学部からのお知らせ
平成29年度オープンキャンパスを開催しました
2017/07/21 トピックス
7月15日(土)、平成29年度長崎大学オープンキャンパスが開催され、多文化社会学部の会場にも、長崎県内外から約480名が参加しました。
当日は、まず「学部概要説明」が行われ、多文化社会学部の入試情報、カリキュラム、留学等について説明があり、更に学生スタッフによる1年間の学生生活の発表がありました。引き続き、「Demo Lesson(模擬授業)」として【異文化理解への扉】、【Let’s Learn About Canada!】をテーマにした講義が行われ、参加者は興味のあるテーマを聴講しました。
また、「なんでも相談室」では、多文化社会学部の教員や学生スタッフが相談員として対応し、多数の方が相談に訪れ、相談員に学生生活、入試、カリキュラム、留学、就職など熱心に質問されていました。
その他にも、多文化社会学部の学生スタッフによる学生企画イベントが行われ、留学プレゼンテーションやミニ英語カフェ体験、学部生との座談会など多数の方が参加され大いに盛り上がりました。
参加者からは、「在校生から話を聞くことで、大学生活に実感が湧いた」、「学部教育のコンセプトを直接教員に聞けたので学部への興味が深まった」等の感想を多数いただきました。
8月19日(土)には「移動オープンキャンパス(in福岡)」も開催されます。多数の参加者をお待ちしております。(「移動オープンキャンパス(in福岡)」の詳細については、http://www.nagasaki-u.ac.jp/nyugaku/open/index.html参照)
海外フィールドワーク実習調査活動報告書が刊行されました
2017/07/18 トピックス
『ザンジバルに学ぶ多文化社会の生き方』(阿部哲・牛久晴香 編)
2016年に多文化社会学部の「海外フィールドワーク実習」の活動として実施された、タンザニア連合共和国・ザンジバル島での現地調査とその後の活動についての報告書が2017年3月に刊行されました。
(目次から)
ザンジバル島 歴史的見地からの外観(鈴木英明)
第一部 ザンジバルにおける多元的医療
(阿部哲・新井裕奈・鈴木颯駿・中村彩菜・二石梨香)
第二部 人びとの営みから考えるザンジバルの産業と社会
(牛久晴香・牧夕莉子・清田千尋・高田真也・波佐間逸博・眞鍋愛・徳永翔太郎)
第三部 海外フィールドワーク実習 その企画と実施の記録
(増田研・阿部哲・牛久晴香)
多文化社会学部シンポジウム 「多みんぞくニホン」のかたち 〜多文化「共創」社会の実像〜
2017/06/30 トピックス
グローバリゼーション時代における人・モノ・情報の流れはますます活発化すると言われてきたが、昨今のイギリスのEU離脱とアメリカ新大統領の誕生からうかがえるように、そうした流動性に反する動きが顕在化してきている。なかでも移民問題の政治化や移民への批判的な眼差しが大きな論争を呼び、他者との共生社会構築に向けた取り組みは、喫緊の課題として再び問われるようになった。もちろんこうした移民問題はけっして欧米諸国に限らない。外国籍住民の比率が低いとはいえ、戦前から一貫して国際移民に関わりを持ち、将来にわたって人口減少と労働者不足に悩む日本にとっても重要な課題である。
「単一民族国家」と謳われていた日本は、「多民族国家」であったことは論をまたない。本シンポジウムはそうした「多みんぞく」を抱える「ニホン」の内実を知ることで、他者との共生がいかにして可能になるのかを問うと共に、日本とアジアとの関係についての再考を促す。
日 時:2017年7月28日(金) 14:30〜17:50
会 場:長崎大学文教キャンパス 文教スカイホール
(長崎市文教町1-14 グローバル教育・学生支援棟)
主 催: 長崎大学多文化社会学部
共 催: ワンアジア財団寄付講座
長崎大学重点研究課題:「リスク社会」を生き続けるための人文社会科学の超域的研究拠点形成
プログラム
14:30-14:35 開会の挨拶 中村 則弘(多文化社会学部長)
14:35-14:45 シンポジウムの趣旨説明 南 誠(多文化社会学部 准教授)
14:45-15:30 講演1 多文化『共創』の街・新宿の過去・現在・未来から:日本の多文化社会
の在り方を考える
川村 千鶴子(大東文化大学名誉教授,多文化社会研究会理事長,新宿区多文化共生まちづくり会議部会長)
15:30-16:15 講演2 『移動する子ども』という記憶と社会
川上 郁雄(早稲田大学大学院日本語教育研究科長,教授)
16:15-17:00 講演3 『多みんぞくニホン』の歴史と境界文化
南 誠(多文化社会学部 准教授)
17:00-17:20 コメント 見原 礼子(多文化社会学部 准教授)
コンペル ラドミール(多文化社会学部 准教授)
17:20-17:50 ディスカッション
ポスターはこちらをご覧ください。
事前申し込みは不要です。
問い合わせ先:文教地区事務部 総務課 多文化社会学部総務班
TEL:095-819-2934
平成29年度版パンフレットを公開しました。
2017/06/27 トピックス
西北大学及び陝西師範大学(中華人民共和国)との学術交流協定及び学生交流に関する覚書を締結
2017/06/09 トピックス
このたび片峰学長が中華人民共和国の西安を訪問し,2017年6月4日(日)には西北大学と,6月5日(月)には陝西師範大学と,学術交流協定及び学生交流に関する覚書を締結しました。
西北大学での調印式では,本学側から中村則弘多文化社会学部長及び楊暁安同学部教授が,西北大学側から湯玉明国際交流興合作処長,王国棟同副処長,段建軍文学部長らが立ち会い,片峰学長と郭立宏学長が学術交流協定及び学生交流に関する覚書に署名しました。
陝西師範大学での調印式では,本学側から中村則弘学部長及び楊暁安教授が,陝西師範大学側から張凌雲国際交流興合作副処長,李娟國際交流與項目管理科長らが立ち会い,片峰学長と程光旭学長が学術交流協定及び学生交流に関する覚書に署名しました。
片峰学長は陝西師範大学での調印式の後,「Educational Reform in Nagasaki University」と題して学生や教職員に対して講演を行いました。
長崎大学と両大学はこれまでも研究者の交流がありましたが,今回の協定及び覚書の締結により,学生の交換留学やフィールドワークの実施先として更なる交流の活性化が期待されます。
- 西北大学との調印式
- 陝西師範大学との調印式
英語カフェのご案内
2017/05/29 トピックス
多文化社会学部では、実践的かつ生きた英語力を培うべく、毎日「英語カフェ」を開催しています。英語カフェのプログラムは定期的に変更されますが、自分の興味・関心に沿って選択でき、参加回数に上限もないため、毎日参加することも可能です。 語学力の向上は、日々のたゆみない実践と努力の積み重ねがあってこそのものです。楽しみながら発信力を鍛え、真の英語力を身につけましょう!また、将来の留学を見据えた、協定大学の案内や、実際に留学を経験した学生の留学体験談などを紹介する「留学カフェ」も開催しています。ぜひ参加して、チャンスをものにしてください!
(留学カフェや特別セッションの様子はこちらをご覧ください。 )
英語カフェ ラインナップ(2019年度前期)
<英語カフェ 月間カレンダー>
2019年度前期 4月(1年生)―オリエンテーション資料を参照してください。
<2019年度前期 英語カフェ時間割>(PDF: 231KB)
英語カフェについて
内容や形式別に、複数のカフェを開催しています。2019年度前期は、1年生対象の「フレッシュマン・カフェ」、2年生以上対象の「アドバンスト・カフェ」、全学年対象の「国際交流カフェ」「Knowledge Exchangeカフェ」を開催しています。予約なしで参加可能。詳細は以下のとおりです。
フレッシュマン・カフェ(1年生対象)
英語を聞く・話す習慣をつけるだけでなく、IELTSやTOEFL等の検定試験にも対応できる英語力を養います。毎回異なるトピックに基づく議論を積み重ね、英語で論理的に考え、意見を述べる力を養う「アカデミック」や特定のコミュニケーション・スキルに焦点を当てた「コミュニケーション」を週4回 (月3、火3、水4、金5)、多文化ラウンジで開催します。
アドバンスト・カフェ(2年生以上対象)
これまで培ってきた英語力をさらに磨き、向上させるため、2年次生以上を対象とした英語カフェ「アドバンスト・カフェ」を開催します。英語を聞く・話す習慣を維持するだけでなく、IELTSやTOEFLにも対応できる英語力を養います。毎回異なるトピックに基づく議論を積み重ね、英語で論理的に考え、意見を述べる力を養う「アカデミック」や特定のスキルに焦点を当てた「ビジネス」や「サバイバル」を週4回 (月2、火4、水3、木2)、多文化ラウンジで開催します。助教が実施し、予約なしで参加できます。
国際交流カフェ(全学年対象)
留学生との交流を希望する学生や将来グローバルな環境で働くことに関心がある学生を対象にしたカフェで、月に1、2回程度実施します。国際交流ディレクターがモデレーターとなり、毎回、以下のような方を発表者として招いて、現代社会、国際交流、留学生活等について活発なディベートを行います。
中長期留学から帰国した多文化生、協定校からの受入留学生、協定校からの来訪者
学部受入の外国人研究生、大学院に在籍している外国人留学生
また、中長期留学の提携校の紹介や留学生活についての情報提供、共有も行われますから、留学を目指す学生は積極的に参加してください。詳しい開催時間・場所は、メール・多文化ラウンジの掲示板にて知らせます。
Knowledge Exchangeカフェ(全学年対象)
知識交換を目的として、留学生と日本人学生が交流を促進するため、Knowledge Exchangeカフェを週1回(木5)、多文化ラウンジで開催します。お互いの国や文化について情報交換を行ったり、お互いの宿題を手伝ったり、お互いの言語を教え合ったり、と留学生と日本人学生が自主的にザックバランに交流できる場としています。留学生と日本人学生が節度を持って交流を行う限りは、内容や使用する言語に制限は設けません。助教は常駐せず、1, 2年次生の有志がファシリテーターを行ってくれます。外国人留学生と交流できる格好の場ですから、是非、多文化ラウンジに立ち寄ってください。また、参加する際には、チューターをしている留学生にも参加を呼びかけてください。
IELTS・TOEFL iBTサポート
英語カフェに参加すると、1回につき1ポイントを集めることができます。集めたポイントで、1ポイントにつき1回(30分)、助教による個別指導(IELTS・TOEFL iBTのスピーキングテスト対策指導、ライティング添削指導)を受けることができます。スピーキングテスト対策指導を希望する場合、「オンライン予約システム」で予約してください。
「多文化社会研究」Volume.3が刊行されました
2017/05/24 トピックス
多文化社会学部の紀要「多文化社会研究」Volume 3(2017年3月)が発行されま
した。こちらからご覧いただけます。
※こちらをクリックしたら、紀要のリンクに飛ぶ
多文化社会学部公開講座『多文化を学ぶ、多文化を生きる』
2017/05/10 トピックス
複数の文化的・言語的背景を持った人びとが、共に働き、生活するという状況は21世紀になって初めて生じたものではなく、人類の歴史の最初期からありました。しかしグローバル化が急速に展開することによって、人・カネ・モノ・情報の移動がこれまでにないほど大規模になったことで、複数の文化や言語が同じ社会の中で共生する状況は特に珍しいものではなくなりつつあります。
この講座では、(1)多文化状況に対して学問的にアプローチするための切り口にはどのようなものがあるのかを学ぶ【高校生向けにアレンジした学部専門科目】、(2)英語及び異文化の特徴を適切に理解し、多文化状況の中で効果的に意見発信を行う方法を語学学習を通して学ぶ【最新の理論に基づく英語授業】、(3)自分とは異なる立場に立つ人々の主張を理解し、さらには彼らに向けて発信するためのリテラシー(読み・書きの力)の土台を身に付ける【批判的に読み、論理的に書くための文章講座】を開催します。
主催:長崎大学多文化社会学部
日程:平成29年8月3日(木)~4日(金)
対象:高校生
受講料:3,000円(公開講座当日に受付にてお支払いをお願いします。)
会場:長崎大学文教キャンパス(〒852-8521 長崎市文教町1-14)
定員:長崎県外の高校生…15名(お申込受付は先着順とし、原則として定員に達した場合、お申込受付終了とさせていただきます。申込の際は申し込みフォームより送信して下さい。)
長崎県内の高校生…35名(長崎県内の高校生は,所属する高校にお申込みください。)
申込期限:平成29年6月26日(月)
詳細はポスター(PDF版、1.0MB)をご確認ください。
公開講座の概要
【問い合わせ先】
長崎大学文教地区事務部学務課(多文化社会学部)
Tel: 095-819-2030
E-mail: hss_gakumu @ ml.nagasaki-u.ac.jp
多文化社会学研究会「東アジアから眺望する世界史」
2017/03/01 トピックス
多文化社会学研究会「東アジアから眺望する世界史」
趣 旨:
従来、東アジア海域史は、東アジアにおける強固な一国史(日中朝)的枠組みを相対化するうえで、きわめて有効な視座を提供してきた。それは、海域史の持つ開放性に由来するものであり、この点は海域史の貢献として揺るぎのないものである。しかし、他の枠組みがそうであるように、海域史が語られれば語られるほど、一方で既存の枠組みを相対化しつつ、海域史そのものに領域性が付与されるようになっていくのも事実である。こんにち、一国史観の限界が明白になり、他方で、世界史やグローバルヒストリーが待望されるなか、いま一度、海域史の可能性と限界とを確認し、特に東アジア海域を対象にして、世界史やグローバルヒストリーに連続しうる海域史の新たな可能性を問う。
日 時:2017年3月7日(火) 13:00~19:30
場 所:長崎大学多文化社会学部 総合教育研究棟12階演習室8
プログラム:
13:00-13:30
鈴木英明(長崎大学)「趣旨説明:東アジアから眺望する世界史」
13:40-14:20
中島楽章(九州大学)「ポルトガル人のインド到達と中国情報」
14:25-15:10
向正樹(同志社大学)「モンゴル治下中国東南沿海部におけるホラズム遺民」
15:15-16:00
伊川健二(成城大学)「中国島嶼部交易の平和と戦争
16:10-16:55
山内晋次(神戸女学院大学)「海を渡る硫黄-14~16世紀の日本・朝鮮・琉球・明-」
17:00-17:45
野上健紀(長崎大学)「アジアの海を越えた陶磁器」
17:50-18:35
四日市康博(昭和女子大学)「ユーラシアからみた獅子・狛犬文化—宋風獅子を見直す」
18:45-19:30
総合討論
多文化社会学部のキャリア教育
2017/01/15 トピックス
長崎大学広報誌「Choho No.58(冬季号:2017年1月発行)」で、多文化社会学部のキャリア教育に関する記事が掲載されています。是非ご覧ください。
学部別のキャリア教育「多文化社会学部:一日一社の企業紹介と業界案内」(PDF版:1.1MB)
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