学部からのお知らせ
滝澤克彦准教授が2016年度「印度学宗教学会賞」を受賞
2016/07/21 トピックス
多文化社会学部の滝澤克彦准教授は,平成28年5月28日(土),2016年度「印度学宗教学会賞」を受賞しました。
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news2153.html
同賞は,印度学・仏教史および宗教学分野における,若手研究者の優れた業績に対して授与されるものです。なお,表彰式は同日,郡山女子大学で開催された印度学宗教学会第58回学術大会において行われました。
著書名「越境する宗教 モンゴルの福音派」
多文化社会学部公開講座『多文化を学ぶ、多文化を生きる』
2016/07/07 トピックス
複数の文化的・言語的背景を持った人びとが、共に働き、生活するという状況は21世紀になって初めて生じたものではなく、人類の歴史の最初期からありました。しかしグローバル化が急速に展開することによって、人・カネ・モノ・情報の移動がこれまでにないほど大規模になったことで、複数の文化や言語が同じ社会の中で共生する状況は特に珍しいものではなくなりつつあります。
この講座では、(1)このような多文化状況に対して学問的にアプローチするための切り口にはどのようなものがあるのかを学ぶ【高校生向けにアレンジした学部専門科目】、(2)多文化状況の中で生きていくための語学学習の方法を知る【最新の理論に基づく英語授業】、(3)自分とは異なる立場に立つ人々の主張を理解し、さらには彼らに向けて発信するためのリテラシー(読み・書きの力)の土台を身に付ける【批判的に読み、論理的に書くための文章講座】ことを目指します。
主催:長崎大学多文化社会学部
日程:平成28年8月4日~5日
対象:高校生
受講料:3,000円(公開講座当日に受付にてお支払いをお願いします。)
会場:長崎大学文教キャンパス(〒852-8521 長崎市文教町1-14)
定員:長崎県外の高校生…15名(お申込受付は先着順とし、原則として定員に達した場合、お申込受付終了とさせていただきます。申込の際はフォームより送信して下さい。)
長崎県内の高校生…35名(長崎県内の高校生は,所属する高校にお申込みください。)
申込期限:申込期限を延長します。定員になり次第、締め切らせて頂きます。
多文化社会学部公開講座『多文化を学ぶ、多文化を生きる』
詳細はポスター(PDF版、1.4MB)をご確認ください。
【問い合わせ先】
長崎大学文教地区事務部学務課(多文化社会学部)
Tel: 095-819-2030
E-mail: hss_gakumu @ ml.nagasaki-u.ac.jp
平成28年度版パンフレットを公開しました
2016/06/27 トピックス
キャリア支援講座の開催~海外駐在員ってどんな生活?~
2016/06/24 トピックス
日蘭協会(名誉総裁・秋篠宮文仁親王殿下, 会長・古森重隆氏・富士フイルムホールディングス会長・CEO)のご協力を得て6月17日、同協会会員企業から講師をお招きし「海外駐在員の経験」をテーマに就職セミナーを開催しました。
講師は、商船三井ロジスティクス(株)常務取締役の室越城太氏と、富士フイルム(株)高機能材料開発本部統括マネージャーの吉田光一氏のお二人。いずれも欧州とくにオランダに10年近い長期にわたる駐在経験をお持ちです。セミナーでは歴史・文化、欧州経済におけるハブ機能といったオランダの特徴を、二人の講師それぞれの実体験を下にご説明していただきました。さらに商船三井および商船三井ロジスティック、富士フイルムそれぞれの欧州とオランダでの事業戦略の概要説明に続き、両氏が経験したオランダと日本の生活の違いをレクチャーしていただきました。
多文化社会学部のオランダ特別コース(1~3年生)を中心に、海外とのかかわりを将来の職業選択の際に重要視している学生からは、海外駐在経験がその後の会社人生にどのように影響してくるのか、英語が日常生活で通用するオランダで現地語を習得するメリットは何か、駐在員のような長期滞在ではなく半年~一年でも留学することに意味があるのか―など多数の質問が寄せられました。
室越、吉田両氏は学生の質疑に対し、異文化を体験する楽しさや、駐在経験を通じた他者を受け入れることの重要性を自覚したことなどについて、経験に基づきお話しされました。
最後に「人間はいくつになっても変わることができる」「積極的に海外にチャレンジして欲しい」とのメッセージをいただきました。
全体セミナー終了後は、希望者のみを集めて座談会を実施しました。業界の将来展望と各社の海外事業戦略のほか、女性の働き方や就職活動をする上で気をつけたことなど、普段なかなか聞くことのできない貴重な体験談に触れ、参加した学生から多くの質問が寄せられていました。
なお、日蘭協会は「オランダおよび日本に関連する事項と文化の相互の紹介および理解の促進、両国国民の友好親善に寄与することを目的」とする友好団体(1912年発足、第二次大戦後1954年再発足)であり、日本で唯一のオランダ特別コースを開設する多文化社会学部とは今後、情報交換やイベントの共催など幅広く交流を重ねていく方針です。
第12回海港都市国際シンポジウム 「学際的フィールドとしての海港都市 理論と方法をめぐって」
2016/02/11 トピックス
第12回 海港都市国際シンポジウム「学際的フィールドとしての海港都市 理論と方法をめぐって
【日 時】 平成28年2月20日(土)~21日(日)
【場 所】 長崎大学文教キャンパス 総合教育研究棟2階 多目的ホール
【お問合せ先】
長崎大学多文化社会学部 南 誠 助教
Tel 095-819-2926
e-mail lsk-minami {at} nagasaki-u.ac.jp
※イベントの詳細はこちらのチラシ(PDF1.81 MB)をご覧下さい。
LECTURE & WORKSHOP 移民・難民・外国人の人権と法『弁護士の活動から「多文化社会」を考えてみよう』
2016/01/21 トピックス
LECTURE & WORKSHOP
移民・難民・外国人の人権と法 『弁護士の活動から「多文化社会」を考えてみよう』
長崎大学において日本各地の弁護士の方々によるレクチャー&ワークショップを開催します。
【日 時】 平成28年2月13日(土)9:30~11:30
【会 場】 長崎大学文教キャンパス(長崎市文教町1-14)
多文化社会学部 多文化12教室(総合教育研究棟12階)
【対 象】 長崎大学生,長崎大学大学院生、長崎大学教職員,高校生
【参加費】 無料
【参加方法】事前申込制
2月10日(水)締切
※詳細・お申込み・問い合わせはこちらをご覧ください。
LGBTに関する研修会を開催
2016/01/04 トピックス
平成27年12月17日,多文化社会学部はLGBTに関する研修会を開催しました。
本研修会はハラスメント防止委員会が主催し,「LGBT理解から始める多様性を認めあう大学作り」という内容で,特定非営利活動法人ReBitより3名の講師をお迎えして開催したものです。
研修会には,多文化社会学部教職員及び学生等約40名が参加し,講師からLGBTの基礎知識,自身のライフヒストリー,大学生活で困りがちなこと及びその対応例をテーマにご説明いただきました。LGBTについて学ぶ貴重な機会となり,参加者との質疑応答を含めて,活発な意見交換が行われました。
滝澤克彦准教授が第37回「サントリー学芸賞」を受賞しました
2015/12/18 トピックス
多文化社会学部の滝澤克彦准教授は,平成27年11月11日(水),第37回「サントリー学芸賞」(社会・風俗部門)を受賞しました。
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news1963.html
同賞は「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」の4部門に分かれ,毎年,前年1月以降に出版された著作物を対象に選考し,広く社会と文化を考える,独創的で優れた研究,評論活動をされた方を顕彰しています。1979年の本賞創設以来,第36回(2014年度)までの受賞者は307名を数え,これらの受賞者の業績は,主題への斬新なアプローチ,従来の学問の境界領域での研究,フロンティアの開拓などの点で高く評価されています。
なお,表彰式は12月14日(月),東京都内のホテルにて行われました。
著書名
「越境する宗教 モンゴルの福音派 ―― ポスト社会主義モンゴルにおける宗教復興と福音派キリスト教の台頭」(新泉社)
http://www.shinsensha.com/detail_html/01zinbun/1501-2.html
サントリー財団HP
http://www.suntory.co.jp/sfnd/prize_ssah/index.html
第3回多文化社会学研究会「グローバル化する食文化とローカリティの変容」
2015/11/05 トピックス
11月6日(金)に第3回多文化社会学研究会・シンポジウム「グローバル化する食文化とローカリティの変容:味覚の世界から考える多文化状況」を開催します。
詳細はこちらのポスター(PDF版:928KB)をご覧ください。
「グローバル業界セミナー」を開催 ~キャリア形成について学ぶ~
2015/10/29 トピックス
平成27年10月22日、株式会社リクルートキャリアの呼びかけにより、グローバルな事業展開のさらなる拡充が期待できる企業3社の人事担当者をお招きし、多文化社会学部の全学生を対象に「グローバル業界セミナー」を開催しました。
セミナー参加企業は、総合電機メーカーのパナソニック株式会社、化粧品・医薬品メーカーの再春館製薬所、ブライダルコンサルティングのアイ・ケイ・ケイ株式会社の3社。グローバル時代における、それぞれの業界動向、企業戦略、人生の目標、将来のキャリア形成と働き方について講演いただきました。学生は、卒業後の社会人として働く自己像をイメージしながら熱心に耳を傾けていました。
全体セミナー終了後は、希望者のみを集めて座談会を実施しました。業界の将来展望と各社の海外事業戦略のほか、女性の働き方や就職活動をする上で気をつけたことなど、普段なかなか聞くことのできない貴重な体験談に触れ、参加した学生から多くの質問が寄せられていました。