街・新宿の過去・現在・未来から:日本の多文化社会
の在り方を考える
川村 千鶴子(大東文化大学名誉教授,多文化社会研究会理事長,新宿区多文化共生まちづくり会議部会長)
15:30-16:15 講演2 『移動する子ども』という記憶と社会
川上 郁雄(早稲田大学大学院日本語教育研究科長,教授)
16:15-17:00 講演3 『多みんぞくニホン』の歴史と境界文化
南 誠(多文化社会学部 准教授)
17:00-17:20 コメント 見原 礼子(多文化社会学部 准教授)
コンペル ラドミール(多文化社会学部 准教授)
17:20-17:50 ディスカッション
ポスターはこちらをご覧ください。
事前申し込みは不要です。
問い合わせ先:文教地区事務部 総務課 多文化社会学部総務班
TEL:095-819-2934
平成29年度版パンフレットを公開しました。
2017/06/27 トピックス